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ハーフなBABYの育ち方

ハーフなBABYの育ち方

Reincarnation ― 生まれ変わり

結婚をして間もなく、だんなの大切なおじいさんが亡くなった。
だんなは私に、「reincarnation ― 生まれ変わりを信じるか?」と聞いた。
私は「多分信じる」と答えた。
そしてその後、間もなくして、おなかに新しい命が宿った。

私のマタニティーライフは、辛い悪阻を経験した時は、先の見えない山道のようだった。
噂には聞いていたが、食べ物の匂いがこんなに鼻につくとは。。
ご飯を作るのもいや、そこでだんなはせっせと自分でクッキング・・・それも、たまらんとベットルームに逃げ込む。
アルコールのにおいも駄目。大好きなビールも遠慮しながら飲む、だんなには、大層まずく感じたことだろう。
まさに2人の愛の結晶!!!??を育んでいるのに、2人の距離は、離れていくかのようだった。。
。 が、山道の上り坂を登りつめた後は、下り坂が待っていた。

安定期に入ってからは、まさにHAPPYマタニティーライフが待ち受けていた。
こんなにカンガルー生活が楽しいとは。 まわりのみんなも、妊婦だと、いたわってくれる。このままずーーーと妊婦してたい!とまで思った。

しかし、また先には上り坂があった。
なんと血液検査で引っかかった。そして、妊娠糖尿病発覚。 医者からは、食事制限と、軽いエクササイズを提言される。そして毎日、食後の血液検査。
エクササイズは良しとしても、悪阻後食べ物を謳歌していた矢先の、食事制限は、辛かった。
検査結果は全てノートに記し2週間おきに医者にcheckされる。
糖が出た日などは、赤点をとった落第生のような気分であった。 しかし、そのかいあって、妊娠後期には糖はでなくなっていた。
あとは、babyの登場を待つだけの生活となった。

つづく



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