日曜日に行った選挙の投票場で見た少年野球について
投票場が小学校だったのですが、グランドでは少年野球の試合をしていました。帰りながら見ているとランナー1塁、3塁で1塁ランナーが盗塁。捕手が2塁へ送球しましたが、盗塁成功。時代によって変遷がありますが、相変わらず対応が難しい局面を見れました。僕が小学生だった35年位前は3塁ランナーの本塁突入のために・捕手が三塁へ送球(捕手が二塁への偽投有無)・投手がカット・二塁手がカットという守備形態がありますが、最後の二塁手がカットするのが主流でした。しかし、どの守備も二塁へ送球されないので盗塁は防げず、1塁ランナーは真面目に走らなくてもセーフになる状態でした。僕が6年の時も1塁ランナーは無条件で盗塁成功という状態でしたが2塁への盗塁を阻止する為に、当時の監督は考えました。①捕手は二塁へ送球する。②二塁手はカットポジションに移動する。③遊撃手は2類ベースカバーに移動する。④三塁手が3塁ランナーがスタートした時に「カット」と指示する。⑤それ以外は二塁手はカットをせずにスルーする。⑥捕手からの送球を2塁ベースカバーの遊撃手が捕り、走者へタッチ。これをやるとほとんど2塁への盗塁が失敗となりました。今から思うと小学生にはかなりの高等戦術でしたね。欠点は守備がセンターラインに重なりすぎるので、ヒットエンドランをされると塁間の当りは無条件にヒットになることですが、当時の少年野球だとヒットエンドランはほぼなかったので、かなり有効でした。そう思うと、今の少年野球はヒットエンドランも良くあるのかな?