1月と2月に読んだ本
世田谷食品。谷中輝雄編『谷中輝雄論考集2――かかわり』やどかり出版訳あって読み直し。読み直すたびに発見あり。というか、同じことばかり書いてるな(笑)谷中輝雄編『谷中輝雄論考集1――生活』やどかり出版でも、面白いんです。ユリイカ12月臨時増刊号『「シン・ゴジラ」とはなにか』青土社最初は興味深く読み進めることができたが、中盤辺りから聞いたことのない連中が好き勝手なことを書いた感想文の連発に眩暈。谷中輝雄『生活支援――精神障害者生活支援の理念と方法』やどかり出版またしても同じことが書いてありますが、人間って同じことしか言えないのではないかと。藤子・F先生なんかも全集読むと一貫して同じことしか書いてないのがよく分かる。全国精神障害者社会復帰施設協会編『精神障害者地域生活支援センターの実際』中央法規読み込み過ぎてボロボロ。青かったなあ(みんなすべて)。谷中輝雄編『精神障害者の生活の質の向上を目指して――全精社協10年の歩み』やどかり出版今や貴重な珍本。いかに全精社協がずさんな運営をしていたのかよく分かる。当時はそんなつもりで書いた訳ではないでしょうけど。面白すぎ。谷中輝雄編『これからの社会復帰』やどかり出版「とりあえず出しましたよ」みたいな一冊。でも発信し続けることは大切だと思います。小林泰三『ウルトラマンF』早川書房読むに値しないけど読んでしまった駄本。やどかりの里編『春はまだ来ないけど――やどかりの里歩み20年』やどかり出版悲惨なタイトルの本。面白いけどもうちょっと考えようぜ(笑)。内容は極めて貴重でした。やどかりの里編『危険な賭け 新しい創造へ――精神保健法に基づく施設づくり』やどかり出版売る気があるのか、甚だ疑問に感じるタイトルです。内ゲバエピソードが素晴らしいです。やどかりの里編『共に担った「危険な賭け」――泣いて笑った5年間』やどかり出版またしても悲惨なタイトル。内容も悲惨。赤裸々過ぎて泣いて笑えます。斉藤とも子『きのこ雲の下から、明日へ』ゆいぽおとレッドビッキーズの2代目女監督による修士論文が元になった一冊。内容もさることながら力の入れ具合がすごいです。見習わないといけません。ホント。清原和博『男道』幻冬舎引退時に出版されたもの。甘いことがいっぱい書かれてます。自分に甘すぎ。しかも脆い。薬物に手を出したのも納得できます。立岩真也・杉田俊介『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』青土社立岩と杉田の対談が微妙に噛み合わないまま進行していくところが本書の最大の魅力だと思う。微妙どころか全然噛み合ってない箇所もあったりして面白いです。