106529 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

撃拳の日々

撃拳の日々

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

dpo

dpo

Freepage List

Favorite Blog

継続こそ力なり! 竜明9351さん

Comments

ike@ はいはい お待ちしております。(^ ^)
トッキー@ Re:スパーリング 押忍 IKEDA先生 近々稽古出させて頂きますω
moririn@ Re:東北関東大震災における地元小学校の対応について その4(04/12)  その通りですね。大事な子供をあずかっ…
Google@ 弥生軒のおばちゃんです dpoさん、あまり無理はなさらぬように。 …
dpo@ 遅くなりました 大変ご無沙汰しております。お怪我の方、…
2007年04月21日
XML
カテゴリ:回想
20年前を回想する…

当時所属していた会の会長の、冷たい視線が今でも、昨日の事のように、脳裏に蘇る。
また、会長が私に向けておっしゃったことも、良く覚えている。
そして、あれから二十年、今になり、後進を指導するようになり、その当時のことが脳裏に浮かぶとともに、その頃の会長の心境の一端が、初めて理解できたような、気がする。

当時の私は大学生で、体育会のウエイトリフティング部に所属しており、毎日、ウエイトリフティングの稽古に励んでいた。体も相当、鍛え込んでいた。
そんな私に会長は、会話の中で、それとなく、ウエイトリフティングに集中することのリスクを説いていた。当時の私は、自分が取り組んでいることを否定されたような気がして、反感を抱くだけだった。
しかし、会長の真意は、空手に専念して欲しい、ということだったのだと思う。

他所の支部の道場生から聞いたことだが、会長は、そこの道場に指導に行った際には、私に対して、かなり期待している旨の話を良くしていたのだそうだ。しかし、これも後から知ったことに過ぎない。

当時の私は、会長の、「しょうがないな、コイツは」という感情を、会長の言動の端々に、敏感に感じ取っていた。そしてそれは、自分に対する失望に、ダイレクトにつながるものだった。

そして、つい最近まで、私は武道空手道の「道」を降りた者であり、落伍者である、という思いを抱き続けていた。

が、自分が後進を指導するにあたり、当時の会長は、こういう心境ではなかったのか、と思うに至った。二十年以上経過してしまったが…

何が腹が立つといって、才能も若さも持ち合わせながら、自分で限界を作り、殻を破ろうとしない若者に、正直、腹が立つ。
もっとできるだろう! やろうと思えば!! なぜ、やろうとしない?! 
才能が無い生徒には、そんな思いを抱きは、しない。
肉体が若く、無理も無茶も冒険もできる時期は、短い。その時期を、意味なく過ごして、後に何が残るというのか。
どんな手法で発破をかけても、前に進もうとしない生徒を前に、空回り感が、徒労感だけが、積もっていくが、しかし、それは、かつての自分の姿でも、ある。。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年04月22日 00時30分17秒
コメント(0) | コメントを書く
[回想] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X