歴史講演家 ナルトハジメの自分史 吉田松陰

2004/12/08(水)22:15

反戦は聞き飽きた!大切なのは、知識ではなく、先人の思いではないのか

歴史論(11)

反戦教育、すなわち今の学校の歴史の授業って、すっごく退屈だ。 日本の歴史といえば、悪いことをしたということの連続。自虐史観の押しつけ。知識の羅列で、タブーだらけで…。こんな授業では、子供たちは退屈である。 これでは、戦争を起こさないという本来の教育の意図?はほとんど達成されないと思う。(もちろん反戦。それは僕もすごく大切なことだと思う。) 歴史の授業で寝ている、歴史に興味がない子供たちが増えている。その子供たちはある意味とっても正直だと思う。 ある意味子供たちは素晴らしいとさえ思う。歴史の授業で寝ているあなたはすっごくまともな感性をしています。なぜなら、学校で行われる歴史教育は、知識を詰め込むだけの無味乾燥なものだからです。彼らは、本能的に嘘で塗り固められた歴史教育を全く無視しているのです。 歴史は人間の営みの記録です。本来は事実の羅列のみならず、そのうらにある、人間の思いを中心に教えていくべきではないでしょうか? しかし、現状の歴史教育では事項を暗記させるだけ(しかもその事実は偏向したセレクトである)で、先人の善良な思いは全く伝えていません。 伝えることは一種のタブーなのです。日本という国が、今も存在しているのは、先人の血と汗と涙の努力のおかげなのですが、そのことを、歴史の授業で教えることはありません。そういうことを言うのは「右翼的」で進歩的ではないとされているからです。 いってみれば、真実を曲げて、歴史を教えていると言っても過言ではないのです。嘘の授業、こんな授業はつまらないのは当然なのです。(これが、占領軍のしかけた巧みな罠なのです!) そして、自国に誇りを持てない国民が増えていく…。 そんな現状は食い止めなければならない。決して日本を極端に賛美するつもりもない。日中戦争で中国に迷惑をかけなかったとも言わない。日本が全て正しいなんて言わない。ただ、世界の中の日本という位置づけで、日本を相対化して、日本にも悪い面だけでなくいい面もあったのだと言うことを後世に伝えていきたい。 僕は、熱い思いで、あなたのハートに先人たちに変わって先人たちの思いを届けて行きたいと思う。それが僕の生きる使命だと思っている。

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