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2007/08/01(水)19:18

ドトールとスタバ

本(154)

アントニー・ワイルド著『コーヒーの真実』 映画2001年宇宙の旅は宇宙と宇宙船の描き方を後世に残した。映画ブレードランナーは近未来の都市像を残した。で、その映画が何を後世に残すかは、公開当時はわからない。いろんな新しいものが盛り込まれている。だが、なにがどういう形で残っていくかは、10年から30年しないとわからないものである。 で、ドトール。出来たときはとにかく安くコーヒーが飲める、そればかりが印象的だったし、実際それで成功した。だが、今思うと、コーヒーの立ち飲み文化をつくったんだなと思えてくる。昔、労務者は立ち飲みの一杯飲み屋で、仕事が終わると酒を飲むのが文化だった。サラリーマンは駅の売店のジューサーに入ったジュースを飲むのが文化であった。そういう系譜にドトールを位置づけることができるのではないだろうかと。スターバックスとドトールの違いは立ち飲み屋であるかないか、なのだろうかなどと。

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