有馬温泉月光園便り

2008/05/02(金)20:35

明後日はこどもの日。

◇わたくし事◇(305)

こどもの日といえば、新聞紙でかぶとを作って遊んだ事を思い出すのではないでしょうか。 私、新聞紙で折ったカブトをかぶって喜んでいたら 『カブトは男の子のだよ』 といわれました。しかし!私はお雛様を折るよりもカブトの方が好きでした。 一時期ツルややっこさん以外の折り紙の折り方を忘れてしまって、 先ず折り紙の遊び方を忘れたことに気付いたのが知人の娘さんに 『ツル折れる?』 と聞かれたことが始まりでした。 折れるよ、と折ってあげると私の手元をじーっと覗き込んで、 その目がもうそれはそれは楽しそうに見つめるものですから私も楽しくなり、 『じゃあやっこさんも作ろうか』 と、折り始めたのです。 しかし・・・幼稚園児恐るべし。 ある日、1週間ぶりくらいでしょうか、再び会ったその子は笑顔で私にこういいました。 『あのねー、今日先生が恐竜を折って見せてくれたの、折ってー。』 私の子供時代に果たして恐竜の折り方など幼稚園で教えてくれたでしょうか・・・ 家族にだまし舟を作ってもらってはその構造が謎のまま首をひねっていたような私です。 わからないことが楽しいと思える時代でもありましたが。 今の折り紙は凄いなぁと思うとともに、昔は知っていた折り方をたくさん忘れたものだと実感いたしました。 カメラ、ウサギ、カエルに風車。やっこさんには袴がセットでした。 『・・・どうやって折るのかなぁ?』 その後、一時的にではありますが、折り紙の本を図書館でかり、 せっせと尾長鳥(?)か何かの折り方を覚えようとした記憶があります。 そんな最近の折り紙、私が子供の頃に習ったカブトとは違ったものがあります。 久しぶりに折り紙で遊んでみるのも楽しいですよ。 平成20年5月2日(金) 有馬温泉月光園 岡本

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