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2008年05月15日
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カテゴリ:◇わたくし事◇

今朝、有馬町内を月光園へ向かってトコトコと歩いておりますと、視界の左上方を黒い物体が掠めました。


「・・・ツバメかな。」

お土産やさんの軒先のライトのところに巣を作ろうとしておられる姿が確認できました。

「熱くないのかな。」

と思いつつ歩みを進めた私ですが、ふと、先日の外出先での出来事を思い出しました。

その日私はドライブインに立ち寄りました。
そのとき、子供や大人が一度は目をやる場所があり、しかもそれは傍観者の位置からみるとどうにも屋根の一部なのです。
不審に思った私は、眺める人々へ混ざりました。そこにいたのが、巣作りにいそしむツバメだったのです。

もうそんな季節か。そう和やかな気分になっている私の右前方にいる女性が小さな子供に話しかけました。

「あやちゃん、あれがスズメよ。」

いや、あれはツバメでしょう。と私が心の中でツッコミをいれておりますと、小さな子供(おそらくあやちゃんというのでしょう)の逆側の隣に立っていた若い女性がスパッとひとこと。

「おかあさん、あれはツバメです。」

ナイスツッコミ!と思わず心でガッツポーズいたしました。しかし・・・

「つずめーー」

小さな子供は短時間でひとつのものの名前を2種類聞いたうえに、片方へ訂正が入ったという、知らないものを記憶する際には適していない複雑な状況に置かれたからでしょうか。見事に二つの鳥類の名前を複合させました。ある意味才能。

私、見事な合成にその場で噴出すわけにもいかず、そっと別の場所で笑わせて頂きました。
それにしましても、子供というのは不思議です。動物の子供は先ず言葉が完全に通じないのである程度の諦めが生じますが、人間の子供は言葉をどう受け取ったのかによる反応が大変個性的で、だからこそ愛らしいのだなぁ、と思いました。

あのドライブインのツバメの子供も、"つずめ"のあやちゃんも、すくすくと元気に成長して下さる事を祈るばかりです。


平成20年5月15日(木)
有馬温泉月光園 岡本






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最終更新日  2008年05月15日 18時45分10秒
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