月光院璋子の日記 beside you

2007/09/30(日)00:46

こころ尽くし

日々の暮らし(234)

シャンパンでほろ酔いになる前に、 今日届いた「心尽くし」のパンをご紹介させていただきますね。 佐倉市に住む女友達から、彼女が焼いてくれたパンが夕方届きました。 この夏に来仙した友人です。 そのときは、家の中が解体工事のために塵灰が飛び散り、 打ち合わせのために日参していた拙宅の中を靴を履いたまま歩くという状態でした。 水も使えない(給水管、給湯管、配水管など全部撤去している最中ゆえ、当然ながら)状態だったにも関わらず、10年ぶりの再会が拙宅となり、お茶の代わりに缶コーヒー。 せっかく会いに来てくれたというのに、 おもてなしもで出来なくて、 一緒にホテルに泊まった次第でした。 そろそろ工事が終わる頃だろうと 焼いて送ってくれたのです。(連絡もしていないのに----) その心尽くしに涙が出そうなほど--- この香ばしい彼女のパン、 明日の朝食にいただこうと思います。 可愛がってもらった娘も大喜びで、 「母上、私からもお礼のメールを送りたいの。いい?」と。 本当に有難う---- 完成した浴室とトイレ、ユーティリティ、 そして今度来仙したときに彼女が泊まることになるゲストルームの写真を、 メールに添付して送ることにしました。 友情というのは、 年を経るごとに篤くなっていくものですね---- これもまた、人生の恵みです。 ちなみに、 彼女はケーキ作りという趣味が嵩じて、 都内に住んでいた頃はおしゃれで評判の自由が丘の某レストランに 彼女の手作りのケーキを卸していた程の腕前。 同じマンションで生協活動がご縁で親しく行き来するようになり、 ケーキ作りを仕事にしたいという相談を受けたことが、いまとなっては懐かしい。 わたくしや子供たちのバースディなどの記念日をはじめとして、 拙宅でのパーティの折には、いつも彼女の焼いたケーキがあり、 彼女が切り分けてくれるそのケーキを皆楽しみにし、 そして誰もが喜んでいただいたものでした。 だって、とっても美味しいから。 ケーキ作りの腕もさることながら、 心づくしのケーキだから。 ケーキやお菓子、そしてパン、 彼女が焼いてくれたそれらを堪能できたあの頃、 出産後の闘病の後に復帰した仕事と。そして最初の子育てとの両立で、 わたくしにとって人生最大のピンチだった時代だっただけに、 彼女の心づくしのケーキで支えられた時期でもありました。 そして、彼女もまた、結婚後仕事をやめたものの不妊治療で苦しんでいました。 けれど、当時1歳だった愚息をわが子のように可愛がってくれました。 そんな時代を共にしている友人---- 改めて、彼女との縁も、 わたくしの人生の恵みの一つだと 心から思います。 友情に乾杯♪と思って下さった方、 こちらの「気まま」をクリックして下さると嬉しいです。    ↓ それと、 こちらも今夕頂戴しました。 当市で看護婦さんのお仕事をしていらしたのですが、 田舎に帰られるということで、挨拶に見えた女性二人から。 お心遣い、有難う---本当に。 ご家族のおられるご実家に帰られる彼女たちに、 幸いあれと祈りたいと思います。

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