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カテゴリ:宝石買付け
前回の
スリランカ宝石紀行の続きです。 宝石鉱山での買付では、 ユニークな宝石に出会うことがあります。 私も 相手をしてくれる鉱山の娘さんも 宝石学やインクルージョンの魅力にはまっているので、 ビジネスで売れるという観点より、 希少性、 珍しいものに心が惹かれます。 こちら、 採掘中に見つかった サファイアのビーズを見せてもらった時、 かなりの時間をかけて10倍ルーペで見つめてしまいました。 気になったのは、 インクルージョン この白い三角の物体 鉱物というより、人造物みたい これまでサファイアのインクルージョンで、 こんな完璧な表面がスムーズに見える 三角・・なんて、見たことがない (((( ;°Д°)))) そこで私が考えついたことは、 まったく宝石学とは関係ないのだけど・・・ (↑おいおい^^;) これは、 何万年か、何千年か前に、 現在と同じかそれより進化した文明があって、 その時に作られた、 携帯電話かパソコンのプラスチックの欠片である でも、 プラスチックだと サファイアの融点が2000度を超えるので、 融点が約200度くらいのプラスティックでは無理なわけで、 おそらく融点が1000度は超えるようなもの・・・・ ・・・なんて、ことを、言っていたら、 彼女、いわく (↑FGAとGIA.G.Gの資格を持ってる) もしかしてそれは、 ヴィマナかもしれない ヴィマナは、 古代インドの古典に出てくる 空を飛ぶ乗り物で、 インドからスリランカにも飛んできて 誘拐されたお姫様をヴィマナで救い出すというもの だんだん、 ・・・・・宝石以上に壮大な話に展開していく・・・( ̄∀ ̄)・・・ もっと物証を出してみましょ。 コチラ↓ ホワイトサファイアの中に 同じく白い物体が・・・メタリックに輝いている 何なのかが気になる・・・・ そこで、 宝石学のデリムニ先生に 写真をお見せし、 私の古代人造物説をお話したら、 一言・・・ ははは~、これ、カルサイト(方解石)じゃないかな~? サファイアの中に存在するカルサイト (Photo ATLAS より) 科学的(化学的)に解明されないことが、 おもしろいこともあると思う・・・ ヴィマナがあったと想像しながら、 このサファイアのビーズを眺める・・・ こういう風な宝石の楽しみ方も このインクルージョンの存在のお蔭ですね(*⌒∇⌒*) Gem-A(英国宝石学協会)の学会に参加する為ロンドンに行きます。 メールやコメントのお返事が遅れるかもしれません、すみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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