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カテゴリ:レシピ
メチャクチャ美味い!
って思う我が家ならではのレシピって何処の家庭にもあるはず。この一品だけは絶対自分の家が一番美味い!!いわゆるおふくろの味。代々受け継ぐ○○家の一品。 僕の両親は両方とも九州は宮崎出身である。 4,5年に一回は僕も行くことがあるのだが、それぞれの家でご馳走という概念が違う。 父の実家のご馳走といえばそれこそ肉!!僕が行くと滞在中焼肉が何度も出てくる。父の弟が祖父と一緒に暮らしているのであるが、その伯父が肉大好き人間! 魚屋、料亭で勤めていた経験があるのに「魚はおかずにならん」と豪語している。 母の実家のご馳走は、自分の畑で取れる野菜の煮物中心。食卓はいつも薄茶色。煮物のオンパレードである。あそこの家で肉を食べた記憶はほとんどない。しかも皆少食。。。 要は食い気がないらしい。 じゃあ、我が実家はというと、母は肉を買っては父がそれを駄目出しする。「肉ばっか買ってこないで野菜買ってこい!!」って・・・(笑 そんな我が家の絶品レシピといえば二つ。 「豚の角煮」と「肉味噌」。 両方とも独自のレシピがあるが、今回は「肉味噌」のレシピを公開したい。 おにぎりの具としても僕はこいつが一番いい。焼酎にも抜群の相性である。 この料理、料理というよりは保存食に近い。沖縄で油味噌というものがあるが基本的に味噌そのまんまに近い。 豚肉は美味ければ美味い物の方が良い。国産黒豚ひき肉などがあればよい。 味噌はマルコメ程度のもので十分。 材料:豚挽き肉(赤身:脂=8:2位のもの)200g ネギ一本 卵一個 しょうが にんにく 砂糖大さじ四杯 酒 味噌300g 一味唐辛子適量 注意として本来は全部適当。味を頼りに作るのが一番いい。 まず、下ごしらえとしてネギは粗みじん切り。大量で良い。 しょうが、ニンニクは摩り下ろしでもみじん切りでも良いのでややしょうがの方が多めにしておく。 次にフライパンに油をひき、しょうが、ニンニクを炒めひき肉を入れる。ひき肉はポロポロとするように崩しながら火を通し、色が変わった頃にネギを加える。 強火で豚肉とネギの香ばしさを出し、同時に豚の脂をにじみ出させる。 そして味噌を入れるのだが、そのままフライパンの真ん中にズドン!油で味噌が焦げるようにゆっくり味噌を炒め、その後味噌が伸びるギリギリの酒を入れる。量にして50ccくらいかな。 中火に戻し、全体がなじむまで炒めたら砂糖、一味唐辛子をいれさらにひと炒め。 最後に弱火にし卵(全卵)を入れすばやく全体となじむようかき混ぜる。このとき卵が見えてしまうようなかき混ぜでは足らない。味噌に溶き込ませるように、なおかつ火をしっかり通す。 フライパンを煽ってみて、一振りでオムレツのようにペタペタときつめのペースト状になればOK。 火を止め、冷やし固まってくれば完成!! 新米が出たので早速作り、食べてみたがそれだけでご飯2膳はいける!あったかいご飯に味噌を付けて食べる。シンプルだが温かい味わい。 冷蔵庫で一週間は持つし、見た目ほどしょっぱくないのでこの程度であれば普通に食べきってしまう。 お子さんのお弁当にもきっと喜ばれるし、晩御飯が出来るまでの旦那さんのおつまみにも最適!肉味噌単品ならさらにネギを振りかけてやるとよい。 味の想像が出来ない方がいるかもしれないが、ナスとひき肉の味噌炒めに近い味と思っていただければ結構。 何処の由来の料理かは知らないし、実際に作り方を教えてもらったこともないがいつの間にか僕のレパートリーに加わっていた料理。 何度も繰り返すようだが、単純でいて絶品! 主婦の方も、飲んべいの方もぜひぜひ試してみて!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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