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今年のK-1GP決勝は2年連続でレミー・ボンヤスキーと武蔵の対決。
そして、今年も決勝だけで5ラウンドに及ぶ激闘の末、 レミーの僅差の判定勝ち。 レミーが2年連続のK-1GP王者となった。 アンディが、ホーストが、アーツが、あるいはマイクが活躍していた 創成期からのK-1を見てきた私にとっては、 なんとなく小粒になった感は否めない。 KOもほとんどなくなってきたし。 でも、今のK-1は本当に実力差がなくなってきている。 特にGP決勝は優勝するためには3回勝たなければならない。 そんな紙一重のレベルの差でKO勝利を期待するのは難しいし、 それを期待することは酷なのかもしれない。 純粋に見れば、決勝の5ラウンドはそれぞれの意地と勝利への執念がぶつかりあった 激しいものであった。 しかも、それぞれがそれまでに8ラウンド、7ラウンド戦ってきた後に、である。 レミーはチャンピオンにふさわしいし、武蔵も昨年以上にレミーに喰らいついて、 もしかしたら、本当に日本人初のK-1王者が 生まれるのではと思わせる内容だった。 K-1も確実に世代交代が起こっている。 そして、何事もこの2世代目が肝心で、 この世代がしっかりと繋ぐことができると、 その次に更なる発展が見られるはずである。 先にアンディなどの名前を出してしまったが、 これも私が歳をとってしまったことの象徴なのかもしれない。 F-1だってセナやプロストやマンセルやピケがいた頃はすごかった。 昔の方がすごかった、良かったなどと言ってしまえるということは、 昔のことを語れるほど私が歳をとったということだし、 人として最も華やかなりし青春時代の思い出を傷つけたくないがために 当時のヒーローはすごかったと言ってしまうのかもしれない。 なんだかんだ言いながら、 私はF-1やK-1を10年以上見てきているんだな。 それはそれでちょっと驚き。 でも、何にせよ、それだけ続けることはすばらしいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年12月04日 23時58分55秒
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