|
カテゴリ:カテゴリ未分類
いまNHKの報道番組に対して政治が介入したか否かという論議が起きています。先の第二次世界大戦時の東京裁判をめぐる番組に、自民党の議員が圧力をかけたか否かということです。その報道が朝日新聞に掲載され、その反論を昨日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」で自民党の安倍氏が述べていました。
安倍氏が圧力をかけたかどうかははっきりとわかりませんし、証明できるものがまだないため、その是非は問えない段階です。私はこの背後に何かあると思うのです。 初めに触れたいのが、朝日新聞というメディアの体質です。かつては、朝日新聞が北朝鮮は楽園だと報道し、移民を奨励したことがあります。また、中国共産党を賛美するような記事も多く見られるなど、社会主義、共産主義的な思想のメディアであることは疑いの余地はありません。私は社会主義や共産主義の是非を説いているのではなくて、朝日新聞が右翼か左翼かと問われれば左翼だと指摘したいのです。 以前から従軍慰安婦の問題を持ち出すなど、自虐的な報道を垂れ流す新聞だと思っていましたが、私は今回の問題で朝日新聞は北朝鮮の圧力を受けているのではないか、と思うようになりました。 従軍慰安婦の問題を持ち出すことで一番得をするのは誰でしょうか。戦争の賠償を求める北朝鮮です。拉致問題にからんで北朝鮮への経済制裁を唱える安倍氏を攻撃することで得をするのは誰でしょうか。北朝鮮です。いずれも北朝鮮のゼニがらみの話であり、大した産業もなく、国際経済から孤立している北朝鮮が、資金源を日本に求めているということのように思えます。 従軍慰安婦のときは人権を、安倍氏への記事のときは表現の自由を、というように巧みに権利の問題にすり替えていることも特徴です。 そもそも、メディアに対して政治が圧力をかけるなどということは当たり前のことです。それは夕方6時ごろのニュースを見ればわかるではありませんか。みな同じことを報道しているのは誰かが統制しているからです。圧力をかけていることなど自明のことで、いまさら表現の自由の問題を取り上げるまでもないのです。 あえて取り上げているのはほかに意図があるからであり、その意図とは北朝鮮が拉致問題で不利に立たされたことを巻きかえすことにあると思います。他人の遺骨であることがばれないと思っていた北朝鮮としては、何とか経済制裁を免れたいからです。 日本政府は、北朝鮮の収入源を絶つように少しずつ手を打っています。彼らは飛行機で荷物を運べるほど燃料を持っていないため、ほとんど船舶で物を運びます。北朝鮮の船舶を入港させないようにすれば彼らは資材調達の道がなくなります。いつでも入港禁止にできるように法律は整備されています。 また、日本銀行券の偽札が出回るようになり、報道で取り上げられるようになったことも北朝鮮にとっては打撃のはずです。なぜなら、彼らは偽札で儲けていたからです。日本政府は馬鹿ではありませんから、北朝鮮が偽札を作って儲けていたことなど知っていたはずです。拉致事件で経済制裁をしなくても、この偽札を使えないようにするだけで大きな経済制裁になります。 つまり、新札の流通によってすでに北朝鮮への経済制裁は始まっています。流通する旧札はどんどん市中の銀行で回収され、偽札を露店で使うくらいしかできなくなりつつあります。パチンコのプリペイドカードでも儲けられなくなり、あとは麻薬と偽タバコくらいしか北朝鮮は収入源を持っていません。 今回のNHKの報道についての問題は、退路を絶たれた北朝鮮が生き残りを賭けて、強硬姿勢を取る安倍氏への攻撃とみて間違いないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月17日 12時10分15秒
コメント(0) | コメントを書く |
|