アウト・ドアめし

2013/04/13(土)05:41

上海緑化運動 都市に緑を 上海点描

中国(268)

都市に緑をもたらすことは必要である。静安彫塑公園では、公園内の緑化が都市のヒートアイランド現象の軽減として行われている。現地、在住ブログを読むと、公園内の芝生で子供が遊ぼうとすると、芝生に入らないようにと、注意されるそうだ。公園管理側も、緑地保護を目的としているのかもしれない。そこまで大がかりではないが、鳳陽路の路上では緑化スタンドがあった。こういう動きが、環境を変えて都市を住みやすくする。 静安彫塑公園は静安区成都北路の西、北京東路の北、石門二路の東、山海関路の南にあって、面積は6万数平方メートルである。現在スタートした一期工事の面積は3万平方メートル、主に緑地の建設である。彫塑公園の広い範囲での緑化は、都市の中心の「ヒートアイランド」現象の軽減に明らかな作用を果たすことができる。3万平方メートルの彫塑公園の温度を下げる力は、500台以上のエアコンに相当するという。 【送料無料】友をえらばば中国人!? [ 篠原令 ] 価格:1,400円(税込、送料込) 篠原令(シノハラツカサ) 1950年東京都生まれ。早稲田大学文学部中国文学科卒業。シンガポール南洋大学、韓国ソウル大学留学。渋沢栄一翁の孫、渋沢正一氏の秘書を経て、米国の生命保険会社でアジア諸国を担当する。その後、シリコンバレーでハイテクベンチャー企業各社に関係して諸業務に従事。80年代後半に拠点を中国に移し、北京で初めての独資会社、アスキー(中国)の設立、および、中国で初めての持株会社、セコム(中国)の設立を手掛ける。以来、日本の大手企業の中国進出についてのコンサルタントとして現在に至る。その間、非営利活動として、中国の緑化を推進するための小渕基金百億円を実現。さらに、日中緑化推進議員連盟の設立、安徽省巣湖の水質浄化プロジェクト、東京中国人学校設立準備委員会などに関与している。日経産業新聞(日本経済新聞社)で、月曜コラム「アジア・コンフィデンシャル」を担当(1997~99)。韓国人の妻との間に二人の娘がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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