バラ色の人生
「母の日」がウチにもやってきた。三男夫婦がカーネーションを持ってきてくれた。孫娘のチーとユリゾウは、わざわざオババをモデルにして、似顔絵まで描いてくれた。まー、全然似てないんじゃけど、そこはホレ、孫バカですわな。オババ大喜びじゃ。ワハハハ~。嬉しくなって、チーとユリゾウの二人をコンビニに連れて行ってなにやら買ってやったみたいじゃ。孫バカ!じゃ。妹のユリゾウが押し入れの中を覗きながら「あ~れ~? ないな~?」どしたんか?と思ったら、どうやら「人生ゲーム」を探してる様子。「人生ゲームがやりたい~」まだ、5歳のユリゾウ。金勘定をしないといけない人生ゲームは無理じゃろ。と、なだめてみるも、どうも、ルーレットを回して、コマを進めるのがオモシロイらしい。「人生ゲームが、や・り・た・い~!」それじゃあ、ということで、姉のチーも入れて、三人ですることにした。相手が7歳と5歳の子供ということで、もう余裕バリバリで始めた。初めの内は、順調にワシがリードしていたが、15分もすると、なんだか「目」が悪くなってきた。株で損をしたり、交通事故を起こしたり、失業したりルーレットを回せば回すほど、悪い出来事がワシの身にふりかかってくる。ゲームの途中で三男夫婦が「もう、帰るよ~」って言いにきたんで、最後に収支決算しようか、ということになった。姉のチーがプラス185,000ドル。妹のユリゾウがプラス240,000ドル。で、マジで大人のワシが・・・マイナス360,000ドル。どねんなっとんなら~?人生キビシイっす~。