あんたがいない夜

新年あけました。

みなさん、おめでとうごうざいます。

本年もよろしくおねがいいたします。






さて、今年の元旦は、
何をトチくるったのか、雲ひとつない快晴となりました。
そこで、すっかり気が動転してしまった我が家のジジババは
「おーい。こんなに天気がエエんじゃから、
鷲羽山にでも連れて行け～～～」とのたまうのであった。
こんな日に、わざわざ鷲羽山なんかに行ったら
人の波に飲み込まれてアップアップしちゃうどー。
とかいって、ちょっと脅してみたけど、
ぜーんぜん応えていない。
へいちゃらみたいだ。

児島線をズンズン南下して車を走らせた。
思いのほか、道はすいていた。
瀬戸自動車道の入口脇を通りぬけ、
瀬戸内海が見渡せる交差点にでた。

うううううっわ～～～～～～。

真っ青な空と、光り輝く海原。

でええれええええええええええキレイじゃが～～～～んんんん。



こんなん、久しぶりに見たわ。
ちょっと、気持ちが昂ったんで、
橋のたもとに車を停めた。



他には誰もいなくて、ちょっと得した気分（^-^）

そのまま車で東進。
展望台へ向かった。
ここも、あまり観光客がいない。
駐車場に停まってる車は、全部で20台くらい。
タイヤキ屋の前を素通りして展望台へ登る。



思ってたより、石段が多い。
ジジババ、苦戦。わははは。

途中のローソンで買って来たオニギリを食べながら
新春の瀬戸大橋を眺める。
う～～～ん。キレイだわ。



フト、視線をズラして見れば
「↑山頂」の看板が！！
すっかりイイ気になってるジジババ。
「あそこに行きたい～～～～」と
かわいくもないのに、ダダをこねやがる。
歩くのはチトしんどそうなので、
車で登った。

さすがに、山の頂だけのことはある。
遠く四国の島影までもがクッキリと見える。
わざわざ登ったかいがあるというものである。



あまりにも、景色が素晴らしいので、
ミョ～～～にテンションが上がってしまったババ。
持って来た使い捨てカメラでパシャパシャやりはじめた。




おいおい。
そんなに前に出たら、崖の下に落ちちゃうど。わははは！
もう、誰の注意する声も耳にはいらないババのうしろで、
呆気にとられていたのはジジだった。わははは！



正月早々、おもろい夫婦じゃの～。
長生きするで。