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あんたがいない夜

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2006.01.03
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カテゴリ:街角ぶらり散歩
んあー。

年末の予報に反して、
この正月三が日は快晴、快晴、快晴のハッピーデイズだわ。

昨日の神社で気がついた「前厄」のお祓いをするには、
この三が日を置いて他にないぞ!!
そう思いついたワシは、高い山に登って
邪気を祓うことにした。

近場なのに高い山は・・・・と、
脳年齢が実年齢のはるか前方をブッちぎって走っているワシには、
適当な山が思いつかない。
仕方ないので、とりあえず車で
そこいらを流してみることにした。
クネクネ、クネクネ。
車一台がやっと通れるよーな山道をひた走る。
はしる。はしる。はしる・・・。

と「←高倉山登山口」の立て札発見。

尚もクネクネ、クネクネ登りまくる。
カメにも追い越されるかもしれないくらいのスピードで登る。
10分ほども登っただろうか、どうやら山頂らしき広場についた。

そこには、コンクリートでできたベンチもあり、
観光スポットにもなっているみたいだ。

車を降りて周囲が見渡せる場所まで歩いて行った。

高倉山2

ヒエ~~~。
めちゃくちゃ、高いがん。
岡山の町が遥か眼下に見える。
まるで箱庭のようじゃ。

こんな素晴らしい景色を眺めることができるなんて、
こりゃあきっと、厄もワシには近づいてこないに違いない。
とっても幸せな気持ちに浸っていると
「なあ、なあ。『ヤッホー』って言ってイイ??」
と、かわいい声がする。
振り返るとそこには、春を呼ぶ少女が立っていた。

ちびわん

「ヤッホーーー!!」
少女は懸命に春を呼んでいるが、
山の神様からは、返事がなかった。
う~ん。
春は、もうちょっとお預けみたいだね。

ふと、気がつくと、少女の横には
「春を呼ぶ母」と「春を呼ぶ兄」が立っていた。

高倉山1
親子

どうやら、三人で春を呼びにきたらしい。
春を呼ぶ少女「なあなあ、早く帰ってテレビゲームがしたい~」
春を呼ぶ母「ほんなら、さっさと帰ろうで」
春を呼ぶ兄「う~~。さぶ~~~」
ううう。春がくるのは、きっとテレビゲームが済んでからだな。こりゃあ。

ワシは、春を呼ぶ母に言ってみた。
「あのなぁ。ワシ、前厄なんよ」
「ほんなら、ウチへ来られえ」
お言葉に甘えてお邪魔させてもらった。

ささ、寿司食いねえ。コーヒー飲みねえ。
トランプやりねえ。ゼリー食いねえ。
江戸っ子だってねえ? 神田の生まれよぉ。
習字やりねえ。焼き鳥食いねえ。

まさに、食えや遊べやの楽しい数時間を過ごさせてもらった。
お陰ですっかり、ワシの厄も落ちたみたいっす。

春を呼ぶ家族のみなさん。
ほんと~に、ありがとうございました。
また、一段と太ってしまいましたわ。わははは。



きれいサッパリ厄祓いができたワシは、
ルンルン気分で家路に着いた。
帰宅して、玄関に入ると
家の中から野獣の声がするではないか。
「おーい。ハラ減った~。カレー食いたい~~~」
あのジジババが吠えている。

ホレ、ここで食えい!!
と、coco壱番屋に放り込めば、ヤツラは
「カキフライカレーがいるんじゃ~~~」と店員さんに吠える。
セットでついてるアイスコーヒーを飲み干し、
無言でカキフライカレーを食う。食う。食う。

カキカレー

あっ、という間に食い終わるジジババ。

やつらが夢中でカキフライカレーを食ってる間に
ワシもハンバーグカレー・ハーフを平らげた。

うっしゃ。
完全に前厄は落ちたみたいじゃ。




今年も、バリバリやったるでーーー!!!














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Last updated  2006.01.03 18:33:55
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