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カテゴリ:街角ぶらり散歩
「暑い夏、死刑!」
と、こまわり君がキメポーズを作りながら叫ぶ今日この頃。 寝苦しい夜を、涼しくしたいがために ケーブルテレビで放映してた、ジュンジ稲川の特集を録画した。 で、見た。 ジュンジは言った。 「心霊体験する人と、そうでない人の違いって、 気付くか気付かないか、それだけの違いなんですよね。 『あれ?なんか、おかしいぞ』って、 思った時には、それは起こってるんですよね・・・」 ってさ。 梅雨も明け、うだる午前中。 今日が会期最終日ということで、ビムと二人で オリエント美術館に出かけたのだった。 催事は「陶器が語る来世の理想郷 中国古代の暮らしと夢 建築・人・動物」展だ。 内容は・・・っちゅーと、 古代の中国では、死者はあの世に行ってからも 現世と同じように生活をするので、 不自由しないように、生きていた頃の 生活環境を陶器で復元して、死者と一緒に埋葬しちゃおう。 ってことから、様々な生活道具を実にリアルに作っちゃったのだ。 それをテレビでチラリ見たもんで、 どーしても生で見たい!ってことでわざわざ800円払って見に来たってワケだ。 で、これがその陶器で作られた副葬品だ。 まるで、芸術家が作ったかのような表現力。 人や動物の動きや表情が、まるで生きてるかのような見事な出来映えだ。 単なる副葬品だと思って、軽く見てたのが恥ずかしくなりまする。 脱帽! 最終日なのに、展示内容が地味なのか、 来館者は滅法少ない。 あー、実に気分よく拝観できましたっ。 毎回、こんな具合だったらいいのになー>美術館。 気分よく美術館を出た頃に、オナカがグー。 「なんか食べる?」 「じゃ、アノ店はどお?」 ってなことで、美術館のすぐ近くにある、 とあるピザ屋さんに入ることにしたのであった。 このピザ屋さん、結構な老舗らしい。 となりにある串屋さんと並んで、人気のお店なんだそーだ。 店のドアを開けて中に入ると、さすがにお昼時とあって 店内はほぼ満席。 運良く4人掛けテーブルがひとつ空いていた。 ウェイトレスさんに確認してから座った。 ら、このテーブル。 ミョーに低いんだな、これが。 腰掛けたソファーから飛び出したオノレの膝よりも低いんだ。 そう。 この時点で気が付くべきだった。 「まてよ、なーんかおかしいぞ」ってね。 ウェイトレスさんが水とおしぼりを持ってきたので、 オーダーした。 「○○ピザの MとSを一つづつと、ジンジャエールとパインジュース」 と言いながら、ウェイトレスさんを見れば、 注文票を持っていない。 暗記している。・・・えっ??? 不思議なお店だ。 オーダーを終え、さっき見た中国展の話をしながら グラスの水を一口飲んだ。 ・・・ぬるい。・・・??? そう、この時点で気が付くべきだった。 「まてよ、なーんかおかしいもーん」ってね。 「お待ちどうさまでした」 ぎこちないベーシャリのウェイトレスがピザを運んできた。 それぞれのピザを、それぞれが軽ーくツマみ、 それぞれの口で、それぞれが食べようと持ち上げた瞬間、 「ベチャリっ」 それぞれ6分の1にカットされてあるピザは、それぞれ無惨にも半分に折れ、 それぞれのお好みのトッピン具は、6分の5の仲間のいるお皿に戻っていったのだった。 ・・・・はぁ・・・???? 「あれ?まだ熱いからかなぁ?ちょっと冷ましてみようか」 半分に折れたピザの生地だけをくわえながら、 中途半端な妥協案をひねりだした。 そう、この時点で気が付くべきだった。 「まてい。なーんかおかしいぞなもし、大ザエモ~~~~ン」ってね。 「ジンジャエールとパインジュースでございま~す」 シュールなウェイトレスがまたもややって来た。 もう、頬杖はつかない。じゃなくて、 もう、騙されないぞ。 おそるおそるジュースを一口飲んだ。 ぬるい。 やっぱり! 思わず、ビムとバロムクロスでギュ~~~ンギュンだ。 食うだけ食って、速攻で店をでた。 帰りの車中では、中国展などなかったように、 ピザ屋の悪口でモチきりでした。 やはり、あの店にはナニかがいるのだ。 でないと、こんな店が何年も営業しているハズはないのだ。 この夏、やることなくて退屈なあなた。 あなたの知らない世界で、恐怖体験をしてみてはいかが・・・? あ。 ピザ屋の名前? モッツアレラ。 いかないほーが、いいよ。 損した気分になるからね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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