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あんたがいない夜

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2008.09.18
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黒井千次



こんな人、全然知らなかったが、
モノ書きさんだ。


文庫本のタイトルに釣られて
ペラペラとめくってみた。

「アール・シー」
「え?」

と書いてあったので、借りることにした。




主人公の同僚が住んでるトコが多摩蘭坂にある。
あるとき、この同僚が
「『多摩蘭坂』は実は、『たまらん坂』の当て字じゃないのか?」
と、ふと思いつき、その名前の由来を探し歩く、というもの。
という大きな表ラインがあって、
裏ラインには、坂道を上る男と
坂道を下る女が描かれている。




キヨシ目当てで借りてみたが、
やっぱ、買うほどのモンではなかった。
歌もそうだが、もっと強烈なフック・ラインが必要だな。








さて、

ここんとこは「眠狂四郎」を読んでいる。

映画の彼とは違う狂四郎が懐手で歩いている。
週刊誌小説の真骨頂が見えたか、
と思う間もなくオレの胴は土埃の中に倒れ、
支えを失った首は、まだ宙にあった。



さてさて、

何度見ても、雷蔵は殺陣がヘタな気がする。
サマになっていない。
その理由は、多分「手が小さい」からではないだろうか?
拳を握ったり、刀を掴んだりした絵面に
どーも説得力がないのである。
ヤクザものや、スパイものも
やはり不完全な出来映えだ。
苦悩する社会不適応者は、見事に演じられるのになぁー。惜しいゾ、雷蔵!
とても、殺人剣の無頼者には見えないのだ。





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Last updated  2008.09.18 05:39:46
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