人間のクズ問題を徹底検証!
あ、タイトル間違えた。「クズ人間」が正解よ。「クズ人間」とは何か?もちろん、それは「キャプテン渡辺」であーる。えへん、えへん。先月の初めくらいに、「チョッパーズ」で買い物をしたところ、レジ脇に岡山市民会館でのイベントの割引券がゴッソリ置いてあった。「爆笑バトルライブツアー2011 in 岡山」全席指定で3,500円が割引価格でなんと!2,000円。う~~~ん。それでも高いよなー。とりあえず、数枚持ち帰ってビムと相談。出演メンバーは「サンドイッチマン」「響」「U字工事」「我が家」「キングオブコメディ」「飛石連休」そして「キャプテン渡辺」だ。「な?高いじゃろ~」「うん。確かに・・・でも、生でキャプテンを見るチャンスは、今後2度とないじゃろ」キャプテンの虜の2人は、熟慮に熟慮を重ねて10秒後に「行こうか!・・・でも、その日に予定が入ったら、キャンセルってことで・・・」と2人は、キャプテンへの深い愛情を確認したのであります。そして、迎えたその日。5月22日(日曜日)ど快晴!開場時間は11:00だが、「多分、客席ガラガラじゃでぇ~」と踏んでいたので、10:40頃、シンフォニー近くの駐車場に車を入れ、のんびり歩いて市民会館にむかった。歩いてると、なんとなく市民会館方面に向かってる人がチラホラ。そして、中国画材の角を曲がって唖然!ものすごい長蛇の列!え、え、え???なんか原発反対デモみたいになっちゃってる。しかも、みんなが手にしてるのはコンピューター・チケット。指定券だ。割引券なんて誰も持ってねーじゃん。窓口で割引券見せたら「んー、じゃあ、ココですね。2階の一番後ろっ!」えーーーっ!! そんなー。リニューアルされた市民会館は席数1,782。まさか、その最後列になるとは・・・。しかし、このデモ参加者の数を見るかぎりでは、それも已む無しかな・・・と。粛々と列に従って入場し、席に着くと隣に3席を残して、ほぼ満席状態。開演直前に隣の3席にも女子高生らしき3人組が座り、コンプリート!ビムとホールでライブを見るのも、随分ひさしぶり。「人間椅子」以来ですか?お笑いは初めてですね。1ベルが鳴り「間もなく~開演しますので、ロビーでお買い物中のお客様は~」と、場内アナウンスが流れる。が、なんだ。聞き覚えある声・・・そう、アナウンスをU字工事がやってる!お約束で、途中一回噛み、場内は早くも笑い声が漏れ始めた。2ベルが鳴り客電が落ち、ステージがパッと明るくなる。この集中力が高まる一瞬が、ホールでのライブの醍醐味ですな~。コーフンします。はい。オープニングは「響」。持ち時間を少々オーバーするほどの熱演で場内をほぐした後、いよいよ、われらが「クズ人間」キャプテンの登場となった!「響」に対する温かい客席のリアクションも、クズ人間に対しては、まさにクズ扱い。わははは!いいぞキャプテン!R-1グランプリ決勝に残ったクズ。日本で、8本の指にはいるピン芸人のネタは、R-1決勝と同じもの。わははは!いいぞ渡辺!本人曰く「90%の力を持ってしても、さざ波のような笑い」しか起こせなかったクズは、必殺技の場内練り歩きを決行。ステージを降りて客席に入っていくクズ。まさか、売れない芸人に反応する客はいないだろうと思ってたのが間違い。本チャンのネタよりもウケ、異常にテンションがあがり始め客席は大盛り上がり。とどめは、最後にクズが握手した最前列のオバちゃんの一言。「ところで、あなたの名前はなんだっけ?」クズの「90%の力」のネタよりも受けちゃった。なははは。クズ人間。キャプテン渡辺。売れないんだろうなぁ・・・きっと。