基礎の基礎(気候・通貨など)●ジュネーブの気候と服装ジュネーブ生活20年の某氏が、「最近のジュネーブの気候はわからん」と言っています。ここにも地球温暖化の影響が? ・春 雷雨や天気雨など、急に天候の変わりやすい時期。4月でも雪が舞う年もあるので、冬用コートの片付けはイースターの終わりくらいに。 かと思うと、急に20度まで暖かくなる日もあるが、春でも紫外線量が多く、肌が焼けるような日差しなので日焼け止めなどの注意が必要。 ・夏 日本より夏は涼しい。 過ごしやすいが、日差しは強い。ヨーロッパは日傘の習慣が無いので、日焼けしたくない場合、UVカットの帽子、パーカーなどを使う方がよい。 また、大人のみならず、子供にもサングラスがあると良い。 ・冬 冬は明け方-8度くらいまで下がるが、日中の体感温度は関東地方よりやや寒い程度。雪は降っても多く積もることはあまり無い。 冬場であっても暖房のため、家の中は日本より暖かい(アパートにより暖房の利きには差がある)。 室内では昼間はおおむね長袖にカーデガン程度で過ごせる。 冬場日中は曇る日が多いが、日が出ると日差しは強い。 ・冬の子供服 学齢期の子供の場合、冬場でも外遊びがあるのが普通。室内が暖かく薄着なため、外遊び用にセーターを1枚持たせるか、コートをダウンやスキー用など防寒仕様のものにしている親が多い。 また、幼稚園の場合、外遊びの時は帽子、手袋、防寒ブーツ(またはハイカットシューズ)を身につけているのが一般的。特に帽子は園から持たせるよう指示がある。 ●通貨 EUに加盟していないので、独自のスイスフラン(SfrまたはCHFと表記)を使用している。1スイスフラン=100サンチーム。1Sfr=97円程度(2007年)。 現金の他、デビットカードが広く使われている。デビットカードはヨーロッパ中で普及しており、旅行などにも便利。銀行口座を作るとき同時に依頼する。 なお、フランスでの買い物の機会も多いので、買い物先によってはユーロも持参して使用。スイスの銀行キャッシュコーナーで貯金をユーロで引き出すことができる。 ジュネーブ近辺では200Sfr札までは普通に使われている。1000Sfrも、デパートや高価な買い物をする場合は使われている。近郊フランスでも普通100ユーロ札を出して拒否されることはない。 小切手使用はあまりメジャーではない。 ●滞在許可証について 滞在許可証についてはスイス大使館、領事館に問い合わせること。 赴任の場合、滞在許可証は一般には「ペルミB」と呼ばれるジュネーブ州のもの。申請から取得まで2~3ヶ月はかかる。 運用ルールが変わりやすく、担当者によって異なった対応をされることもあるので、他人の体験談を当てにするのではなく、必ず現在の運用を確認すること。 ペルミBが出るまでは極端な話「ただの出張者」と同じ扱いで、マンションの正式契約も車の購入もできない。そのため、申請後2~3週間たったら仮の証明書(書類の名前失念)を発行してもらうよう申請する。その書類があれば、各種契約も可能となる。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|