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カテゴリ:グルメ
日本の水は軟水です。
そしてスイスの水は硬水です。 硬水というのは、水に溶けているカルシウムとマグネシウムが多い水のことです。日本でも水のペットボトルの表示に、カルシウムとかマグネシウムなどの含有量が表記されていますが、日本の水道水は、沖縄など一部の地域を除いて、この数値がとても低いく、硬度は20~80程度が普通。 硬水というのは、少し飲んだだけでは 「何か変な味の水・・・」 と思う程度ですが、軟水を飲みなれた人がこれを一週間も飲み続けると、次第に水を飲むのが嫌になります(__;)。 そして、私のように胃腸の弱い人間は、胃腸の具合が悪くなり、胃が痛かったり重かったりという状態が続くようになり、水を飲むと吐き気がし、胃が痛くなります。 硬水のおかげで、ダイエットする気も無いのにやせていきました。 まだジュネーブに来たばかりで「体力勝負」の時期に、望まないのに体重が減っていき、食べられない! 「水道水はおなかを壊す」と聞いていたので、最初は日本でもおなじみエビアン(硬度297.5)を買って飲んでいましたが、エビアンを飲むと吐き気がする・・・。かといって、胃の具合が悪い時に果物ジュースや酒はもっとダメ。 常備薬の胃薬を飲んでも具合が良くならず、むしろ薬を飲むとき水を飲むので、状態は悪化していくような・・・(^^;)。 切羽詰って、 「エビアンなんか飲んでる場合ではない!」 と、あちこちのスーパーに行き、硬度の低い水を探しました。 ジュネーブのスーパーで手に入る一番硬度の低い水は、ボルヴィック(硬度50)でした。 聞いてみると、日本人はやはり軟水のボルヴィック愛飲者が多いようです。 しかし、胃腸の具合がかなり悪くなっていた私には、ボルヴィックすら、飲むと気持ち悪くなって受け付けません(もともと「南アルプスの天然水」のあたりと水源が近い、硬度23くらいの超軟水地域出身)。 何を飲んで生きればいいの?(;_;) ひょっとして、ジュネーブで水が合わずに客死か?(;_;) ボルヴィックよりマシな水を探しに、今度はフランスへ。 そして、ついに・・・。 カルフールで理想の水を見つけました。 「Eau de Source de Montagne d'Auvergne」 がその水です。硬度は判りませんが、 カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム pHすべてが「南アルプスの天然水」なみ! その上、カルフールブランドのため、1.5L1本約40円と、激安!!(^=^) 飲んでみると、まろやかで、ほんのり甘みを感じるような、まさに飲みなれたあの日本の水の味。言葉のたとえではなく、本当に生き返るようです。 ありがとう。カルフール。 私はもうあなたなしでは生きていけない・・・。 でも、スイスのカルフールで売っていないのはどうして(^^;)? ということで、水を求めて我が家は毎週Gexのカルフールまで、30分かけて買出しに出かけています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月06日 23時35分45秒
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