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テーマ:海外での子ども学校生活(51)
カテゴリ:子供・教育
長男の通うインターナショナルスクール、ISG国連校の学校長からのレターに、信じられない記述があった。
『・・・私はいつも7時に学校へ来ていますが、驚くことに鍵のかかった校舎の前で既に待っている子ども達が、毎日何人かいます。親御さんの姿は見えません。他の教師も始業より早めに学校に来ますが、生徒の世話のためではなく、生徒のいない静かな時間に授業の準備をするためです。 ヘルプデスクが開くのは午前8時です。お子さんはその時間に連れて来ていただくよう、強くお願いいたします。・・・』 だとぉ!?!?!?!?!? って、ことは、6時台から校舎の前でまってる子供がいるってこと? 7時半までまだ真っ暗なんだし、気温は零下よ!零下! 規則では8時から8時15分くらいまでに登校となってるのに? 驚くよ。そりゃ。 校舎の鍵は開いても、教室の鍵は担任の先生が来るまで開かないし、校庭は警備員のくる8時からオープン。ということは、入ってからも教室の廊下で待ってるのかしらん? 息子の学校はインターの3年生から高校生までが学んでいて、中学生以上は自分で通学してもいいことになっている。勿論路線バスもオッケー。 中学生以上だったら、早朝に両親が出かけても、近所のパン屋さん(スイスでは早朝からオープンし、近所の常連さんが朝のパンを買ったり朝食を食べに来る町内の社交場。)でホットチョコレートでも飲んで、適当な時間にバスで来ればいいのであって、親に送って来てもらってこんな時間に落とされてるのは小学生と推測できる・・・。 どうしてこういう親が出るのか不思議。 自分の勤務時間(7時始業のところも多いから)にあわせて連れて来ている? じゃ、スクールバスを使えば。年30万円のバス代を払いたくないのかしらん? 共働きでスクールバスの時間には家には両親ともいない? なら、送り迎えのナニーを雇えば? たかが子供の送り迎えのためだけに、人を雇ってお金を払いたくない? どケチもたいがいにせんかい(-_-メ)。 何らかの事情でそのどちらも、金銭的に無理? じゃ、年170万円のインターはやめて、タダの公立に代われば? 朝7時から有料(っても凄く安い)で子共を預けることができるし、夕方も6時まで預かってくれる。フランス語の家庭教師代なんかインターに比べれば安いものだし、ジュネーブには英語圏の子供のための補習校もある。 ああ、どう考えても納得できない。生徒の中には、フィリピン人のメイドさんが送り迎えしている家もあるし、スクールバスの子も多い。何も特殊なことではない。 どうしてもダメでも、勤務先が国際機関なら(国連校は親が国際機関や大使館勤務の子がとても多い)どこも学校まで車で5分以下。子供を一旦職場につれてきて自分の事務所で待たせ、登校時間に抜け出してササッと往復してくる人もいる。 旦那の勤務時間には合わなくて、でもスクールバスが高いからと、母親が毎日路線バスで送り迎えしている人も・・・。 なんとでも方法はあるわけで、 どんな言い訳を並べても、それは、朝6時台の零下の暗闇の中、子供を学校に置き去りにしていい理由にはならない。 もう、理解不能で、私も旦那も目が点(・_・)、のあと、他人事ながら怒り心頭(`∧´)でした。 「連れてってやるからウチへ連れて来い!ウチへ!!」 で、校長先生の文の最後にはこう書かれていました。 『なお、帰りは午後6時には校舎を閉め、職員は全員帰宅します。必ず6時までにお子さんを迎えに来て下さい。』 ちなみに、低学年の終業は3時15分。高学年は4時ごろ。冬場の6時なんて勿論真っ暗。 処置なし・・・(^^;)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月03日 06時08分53秒
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