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2006年11月16日
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カテゴリ:子供・教育

 インターナショナルスクールでは「しつけ」はしない。
 勿論、友達のおやつを勝手に取って食べたとか、学校へニンテンドーDSをもって来て授業中にしてたとか・・・。
 そういうときには叱られるが、授業中の話を聞く態度や、ご飯を食べるときの姿勢、挨拶などについては全く注意は受けない。国によってマナーも違うから実際には躾けようがないんだけど。

インター校
(インターナショナルスクールオブジュネーバ サコネ校舎)


 おかげでたまに学校へ授業参観に行くと、先生の話の途中で、自分の都合で生徒が立ち歩いてたり(^^;)、寝転んでいたり(^^;)、他の子の発表中、何だかコソコソ動いていたり・・・。
 背筋を伸ばした良い姿勢で授業を受けている子はまずいなくて、何だか無秩序(「どんな姿勢で聞いていても、話を聞いていて理解し、質問に答えられれば良い。姿勢だけ良くても聞いていなかったり、理解できていない子の方が問題。」だそうです。)

 食堂で一緒に食べれば、椅子にナナメに腰掛けて食べたり、汚れた手を服で拭いてたり、音楽を聴きながら肘を突いて食べたり・・・かなりビックリすることしばしば。

 これを「インターだから」と放っておくと大変なことになる。
 インターでは「しつけは家庭で」という基本姿勢だというだけなので、

 学校はしつけしない=子供に躾けは不要 

 という意味ではないからだ。

 子供が将来人前で恥をかく人間になるかならないかは、家庭でのしつけにかかっている。
 日本に住んでいる時以上に、意識して、挨拶、人の話を聞く態度、生活態度について家でしつけなければならない。

 たまに「ウチの子はインターだから」と、家庭でもインター流。
 親の客にもタメ口。
 お菓子をボロボロノートにこぼしながら勉強していても注意しないとか、何か勘違いしている人もいるが、外国でも、目上の人に対する礼儀や挨拶、場をわきまえた態度は勿論必要なので、学校では服でパスタソースのついた手を拭いている子も、家ではナプキンを使うよう、食事の度に言われているかもしれない。

 外国人の中にだって、家庭でもいい加減というルーズな親も勿論多くいるだろうが、今まで呼ばれて家庭にお邪魔した経験の限りでは、家での躾けを怠らない場合の方が多かった。

 しかし、何といっても起きている時間の半分以上を過ごす学校で、基本的なしつけやマナーの教育がされるのとされないのとでは、雲泥の差。
 家庭でのしつけは、限界がある。集団生活でのマナーも家庭で教えるのは難しい。

 ウチの子が次回日本に戻るのは長男6年生と、次男2年生の予定。
 何だか不安である(^_^;)・・・。






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最終更新日  2006年11月16日 06時37分04秒
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