旦那の会社の普通の海外赴任期間から考えると、長男は小6の秋か中1の春に帰国となる。
なので小6の夏くらいに帰って、帰国子女受験することにしている。
もともと我が家は近所の公立中学校の評判も良いことから、中学受験するつもりはなかった(そんな設定でローンも組んでないし・・・)。
が、
小2で海外赴任することになり、ジュネーブは日本人学校も日本人向けの塾もないところ。国語や社会の地名、歴史はとても日本の普通の6年生レベルを保持して帰国できるとは思えない。理科はインターにもあるけれど、学ぶ順番も違うし覚える理科用語も英語。なので、一応帰国時の勉強について公立中学に問い合わせをした。
この状態で中学に入って大丈夫なものか、果たして3年間で高校受験まで持っていけるのか・・・。
・・・中学校の先生には言葉を濁されてしまった・・・(-_-;)。
「幼稚園もあわせて、日本では1年半しか学校へいっていないんですけど~・・・」
と言ったら、対応に出た教頭先生、電話口で考え込んでしまったし・・・(^~^;)。ただでさえ不安で電話してるのに、ますます不安になるじゃん。
教頭先生の話によると、帰国の子はいるけれど、全員日本人学校出身者で、英語学校出身の子はいないそうだ。そして、帰国生に対しての授業のフォローは殆んど無いらしい。むむむ・・・・。
当時担任だった小学校の先生に相談したら、あっさり
「帰国子女枠で受験を。」
とのアドバイス(^=^;)。
ついでに近所の帰国子女枠ありの私立中学校にも帰国生について電話で聞いたら、
「低学年の帰国や、赴任期間が2年程度ならまだしも、公立中学へ行って、学校の勉強を理解しながら遅れも取り戻し、受験までもって行くのは、絶対不可能とはいえないが、恐らくムリでしょう」
と言われた。
私立では、帰国生向けに英語取り出し授業をしていたり、遅れた授業のフォローをしている学校もある。そういう所だと、同じ境遇のお子さんも多いし、強みの英語を伸ばしながら、6年間かけて学校で大学受験までに不足学力を補う学習もできる。大学まである学校なら、受験が無いのでもっと余裕をもって遅れを取り戻せる。
公立では各教科の特別フォローは殆んど無い。
帰国生の強みの英語能力は、小6で英検2級程度(高校レベル)なので、中学校の普通の英語の授業では、英語保持のフォローにはならず、逆に学校だけでは英語を忘れてしまうらしい。
公立中学校へ行き、学習フォローをもし個人でするのなら、個別指導の高校受験対策塾へ行き、国、社、理の遅れを補強してもらいながら、同時に今学習しているレベルも塾でフォロー(つまり各教科ダブル受講)。
英語保持もしたいなら、帰国子女対応の英会話スクールへ通わないといけない。
しかし、実際そんなことをしたら、時間も全く足りないし、私立へ行く以上のお金もかかってしまう・・・。
そんなことで、帰国受験を決意(?)したわけだ。
しかし、前述したように、ここには塾もないので受験対策といっても通信教育を受け、問題集に取り組むくらいしかできない。
通信教育の毎月の課題はこなしているが、インター校の勉強もYear4になってから難しくなってきた(今の単元はユネスコ関係で、母国語、子供の権利、難民について)。
毎週単語テストもあるし、宿題も結構増えて、このまま続けられるのだろうか? とも思うが、やるだけやるしかない・・・・。
英語の宿題のフォローもあるし、下の息子も放っておくわけにはいかないし・・・。
最近は、子供の、というより、親の時間のやりくりが難しくなってきている(^^;)。