ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

2007/05/01(火)05:20

サレーヴ山わらび狩り

ジュネーブ近郊(42)

 5月の山歩きデビュー・・・・の前に、インター校のお友達のママからのお誘いでジュネーブ近所のサレーヴ山へ行くことになりました。 題して、 「わらび狩りとスイス古流バーベキュウ2007」  案内して下さるのはスイス高所山岳ガイドの資格をお持ちの、加藤滝男さん。  スイスでは山岳ガイドの資格を持つことは大変名誉なこと。しかも加藤さんはアイガー夏期世界初直登をされており、その世界では良く知られた有名な登山家です。  なかなかこのような方のご案内で山歩きなどできませんので、全くのジュネーヴ在住特典でございます。  さて、先週からいきなりロンドンへ旅立ってしまった旦那は放っておいて、今回は親子三人での参加。  が、出発後パスポートを忘れて引き返し(サレーヴ山はフランス・・・ということを、出発してから気付くマヌケな私でした・・・)、いきなり集合場所に遅刻。  ご迷惑をおかけいたしました。  サレーヴ山は、今は山の上にそびえる巨大なテレコムタワーがトレードマークになってしまっていますが、昔からジュネーヴを一望できる眺めがウリで、多くの人々が景色を楽しみにやってきた山だったようです。  今でも、ジュネーブから気軽に出かけられるハイキング場として定着しており、殆んど頂上まで車で登ることができますが、その道はいろは坂も顔負け(っていうか完全に負けてる)細ウネ道。  ミッション車で1速2速でないと上がれ無い道で、我が家のシビック君にはキツそうな感じでしたが何とか上の町 La Croisette へ到着。  加藤さんを先導に、わらび狩り一団は更に道を進み、人知れぬ(?)蕨狩り場へやってきたのでありました。  加藤さんの案内で、道も無い林の中へ分け入ると、そこには蕨が!  私、山菜水煮以外の生えている本物を見るのははじめてです。  ほかにも道すがらツクシやゼンマイかコゴミの種類でしょうか?食べられる野草が。  子供らは喜んで取っていましたが、加藤さんのお話によれば、まだ時期が少し早いようで数が少ないとのこと。あと2週間もすればたくさん出てきてもっととりやすいのでは?とのお話でした。  少ないといってもある程度は収穫できましたし、我が家は今は3人家族。そんなに取っても食べられませんので、今回の量で丁度くらい。  翌日は山菜おこわの夕べとあいなりました。  蕨狩りの後は、見晴らしのいい場所へ登ってお昼です。 写真左に立つ方が、加藤さん。  BBQができればよかったのですが、晴天続きで乾燥しているジュネーヴ。山火事の恐れもあり、火はダメということで、ソーセージはそのまま食べることになりました(生でも食べられるソーセージ持参と事前指示がありました)。  ゆっくりお弁当を食べ、子供同志は遊んで、親は世間話に花が咲き、早めの解散でもあったので、のんびりした休日となりました。う~む。しかし、近いと思って今まで登ったことなかったが、サレーブ山侮れず・・・。  次回の加藤さん企画はシャモニ方面で雪を抱く山を写す「白い湖」へのハイキング。  初心者でもいけるコースを2時間半(?)くらい歩くとのことですが、我が家の息子らが聞いたら、きっと行くというに違いない(笑)。  ということで、戦利品の料理は次回日記にて。P.S.今回私が持参し、「こりゃいいや」、と一部で評判になった本は、この冒険図鑑です。  興味がありましたら、次回日本書籍購入の折にどうぞ。

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