先日近所の池で取ってきたおたまじゃくしがついにカエルになった。
なぜおたまじゃくしを飼う気になったかというと、次男が学校でカエルの変態を習って、このような絵を描いていたからだ。
おたまじゃくしは世話も簡単で、見てるとなんだか癒し系でよかったんだけど、カエルはマズい・・・(カエルが嫌いなわけではない。理由は飼い方参照)。2~3日のうちにもとの池に戻さねばならない。
所で、
カエルとおたまじゃくしの境目って????
後ろ足と前足が生えてから、シッポが完全になくなるまで2日ほどなんだけど、どの時点でカエルになるのかしらん?で、肺呼吸はいつから??
体の大きさ1センチくらい。極小カエルになりそう。
所で、カエルといえば、グリム童話で、カエルの王様の話ってあったよね?
ある日お姫様が金の鞠を池に落としてしまう。するとカエルが現れて、拾ってあげる代わりに、友達になってご飯やベットでご一緒させて下さいと取引を申し出る。
お姫様は後先考えず「いいわ」と答え、拾ってもらったらカエルの事なんかすっかり忘れて帰ってしまう。
ところがカエルが食事の時間にちゃんとお城にやってきて、嫌がるお姫様に、約束を守って欲しいと迫る。
父王は「カエルと言えど約束したなら守らねばならない」と言うんですよね。立派立派。
で、食事は我慢できたものの、一緒にベッドに寝るのはどうしてもイヤで、お姫様は怒ってカエルを引っつかみ、壁に叩きつける。
その途端、カエルは
「ありがとう。私は魔女にカエルにされ、その魔法はお姫様に壁にぶつけてもらわないと解けなかったのです。」
と、見目麗しい王子様に変わって、最後はお姫様と結婚し幸せに暮らしましたとさ。
え~?
そんなにイヤなら投げつけるかぁ?
持つのもイヤなんじゃないの?
普通、石で叩き潰すとか、袋に入れて放り出すとかするやろ?
細かいところに疑問を感じた子供の頃の私だった・・・・。
因みに今回はおまけでおたまじゃくしとカエルの世話の仕方解説(誰も知りたくない?)。
おたまじゃくし編
入れ物
我が家は虫の飼育用のケース。
カエルになったときのために砂で緩やかに陸地を作っておく。
水の深さは浅くてもいい。
汲み置くの水で毎日コップ1杯ずつ水の交換をする。
あまり密集飼いすると共食いするらしい。
エサ
水草やゆでたホウレンソウの葉、キュウリの薄切りなど植物系のものに、鰹節、煮干、金魚のエサなど動物性のものも混ぜて与える。
1~2日で新しいモノに交換。
我が家はホウレンソウとキュウリと指で細かくした鰹節だけで大丈夫だった。
エサが足りなかったり、動物性蛋白が少ないとまたまた共食いするらしい。
そのような場面はあまり子供には見せたくない・・・。
カエル編
入れ物
ケースの壁にくっついてよじ登ったり、飛び上がって脱走する。夜中に水を飲みに行ったら足元でぐちゃっ・・・。
とかがイヤなら、蓋をすること。カエルは肺呼吸なので、陸地を用意しておかないと溺れて死ぬ。
エサ
生きた虫しか食べない。
動いてないとダメらしい。
(何で?何で?あんた昨日までホウレンソウでよかったやん!)
勿論カエルが小さいなら小さい虫でないといけない。
もしも飼うなら、アリ、ショウジョウバエなどが定番らしい。ショウジョウバエはヨーグルトカップにバナナなどを入れて捕獲したものを、バナナごとカエルのケースに入れておくと、勝手に増殖するらしい。
でもこれ、家の中で飼うの???
バナナの交換をするときに、フタあけるしかないよね・・・?
絶対ヤダ。
お互いの幸せのために、カエルになったら取ってきた場所に帰してあげること推奨。
でも、明日の朝、「カエルのエサの虫とりにいこうなっ!」と約束しあう我が家の男ども3人・・・。