ジュネーブその日暮らし（＋革モノ作り・レザークラフト）

[近隣国への旅] カテゴリの記事

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  【エジプト】白砂漠でキャンプ

  長らく放置してましたが・・・・。死んでませんので（＾＾；）。実はジュネーブともあと２月くらいでお別れ。帰国するんですよ～。ということで、家の中の物を仕分けしたり、帰国した時の住居をどうするかとか、学校がどうの、役所がどうの・・・ということで、頭の中ワケワカです（笑）。が、永遠にエジプト旅行中も何ですので、この話だけはがんばって終了したいと思います。ということで、２か月ぶりですが・・・・何だっけ？そうそう、砂漠でのキャンプでした。キャンプの様子はこんな感じです。４人だとテントは２つ。運転手兼ガイドのおじさんは、車のわきに小さいテントを張って寝ます。テントの設営などはガイドのおじさんがやってくれますので楽ちんです（笑）。火をおこすのももちろんガイドさん。遊ぶのは子供（＾＾；）。食事の用意も全部やってもらえるので、その間砂漠を自由に散策します。私はトイレを作成しました。トイレは砂漠なのでその辺で適当に、ということですが、夜でもトイレまでの道が家族みんながわかるように、道筋に線を引き、トイレの場所には穴を掘って、周りを平らな石で囲みました（そうしないと砂なので、立ったところから穴が崩れてしまう）。最後に棒を立て、トイレットペーパーをひっかけて出来上がり。ちなみに、もちろん囲いはありません。あと、キャンプ場じゃないので、シャワーとか水道はないです。（この日は新月に近く、懐中電灯をつけても夜中は足元がよく見えなかったので、トイレまでの道筋を書いておいて良かったです）子供や旦那はその間白砂漠の散策。 この辺りはキャンプエリアになっているようで、他のツアーの人たちもあちこちでキャンプのテントを張っているようです。と言っても、お隣のテントは豆粒ほどの大きさなので、お互いは１キロ以上離れてる感じですが。そして相変わらず走る息子・・・・。日が暮れてくると途端に寒くなりました。火の近くによって暖を取りながら夕食。メニューは・セモリナ小麦粒入りのスープ・人参とキュウリのサラダ・野菜の煮物・ピラフ・グリルチキン・コーヒーか紅茶・お菓子・ミントティーもちろん料理はすべてガイドのおじさん、いや、もう、お兄さんと呼ばせて頂きましょう。完全な上げ膳据え膳で、キャンプというには楽すぎ（笑）。量もたっぷりですが、おいしくて皆でおかわりしてペロリ。鍋の中にはペンペン草も残りませんでした。食事の後は、天の川も見える満点の星の下、火を囲んでガイドのお兄さんと英語でおしゃべり（してたのは旦那と子供らですが）。一つ隣のキャンプサイトではガイドさんが歌を披露して皆で歌えや踊れやとしている様で、太鼓の音と、幽かに歌声が聞こえてきます。それはいいんですが・・・・寒い（＾＾；）。夜になって本当に芯から冷えてきました。フリースに上着の重ね着なんですが、寒いです。時刻を見るともう１０時。寒いし明日も早いのでもう寝ることにします。●一口メモマジ寒いですよ。砂漠の夜は（笑）。零下です。たぶん。肌着、長そで、フリースで寝袋に入り、下にはマットレス。上からラクダの毛布をかけましたがそれでも寒かったです。使い捨てカイロを持って行って救われました。砂漠は昼間の暑さを考えると１１月～３月くらいまでがベストシーズンだそうですが、防寒は念入りに。我が家は子供の上着はスキーウエアにしましたが、それでも全然暑くなかったようです。車だし、暑いぶんには脱げばいいんですが、寒いのは耐えられません。防寒は念入りに。それから、お隣の歌って踊れやキャンプサイトでは、何とこの寒空にテントなし（＾＾；）。砂に直寝だったです。テントの中でも寝袋から出てる顔が寒くて鼻がキンキンするくらいだったのに・・・。参加なさるキャンプにテントがあるかは、冬場はぜひ確認してください。砂漠に持って行った方がいい持ち物リストです。・防寒具（セーターやフリース、使い捨てカイロなど）・飲み物（夜と朝は飲み物が出たので、飲料用は４人でペットボトル１本でいけました。冬場の砂漠は暑くないのでそんなに喉は渇きません。ビールなども持ち込みになります。なお、飲み物はホテルで販売しています。）・水（洗顔や歯磨きするための水も１本か２本あったほうがいいです。）・タオル（洗顔用）・トイレットペーパー（トイレ用）・おやつ（ガイドのお兄さんと食後に和む時や、子供が空腹を訴えた時用）・懐中電灯（夜のトイレに。各テントごとに必要）・ウエットティッシュ、ティッシュ・星に興味があれば天体グッズ（星座板とか）

  2009年05月12日

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  【エジプト】白砂漠の奇岩

  ということで白砂漠です。白く見えますが、砂が白いわけではありません。この白い色は、太古の昔にできた石灰岩の層。長い年月をかけて風やたまに降る雨が砂を運び去り、石灰岩の層が露出し、更に長い年月をかけてその層が削られていったもの。削られた石灰の層はいたるところで「奇岩」となって残っていて、写真スポットになっています。奇岩の真下に入り込んで写真を撮ってる人もいますが、石灰岩はもろいので、下手すると崩れます（＾＾；）。下敷にならぬよう注意してください（＾＾；）。なお、綱の張ってある奇岩は近寄り禁止です。（綱の中に入って写真撮ってるマナー悪い西洋人多すぎ）今夜はこの白砂漠の中でキャンプです。砂漠というと草木のない不毛で静寂な世界。灼熱で水がないと１日で死にそうなイメージ・・・。があると思います。しかし、実際には砂漠にだって動物は住んでいますし、地中深くに水源がある場所には、そこまで根をのばして生きる植物も見られます。サハラの様な砂だらけで本当に植物の影も無いような砂漠でも、日光の傾きによって変化する砂の大地の色はそれはそれは美しいもので、その美しさは新緑のスイスアルプスと比べたって見劣りするものではありません！何も聞こえない静寂な世界というわけではなく、風の音、空気の流れる音がして、無機質な防音室に一人でいるような静寂とは質が違い心地よい感じです。砂漠は決して「死の世界」なイメージではありません！（すみません。砂漠ファンなもので・・・（＾＾；））さて、エジプト西方砂漠の白砂漠。今は冬なので日中も暑くはありません。喉も殆ど渇きません。ここは風もなく何日も前の車の轍がくっきり残っていますので、はぐれてもそれをたどって道まで戻れます。その上ガイドさんのお給仕つきだし（笑）砂漠のキャンプと聞いて思い浮かべるサバイバルな感じはありません。ガイドさんの判断で今夜のキャンプの場所を決め、キャンプの始まりです。私たち家族のチャーターした車。

  2009年03月13日

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  【エジプト】水晶の山と白砂漠

  私たちの今回の砂漠ツアーは１泊２日。クリスタル・マウンテン、白砂漠を見学した後、砂漠の中でキャンプし、翌日黒砂漠を見学して戻って来る予定。この時期の砂漠の夜は寒いですが、以前チュニジアではサハラ砂漠のキャンプツアーに参加できなかったので、ここでの砂漠キャンプは今回の旅行最大の盛り上がりイベントです。 西方砂漠一番最初の目的地はクリスタルマウンテン。バハレイヤ・オアシスから砂漠の中を走る舗装道路を車で１時間くらいの所にあります。直訳すると水晶山ですが・・・。マウンテンって言うくらいだから、山を想像しますが、実物は山というよりは岩場。小さいです。でも、水晶でできているというのは本当。この岩場の足元は・・・・こんな感じで水晶だらけ。手に取って見るとガラスとは違うどことなくヒンヤリした感触。そして打ち合わせて音を出すと、高く澄んだ音が出ます。このクリスタル・マウンテン、右の方から回りこめば上に登れますが、写真上のロープで仕切られた付近は奇岩になっていて保護のため進入禁止です。なのに、大勢の白人観光客が平気でロープの中に入り込んで岩を登っているのはなぜ？うちのツアーのガイドさんは「ロープの向こうは保護エリアなので入らないように」と説明してくれましたが、他のツアーのガイドはそのような説明をしていないようです。ガイドの教育がなっていないと言ったら底までですが、でも、ロープが張ってあるんだし、常識から考えたら侵入禁止だろうが・・・・と思うんですけど。白人観光客のモラルの低さにガックリです。クリスタルマウンテンの後は、そのままオフロード。綺麗な砂の砂漠の場所へ。サハラより砂が荒いですが、人が少ない様で風紋が綺麗でした。砂に足を取られながらも喜んで走る子供たちですが、時間もありませんので砂の砂漠を後にし白砂漠へ向かいます。●旅行一口メモ砂漠ツアーへ必須の持ち物は、サングラス、帽子、飲み物、寝る時の防寒具、飲みもの、歯を磨いたり顔を洗うための水、タオル、テッシュ、トイレットペーパー、日焼け止め。出来れば持って行った方がいい持ち物は、使い捨てカイロ、予備の服、ウエットティッシュ。 冬場の西方砂漠キャンプでは防寒対策を忘れずに。砂漠であってもさして暑くはありません。真昼でも暑すぎるという気温ではなく、半袖Ｔシャツでは朝夕はひんやり寒過ぎるかも。夜はかなり冷えます。フリース＋山用のウインドブレーカー＋寝袋＋ラクダの毛布＋使い捨てカイロ　でも寒くてなかなか寝られません。薄手のＭｙ寝袋を持参し、ツアーの寝袋と二重にして寝れば良かったかも（＾＾；）。次回もしも参加するような機会があったら私は多分寝袋を持参します。喉も渇きません。飲み水は家族４人で大サイズのペットボトル１～２本で大丈夫です。が、砂漠には水道がないので手洗い、歯磨き、洗顔の水がありません。そのための水をペットボトル大サイズ１～２本持って行くといいです。

  2009年03月06日

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  【エジプト】西方砂漠ツアー

  すっかり間が開いてしまいましたが（＾＾；）、エジプトの続きです。カイロ観光を終え、翌日からは砂漠に向かいます。実はエジプトでは日程的な問題で、アスワン＆アブシンベルへ行くか、西方砂漠へ行くかを選ばねばなりませんでした。アブシンベルも行きたかったんですが、我が家はチュニジア旅行でサハラ砂漠へ行って以来砂漠ファンとなっております。なので今回も、アブシンベルを振り切って、思わず砂漠の方を選んでしまいました。砂漠ツアーは運転手兼ガイド付き４ＷＤ車のチャーターです。家族４人だと丁度都合がよく１台。じぶんちの都合で止まったりしてもらえるので便利です。まずはカイロから車で約６時間のBahariya Oasisへ。ここがツアーの起点になります。西方砂漠では他にもFarafra Oasys 、Dakhla Oasysなどありますので、砂漠で見たい所を考えて起点をどこにするのか決めるといいでしょう。ちなみに、うちはカイロから近い、という理由でバフレイヤオアシスにしましたが。オアシスで基地に選んだのはInternational Hotspring Hotelです。ちなみにこのホテル、オーナーの奥さんが日本人だそうです。近所に別のホテルもありますが、お値段はこちらが良心的。砂漠ツアーのガイドもしっかりした英語で、「保護エリアには入ってはいけない」などの教育も行き届いています。（何でそんなことが行き届きになるかというと、砂漠ツアーで行った進入禁止の保護エリアに平気で客を入れているガイドがあまりにも多かったからです・・・・）ホテル入口の門の前で さて、ホテルに着くとツアーの説明を受けます。ドイツ人だというマダムが砂漠の説明を英語でしてくれました。日本人のお客さんも多いそうで、我が家は子供たちが英語ができるので驚かれましたが、「日本から来たのではなく、ジュネーブ在住です」というと納得されていました。２０分ほどレクチャーを受けたら、昼食を取ってすぐに出発だそうな（＾＾；）。あわただしいけれど、実はそれは私たちがちょと寝坊したせい（＾＾；）。ホテルでのご飯。３種の前菜、肉煮込み、野菜煮込み、ご飯のメニュー。飲み物類のメニューや料金表がありませんが、ここはとても良心的なお値段ですのでご安心ください。ホテルでお昼御飯を食べると、車の準備も出来ています。イザ砂漠へ出発！●旅行一口メモ西方砂漠のツアーはオアシスにあるホテルが手配する慣例です（運転手＆ガイドさんはホテルの従業員を兼ねている様でした）。なので、Ａホテルに泊まっているのに、安いからとＡホテルツアーをキャンセルし、自分でＢホテルのツアーに申し込む・・・などということはトラブルの元なのでやめましょう。なお、安いツアーはテント（ない場合も）や料理、ガイドの質など、それなりです。砂漠ツアーのシーズンは冬場です。この時期には飛び込みでホテルまでやってきても参加できないことがあります。実際運転手と日本人世話役（添乗員兼通訳）と３人でやってきたお客さんが、仲介した代理店の不手際だったのか、ツアーを頼まずホテル宿泊だけ手配して来て、「もう４ＷＤ車がない」と砂漠ツアーを断られていました。世話役の人は滅茶苦茶焦って何とかならないか、自分たちが乗ってきた普通の車で砂漠を見に行けないか、と相談してましたが、「砂漠の内部に普通車で入るのは無理」と止められていました。

  2009年03月03日

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  【エジプト】ハーン・ハリーリ

  遅い昼食の後はハーン・ハリーリへ向かいます。 実はあまり買いモノには興味なかったんですけど（＾＾；）、カイロへ来た観光客が必ず寄る観光名所ということで行ってみることにしました。う～ん・・・・。どうだろう？イスラム寺院横のデベスタン辺りはスークの雰囲気はありますが、市場の中はお土産物屋しかありません。で、どの店も売ってるもの大差ないし・・・。チュニジアのスースのスークや、イスタンブールのバザールなどに比べると活気がなくて小さい感じ。歩いてる人が本当に観光客だけだし。ムスキ通りをどんどん進むとだんだん地元の人向けの商品を売る店が増えてきて活気はありますが、建物が新しくて雰囲気はなくなるし・・・。売ってるものは同じでも、ルクソールのスークの方がイイ感じでした。ムスキ通り。でも、せっかく来たんだし・・・と、少しお土産を見てみましたが、いくら？と聞いても「いくらなら買う？」という返事ばかり。定価のない所での価格交渉は、向こうの最初の言い値を元にして始めるのですが、幾ら聞いても「いくらなら買う？」の一点張りなので、交渉に入る気になれません。１時間ほど自由行動でしたが、見るだけで結局何も買わずに時間終了。庶民の活気溢れる市場を見たければ、古さはなくても現在本当に市民に利用されている市場を見に行った方がいいかな～という気がしました。●旅行一口メモ在住の人によると、価格交渉は言い値の３分の１くらいからはじめて、半分で折り合いをつける程度の感覚だそうです。こちらの言い値に相手が怒ったら言い値が安すぎたか、安すぎを装う相手の演技。「じゃ、いらない」と帰ろうとして、そのまま声をかけられなければ本当に安すぎたということで、もしも「まあ待て。」と引き留められたら交渉継続しても問題ない（別に安すぎる値段を言ったわけではない）と考えればいいようです。なお、最初の言い値で相手がにっこりしたら・・・。あなたは美味し過ぎる客だった、ということです（＾＾；）。

  2009年02月20日

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  【エジプト】カイロ・考古学博物館

  さて、朝８時からピラミッド見学をはじめ１０時半です。ガイドさんが提案した予定ではこのあとご飯を食べてからカイロ・エジプト博物館という話だったのですが、お昼御飯を食べるのはちょっと早すぎるので、カイロまで戻り先に考古学博物館へ行くことにしました。カイロエジプト考古学博物館ですが・・・。写真撮影禁止ですので中の展示物を写真でご紹介するわけにはいきません。ってことで、これは絵葉書中は博物館と言うより『倉庫』（＾＾；）でございます。とにかくモノが多すぎる。ろくに説明板もないような展示物が無造作に並んでいて、どこから手をつけていいやら。詳細な解説文章など用意して読みながら全部見てたら丸一日でも足りないでしょう。なのでサクサクと。個人的にはアマルナ美術が好きですが、まあ、その辺語りだすと長くなるので個人的趣味は置いといて、この博物館の一番の見どころは何と言ってもツタンカーメン王の副葬品です。黄金のマスク、黄金の棺、王の玉座、ベッドなどが有名ですが、その他の副葬品もそれはそれはみごとなものです。量がとても多く、こんなにいっぱい・・・という感じ。ガイドさんと一緒なら、王墓発見の状況から主な副葬品の説明までしてもらえると思いますが、もしもガイドなしで自力で行くのなら、せめてツタンカーメン王墓発見の物語と、主な副葬品の解説文くらいは事前で準備して解説読みながら見て回った方が面白いです。ガイドブックは日本で購入するのもいいですし、博物館のミュージアムショップでも購入できます。推薦図書（大人向き）図説ツタンカーメン王　（ふくろうの本　世界の歴史）ファラオの秘宝　ナショナル ジオグラフィック傑作写真集 　ナショナル ジオグラフィック (編集) 上の２冊は写真が多くて入門者にも入りやすい説明本です。光の王妃アンケセナーメン　クリスチャン・ジャック　吉村作治　山田浩之＊ツタンカーメンの妃が主人公という滅多にない（＾＾；）小説。吉村作治先生が監修してます。アマルナ革命についても触れられています。内容も結構面白いです。推薦図書（子供向き）ツタンカーメン王の秘密　(講談社青い鳥文庫) ハワード カーター (著)なぞの少年王ツタンカーメン (まんが世界ふしぎ物語) たかし よいち (著) こちらはマンガ仕立てなので小１から読めます。同シリーズには他にミイラと墓泥棒など、古代エジプト関係のものが他に３冊あります。●旅行一口メモ考古学博物館の向かいにお土産物屋さんがあり、ツアーだとここへ連れて行かれると思います。が、ここ、定価販売だけどめっちゃ高いです（＾＝＾；）。ルクソールやアスワンなどへ行く予定があるならそちらで買った方がお安いです。例）ヒエログリフを書くためのプラスティックの型　ここで１５００円がルクソール神殿横ツーリストバザールの本屋で３００円とか。博物館の出口前と出口を出て左には博物館のショップもあります。出口前のミュージアムショップは本類が充実しているようでした（見たかったけどガイドさんがさっさと行ってしまい見れなかったです）。ただ、エジプトは外国製品の関税が１００％だか２００％だかとにかく高いので、英米本は日本のアマゾンなどで買う方が安いと思います。

  2009年02月07日

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  【エジプト】ピラミッドパノラマとスフィンクス

  ピラミッドの中を見た後は、車で３大ピラミッドを一望できる写真撮影ポイント、ピラミッドパノラマへ。ラクダに乗ってみたければここにラクダがいますのでどうぞ。ここでは写真撮影してピラミッドを遠景で見る以外はすることもないので、次はスフィンクスへ車で移動。（船の博物館がピラミッド脇にありましたが、子供がスフィンクスを早く見たいようなのでパス。）この謎のポーズはミイラのつもりなんだとか・・・。スフィンクスの前には河岸神殿の跡があり、昔はここまでナイル川が来ていたことがわかります。また、スフィンクスはピラミッドのように石を組み合わせて作ったものではなく、岩を掘って作った彫像なのだそうです。背中のあたりを見ると、そのことがよくわかります。 滅多に見れないスフィンクスのおしり。子供のペースでピラミッド、ピラミッドパノラマ、スフィンクスを見学し、現在午前１０時半。少々の家族会議の後、これからカイロに戻り、昼ごはんを早めに食べて、考古学博物館とハーン・ハリーリへ連れて行ってもらう事にし、ガイドさんにそう伝えます。ところで、ギザのピラミッドや、ピラミッドパノラマ、スフィンクスは、お互いの距離がそれなりに離れています。なので、全て歩くとなるととても大変。位置関係はこんな感じ↓お子様連れの場合、また、お子様がいなくても真夏の酷暑時期には、ツアーに参加するか個人手配してとか、とにかく車で動くのをお勧め。個人手配の車があれば、ギザの３大ピラミッドとスフィンクスに、サッカラの階段ピラミッド、ダフシュールの赤のピラミッドを組み合わせて１日で見て回ることが可能な様です。家族４人だとツアーに参加するのと料金も大して変わらないので、色々なピラミッドを見たい場合や、マイペースで見学したい場合、個人手配も結構お勧めです。なお、我が家の個人手配は、朝７時～午後４時までの１日で小型バスに運転手と日本語ガイドさんをつけ、ＵＳ１３０ドルでした。●旅行一口メモ観光地のトイレはレストラン以外では殆どチップが必要です。値段が明記されているトイレ以外は５０ピアストルで充分です。大抵掃除の人がトイレットペーパーを持っていてペーパーを渡す代わりにチップを要求してきます。もうトイレットペーパー代と割り切りましょう。トイレットペーパーが少ない場合はもっとちょうだい！と言ったりトイレットペーパー切れの時には「持ってきて！」という苦情も言えます。実際にチップを払って中に入ったのにペーパーがなかったことがありました。オバチャンに聞いても「紙はない。」と言われたので、「じゃ使わない」と身振りでしめし手を出したら払ったチップをすんなり返してくれました。

  2009年02月06日

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  【エジプト】クフ王のピラミッド内部へ

  おおお～～～っ！近くへ行って記念撮影すると、てっぺんまで写真に写りません。でかいでかいと近くで見上げて感動した後で・・・。いざ、クフ王のピラミッドの中へ。（残念ながら写真禁止です。仕方ないので資料をもとにしたいんど象の絵でご紹介します）大回廊を上から見た図・・・てな感じの内部ですが・・・（実物はもうちょっと暗いかも）。外はフリースに登山用ヤッケでも暑くなかったですが、ピラミッド内は空気が淀んで少し蒸し暑い感じです。半そでで全くオッケー。今の外気温でこれだと、多分真夏だと気持ち悪くなってぶっ倒れるんじゃないかと・・・（＾＾；）。階段は欧州の大聖堂のカテドラルへ登る程度の段数ですが、入口から半分は天井が低いので、非常に～歩きにくいです（特に下り）。私たちの前を歩いていたのがヨーロッパ系？の御老人だったんですが、途中で足が止まってしまっていました。ですが、並んで登れる道幅ではありませんし傾斜が結構あるので、後ろの人が追い越すことはできません。「大丈夫ですか？」と声掛けし、段の高い所では多少お手伝いしましたが、かなりキツそうな感じでした。体力のない方は特に真夏のピラミッド内部に入るのは充分お気をつけて。大回廊の手前には少し空間に余裕がありますので、そこで休憩するのも手かもしれません（実際に休憩している人もいました）。肝心の内部ですが、中に何があるかと言えば、何もありません。しかし、これが紀元前２０００年代（っていうから約４０００前）に作られた建築物だと思うと、綺麗に水平に切られている石も、隙間ない積み重ねの技術も、大回廊の遥かに高い天井も、感動もの。かなりの傾斜のある暑く暗い内部に副葬品を運ぶ時の当時の苦労なども、想像力を働かせえ色々と考えてみると、とても感慨深いものがあります。やっぱりここはどこかのピラミッドへ入ってみることをお勧め。なお、ピラミッド内の大回廊は一番上から見下ろすように見ると迫力あっていいです。電気はともっていますので内部は見えますが、詳しく見たければ懐中電灯とかヘッドランプとか持参した方がいいかも。ということで、クフ王ピラミッドの内部見学、所要時間約２０分。でも真夏だと、感慨に浸るよりも何よりも、暑い！！何でもいいから早く出たい！（＾＝＾；）って思っちゃうかも。夏場は極力早朝に。●旅行一口メモジンバブエ並み、とは言いませんがエジプトもかなりのハイパーインフレ。といっても観光名所だけですが。入場料金はどこも値上げしており、買ったばかりの地球の歩き方最新版値段の１．５倍近くしていました。聞いてみたところ、テロのおかげで観光客がなかなか戻らず、施設維持のため値上げすると、今度は代金の高騰により欧米の観光客は見学場所を減らしたり、近隣国の観光客が減ったりで、入場者が増えず、仕方ないので更に値上げ・・・という悪循環なのだとか。エジプトは観光立国なので観光客の減少には本当に悩んでいるそうです。さて、観光名所の入場券売り場ではカードが使えるところは少ないです。ガイドブックの値段を参考にお金を用意して遺跡巡りをしたら、４人家族だと１日で軽く５００ポンド（１万円近く）も足らなくなってしまう勢い。「せっかく来たのにもうお金がなくて入場料が払えない！」ということになったら悲しすぎ。現地で入場券を自分で購入する場合、エジプトポンドは多めに用意しておいた方がいい様です。

  2009年02月05日

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  【エジプト】ギザの３大ピラミッドへ

  ２日目は朝からギザのピラミッド見学です。ギザはツアーではなく車と日本語ガイドさんを雇いました。見学予定は、ギザのピラミッド見学と考古学博物館。もう一か所カッサラへ行くか、ハーン・ハリーリへ行くかは時間次第。まずはギザへ・・・。なんですが、何か寒い（＾～＾；）。エジプトといえど冬場の朝は結構冷え込み１０度切ってます。日中でもさほど暑くはなく、日かげや建物の中は半そでだとヒンヤリ感。半そでＴシャツの上に薄手のフリース。その上に登山用ヤッケを着こんで出発（厚着すぎ？いや、暑い分には脱げばいいから。寒いよりはマシだし。）。カイロからギザのピラミッドまでは約１時間。ピラミッドは砂漠の真ん中にポツンとあるイメージだったんですが、ギザは結構大きな街です。ピラミッド周辺がかなり広めに観光エリアを儲け、建物を建てないようにしてあるので、写真で見ると砂漠の真ん中に・・・なイメージになる様。ギザの町からピラミッドを見ると、建物の間にピラミッドが見え隠れしていて何だかとても不思議な感じ。３大ピラミッドでは王のお墓に入りたいのですが、クフ王のピラミッドなど午前１５０人、午後１５０人の人数制限があるし、入れないかも、と思い、第一希望、クフ王、第二希望、カフラー王でガイドさんにチケットを買ってもらいました。・・・あっさりクフ王ゲット（＾＾；）。私たちが見てるだけでも楽勝で５０～６０人は入ってましたけどねぇ・・・。本当に午前１５０人限定なのかいな？と勘繰りたくなるのは私だけ？人数制限は謎ナリ（＾＾；）。ということで、まずはクフ王のピラミッドの前へ向かいます。うお～～～！！！デカイっ！！隣のカフラー王のピラミッド遠くて霞んでるよ。というのが感想。観光名所は写真で見ていた感じより小さくて大したことないものと、写真より迫力あるものとに分かれますが、ギザのピラミッドは明らかに後者。石の１つ１つがでかい！全体を写真に入れるにはかなり遠くないと無理。う～ん・・・いや・・・すごい（としか言えない）。ガイドブックにはピラミッドの周りはラクダ乗りやお土産などの客引きだらけ、とありましたが、殆どいませんでした。旅行中何度か客引きが警備のツーリストポリスに追い返されている光景を見ました。現在、客引きなどは厳しく規制されているようです。●旅行一口メモエジプトのビザですが、代理店に頼まなくても自分で簡単に現地で取れます。何も難しいことはなく、カイロの空港でパスポートコントロールの手前にずらっと並んでいる銀行窓口で買うだけ。購入時に書類記入なども一切ありません。観光客「ビサください」銀行　「はい、ＵＳ１５ドルね」以上。もうほどんどビザというより「エシプト入場料」って感じですね～（＾＾；）。ビザはシールになっているので自分でパスポートに張り付けておしまいです。ホログラムがいかにもビザっぽいい。尚、タバなどのマイナー空港だとパスポートコントロールで直接販売の場合もあります。係の人に「１５ドル払って」と言われますので、払ったらそれでおしまいです。なお、そちらでのビザはよくわからないハンコのみでした（笑）。赤い→で示した長方形がタバでもらったビザ。・・・って、同じ国のビザとは思えないんですけど（＾＾；）。

  2009年02月04日

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  【エジプト】カイロのホテル

  ということでエジプトですが・・・・・・。まずはお約束。ホテルについて。カイロのホテルはドミでなければ高級ホテルの選択です。在住者の方によると、カイロでは高級ホテルといえども、料金一流、サービス３流のホテルが多く、中級ホテルなどサービスも部屋もドミレベルなのに料金だけ中級のハズレホテルが多いとか（地方はそうではない）。なので、カイロでは名前の通った高級ホテル（の中でなるべく安いとこ（＾＾；））へ泊まることにしました。子供も高学年になるとツインにエキストラベットでは狭くてやってられません。しかし２部屋となると何かと面倒。なのでカイロで４人部屋があるホテルを探し、値段で選んでヒルトンレジデンスに決めました。レジデンスと言うだけあって、部屋は広いです。居間＋２ベッドルーム＋書斎＋２バスルーム＋台所＋女中さん部屋。ただし普通のホテルの様なきめ細かいフロント業務はなし（両替すらない）。でも、アメニティグッズはあるし、ちゃんとベッドメイクも入ります。それで一泊１２５＋＋（で約１６０）＄ＵＳはお値段的にはかなり納得価格。居間です。かなり広いです。主寝室。ブルーグレーに真っ白のシーツで好感持てます。 第二寝室。こっちはベージュ系で統一され落ち着いた雰囲気。 書斎。予備のベッドもあり５人まで泊まれるようです。広すぎて結局この部屋は使わず（＾＾；）。カイロの方に聞いたら、ここは赴任者の方が家が決まるまでとか、帰国直前に荷物出しを終えた後などによく利用されているようです。部屋は広々として快適ですが、エジプトのホテルでは気をつけなければならないことがあります。それはお湯の使い方です。エジプトのホテルのお湯は部屋ごとのタンク式です。タンクに水をためて沸かし、お湯を使うとタンクにその分水が足されるので長時間使い続けるとお湯が水になってしまします。日本の様に水道の蛇口をひねったらお湯が無尽蔵に出てくるわけではないんですね～。高級ホテルは各部屋それなりに大きなタンクがある様ですが、中級以下のホテルや、地方都市のホテルだと結構タンクが小さい所もあります。なのでタンクの大きさを見てお湯を使わねばなりません。もしもぬるくなったら熱いお湯に戻るまで、１時間くらいかかる様です。砂っぽいエジプト。できれば毎日シャワーを浴びて髪も洗いたいもの。一人目の人がお湯を使いすぎないように（家族づれなら間違っても子供を最初に入れて、やりたい放題お湯を使わせたりしないように）注意した方がいいかも。あと、タンクのスイッチがオフのままだと、どれだけ待ってもお湯が出ませんので部屋に入ったらまずお湯タンクのスイッチを確認しましょう（ま、高級ホテルではそのような心配はないと思いますが）。初日は午後到着でしたので特に観光はせず、いきなりカイロの知り合い日本人宅で鍋の夕飯をごちそうになり、ここは日本？と錯覚しそうになりながら１１時近くまで・・・・（＾＾；）え？ナンカチガウ？明日は朝からギザのピラミッド見学です。

  2009年02月02日

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  １ヶ月ぶりですが・・・

  何とブログは１か月ぶりの更新ですが（＾＾；）、生きてます。何だか色々忙しくブログやってられませんでしたが、見捨てずにアクセスしてくださっていた皆様、どうもありがとう！年明け早々ちょっとこちら　↓　まで旅行に・・・・ ということで、次回よりエジプト旅行の話を始めたいと思います。  （あ、その前に長らく放ってあったバイオリンの方の記録も書かなくちゃ・・・（＾＾；）。）

  2009年01月27日

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  パリ旅行２００８（１３区の中華街）

  今年のパリでは、フランス料理をほどんど食べていません。というのも、１３区の中華街の店に通ってしまったから（＾＾；）。パリに中華街があるのを御存知でしょうか？まあ、中華街といっても、ベトナムやタイ系のお店も多いので、中華街というより、アジア街と言った方がいいのかもしれませんが。場所は１３区、Ａｖｅｎｕｅ　ｄ’Ｉｖｏｒｙ（地下鉄７号線Porte d'Ivry）　の辺り一帯なのですが、この辺りはほとんどのお店がアジア系で、歩いている人も９０％がアジア人。いちおう地図。黄色い部分が中華街エリア（大体です）え？ここ、フランスだったよね？と確認したくなるような様子の町並み。パリに来るとここの大きな中華スーパー陳氏百貨商場（タン・フレール）で、ジュネーブより安く買える中華食材や中華野菜、あちこちのお店で焼いている鴨の丸焼きやチャーシューなど色々買い込んで帰るんですが、今回は初日のホテルチェックイン前にこちらに寄って中華料理店でお昼御飯を食べました。１３区の中華街のレストランはベトナムやタイ料理がほとんどなのですが、中にはちゃんとした中華料理店もあります。我が家が食べたのは、４４番地の陳氏商場（２階に食器売り場がある方）の入ったビル２階商店街の、ず～～っと奥。帝都大酒楼（Asia Paiais）。ここは香港式中華のお店で、メニューもたくさんあるし、味はジュネーブの中華料理店は足元にも及ばないおいしさ。ここの中華がとても美味しかったので、子供らから毎日ここで食べる攻撃が・・・、「今晩もここで食べる。明日もここ」パリで食べると騒いでいた日本式ラーメン、鰻、カツカレー、うどん・・・。それらをすべて忘れさせるほど、おいしかったようです（＾＾；）。まあ、確かに一食では心残りでしたが・・・。お値段もフランス料理よりお安いし・・・。ということで、ついついこの店に通ってしまい、アパートメントホテルだったのに今回は朝しか自炊せず（＾＾；）。行くたびに北京ダックや香港火鍋をたらふく頂き、既に自分がパリにいることをすっかり忘れていました（＾＾；）。香港火鍋。北京ダックは夢中になりすぎて写真撮ることすら忘れて食べました（＾＾；）。 幸せを感じる今回のパリ旅行の食事でありました（何か違う？）。 最終日、まだまだここの食事に心残りの子供たち。「また来ようね。ここに中華食べに。」え？中華を食べに、６時間車で走ってパリまで？（＾＾；）？（＾＾；）？（＾＾；）？いや・・・・。 行くかも・・・・。

  2008年12月21日

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  パリ旅行２００８（いざ！オペラ鑑賞）

  と、いうことで、当日でございます。イタリア広場のホテルからはオペラ・バスティーユまで１本。時間も１０分ほどでラクチンです。開演４０分前のオペラ・バスティーユ既に人が一杯。ダフ屋もいます。見ていただければわかると思いますが、みんなカジュアルな格好。一番高い席の人たちセーターとパンツ程度の人が主流。初日、千秋楽などのプレミアチケットなら正装かもしれませんが、普通の公演日なら、あまりドレッシーな服装だと浮くかも・・・。カテゴリー２以下の席ならばＧパンにセーターの完全普段着という人も大勢いました。でもまあ、せっかくパリまで来てオペラ鑑賞するんですから、Ｇパンじゃ気分が盛り上がりませんよね。感覚としては、友達ママとフレンチやイタリアンの名店でランチするくらいの服装積もりがいいんじゃないかと思います。入口から入ると席に一番近いドアを示されますのでそちらへ。ドアの近くにクロークや飲食の販売コーナーがあります。オペラ公演は７時半からで、途中３０分の休憩があり、終わりは演目によってまちまちです。終わるまでにお腹が空きそうなら始まる前に食べましょう。途中の休憩時間には販売コーナーのサンドイッチは売り切れて、飲み物とお菓子しか残っていません（こちらに限らず、他の会場の音楽やバレエの公演でも同じで、休憩時間には大抵サンドイッチは売り切れてます）。取りあえずお腹も減ってませんので席の方へ。オペラ・バスティーユ内部。広～い！　そして、天井高～い！本日の演目はヴェルディの３大オペラの一つ、リゴレット。取りあえず、一番有名な「女心の歌」は聞いたことある方もおありと思います。『女心の歌』はこちら（ｙｏｕ　ｔｕｂｅ）http://jp.youtube.com/watch?v=xCFEk6Y8TmM映像で歌ってるのはパバロッティですが私が見た公演の歌手がパバロッティだったわけではありません（＾＾；）。 話の筋などはネットで調べていただくとして、オペラ鑑賞はこれが初めて。実は面白くなかったらどうしようかと不安だったんですよ。だってね、イタリア語のオペラをフランス語字幕で観るわけですよ。・・・・・・歌詞わかるわけないし（～＿～；）。そうこうするうちに生オーケストラの序曲が始まり開幕。舞台の幕が上がると・・・まず豪華な舞台セットに驚き。いや～・・・・。面白かったです。オペラは台詞が歌の演劇ということなんですが、歌だから、台詞ではそう多くを語れない。よって、筋書は割と単純でわかりやすく、予習をしておけば歌詞がわからなくても内容はわかります。演劇的要素も濃くて、歌っている人以外が、今の状況をわかりやすく演技してくれることも理解の手助けになりますし、大がかりなセット、豪華な衣装、回り舞台など、エンターテイメントとしても楽しめる工夫があちこちに見られます。音楽をしている方なら、生オケも楽しめますよ。生オケなのに演技の動作とぴったり合っていて、そのへんも興味深いです。終幕後の舞台挨拶は写真撮影オッケーオペラ、また見たいですね～。流石にパリまでは観に行けないので、次は是非ジュネーブで（実はジュネーブにもオペラのホールがあるんです。今まで見向きもしてませんでした。ごめんなさい）。

  2008年12月19日

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  パリ旅行２００８（オペラのチケットを予約しよう！）

  今回のパリの夜のハイライトはオペラ鑑賞。去年はチケットが完売で見られず。なので今年は１か月以上前にチケットをＧＥＴしてパリ・オペラの夜のために準備しました。 さて、オペラチケットですが、実はインターネット予約で自分でも簡単に取れます。１）まずはパリ・オペラ座のページにアクセス。２）reserverをクリック。クリックすると予約ページになり、英語も選択できます。３）予約トップページにチケット販売中の演目一覧が出ているので好きな演目を選び、次のページで希望の日を選択。４）サインインページになるので、if you are not yet registered, click here.を選び、名前や住所を入力。最後の情報利用も左右どちらかを選び次に。５）オペラ座の座席図が出ます。右のカテゴリー（料金）別のところに希望のチケット枚数を選んでｒｅｓｅｒｖｅをクリック（仮予約で確定ではありません）。なお、早い時期の予約はカテゴリー４までの席しか表示されません（安い席はもう少し後から予約スタート）６）仮予約の時間は７分間です。ｐｒｅｖｉｅｗで仮予約している席から舞台の見え方がチェックできます。カテゴリー３の席のプレビュー例７）その席でよければ改めてｒｅｓｅｒｖｅをクリックし、カード情報などを入力し確定します。他の席が良ければ５）からの操作をやり直します。８）予約が成功すれば確認メールが届き、後日自宅までチケットが郵送されてきます。ちゃんと日本まで送ってくれるんですよ（＾＾）。チケットがやってきたらそれを持って当日鑑賞に行くだけ。予約の数日前に「オペラ座に席が用意されていますよ。忘れずに来てね。」との確認メールもやってきてちょっと嬉しい感じ。ジュネーブに届いたチケット。予約が１週間前などで、郵送する時間がなければ、チケットは当日窓口での受け渡しになります。その時には確認メールを印刷して持って行った方がスムーズと思います。 パリのオペラチケットを日本の代理店で頼むと、手数料が高く１．５倍ほどします。会社によっては一番高い席しか扱っていません。オペラ・ガルニエの安い席はあんまりですが、バスティーユはどの席からでも舞台が良く見えるのが売りで、実際最上階いちばん後ろの席でもよく見えるそうです（実際に３階で見た人談）。我が家は値段が高い方から３番目（８９ユーロ）の席でしたが満足でした。実はあまり前の方の席だと舞台全体が逆に見えにくかったりします。今歌っている人の歌詞に合わせ、舞台の端で他の人物が隠れたり、嘆いたり・・・も一緒に見えないと面白さ半減。舞台全体の人の動きが楽に見える辺りの席がベストです。なお、７分間仮予約というシステム上、ＨＰで見た時にたまたま何人がいくつも仮予約して席を物色していると、席が無いと表示されます。数分後に見ると席がある場合もあります。希望する演目のチケットがない場合は何度かアクセスしてみることをお勧めします。直近にキャンセルも出ます。知り合いで３日前に売り切れだったはずのガルニエの一番高い席のチケットを取った人もいます。直前まであきらめないでＴｒｙしてみてください（＾＾）。

  2008年12月18日

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  パリ旅行２００８（ポンピドー文化センター）

  リアルの生活が忙しく長らくブログを放置していましたが・・・。（このまま自然消滅でも・・・とか思ってましたが（＾＾；））リアル生活でもあちこちから「ブログは？」とのお言葉もあり、再開することにしました。パリの続きからです。さて・・・。記憶の糸を手繰り寄せ（笑）１０月のパリ旅行。今回子供に一番ウケたのはこちら。ポンピドー文化センター・・・の中の国立近代美術館です。近代美術っていうと難しそうですが、あんまり難しく考えずに、「あ、この色綺麗」とか、「面白い！」とか見ると結構楽しいんですよ。これが。私などいつも「家の居間に合いそうだ」とか考えながら見てます。ルーブルの壮大な絵よりも、近代美術の方が今の飾りには合うんですよ～（買えませんが）。内部には絵画だけでなく立体物も多くそれも楽しいです。子供の右のロープ・・・よじ登りたい感じですが作品です。いろんな材質でいろんな工夫があり、いろんな面から展示品を見て子供はどんどん近代美術の世界へ引き込まれ・・・・。取りあえず作品と一体化してみたり・・・・。 作ってやろうと野望を抱いてみたり・・・。 知ってる作家（ダリとかカンディンスキーとか）のウンチクを述べてみたり。 何やら怪しい物体を見ながら妙になごんでみたり・・・。 作品に自分を映して踊ってみたり・・・。楽しい２時間を過ごしてまいりました。子供は「もっと見る！」とか言ってましたが、１１時から見はじめてもう昼の１時になってので、レストランが休憩に入る前にご飯を食べにへ行きました。さて、３年通ってこれでパリの３大美術館制覇！！いや～、もうパリに思い残すことはございません（笑）。良かったですよ。近代美術館。お子様連れで美術鑑賞ならここが一番お勧めです。●インフォメーション開館　１１時～２１時　火曜休館　５．５ユーロ（１８歳以下はタダ）他美術館に比べて開館が遅めです。チケットは建物内にありますが、既にチケットを持っている人と中で買わなければならない人では並ぶ列が違います。 ミュージアムパスなどお持ちの場合は左側の短い列へどうぞ。ドアが開いたら左手のエスカレーターで直接美術館へどうぞ。地下鉄Ranbuteauで降りてすぐですが、フォーラム・デ・アールやシャトレ広場の辺りからも本当にすぐ近くです。周りにはサンドイッチなどの軽食店や安めのレストランがありますが、味はいまいちです。味にこだわるならば美術館裏手のマレ地区へ足を伸ばした方がいいかも。

  2008年12月16日

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  パリ旅行（２００８）ルーブル美術館

  二度目にして、夜のルーヴルですが・・・。最初にリシュリュー翼の『ジャン２世肖像』を見た時には、「しまった。何かよく見えない・・・（昼間自然光が入って見る状態と違い、目がルーヴル内の照明の明るさに慣れてなくて）。」と思ったのですが、５分もしたら調整ができたようで見えるようになってきました。 今回はリシュリュー翼とシュリー翼中心に。いざ、シュリー翼３階へ。まずは個人的な見どころと思っているＧ・ラ・トゥール『いかさま師』問：　この絵の中のいかさま師は誰？答：　右端の女の人以外全員（＾＾；）同じく『悔い改めるマグダラのマリア』この絵が好きで、実物見たかったんですよ～。満足です。絵が多いのでサクサク進んで次の見どころは、世界史の教科書なんかでもおなじみの、イアサント・リゴー『ルイ１４世の肖像』。額からして王様。オレ様なポーズに靴の赤いリボンがおちゃめ。でも、息子たちには「去年見学したベルサイユ宮殿を作った人」と説明。ほえ～！と言っていました。次、アングルの『ヴァルパソンの浴女』と『グランド・オダリスク』。発表当時はアングルのこれらの絵は解剖学的に正しくないとか批判されてそうですが、だったらピカソの絵は既に人間でなし（＾＾；）。今ではそのようなことは重要ではないとされています。この辺りまででまだ１時間経ってないんですが、もう子供は嫌になってきた様子。今年は時間なくて、去年みたいに絵のクイズとか考えてこなかったんですよね～。やっぱり考えて来るべきでした（～＿～；）。広大なルーヴルへお子様をお連れの際は、下準備は入念に。さらにサクサク進み、子供らの気を引こうと画策。「ほら、前観光に行ったポン・デュ・ガールの水道橋とか、二ームの神殿だよ～」（ちょっと興味持たれる）「あ、見て見て。この人模写をしてるよ。上手。」（次男は絵ではなく模写してる人の方にえらく興味を持つ。ちなみに、下の子は将来画家志望らしい・・・。）視線釘付けの次男。でももう流石に限界か・・・（１時間半）。仕方ないのでフェルメールの絵とハンムラビ法典だけ見て、終わることにしました。ハンムラビ法典です。ってもよくわかりませんね。では、楔形文字をアップでどうぞ。 

  2008年11月12日

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  パリ旅行２００８（ギャラリーラファイエット）

  到着した日は木曜日でルーブルが夜９時４５分まで開館している日です。丁度その時はフランスの学校お休みとも重なってしまっていたので、昼間は混んでいるかもと思い、ルーブルはあえてこの夜間を狙って行ってみることにしました。時間があるのでギャラリーラファイエットで時間をつぶし、それからルーブルへ行って夕飯はルーブル近所の野田岩で鰻という計画です。ということでギャラリーラファイエットへ来たのですが・・・。高い。う～ん。円高で安くなってるはずなんですが、高い。それというのも、今年は時期が悪かったからです。例年パリ旅行は秋の３Ｊセールに合わせていたのですが、今年はジュネーブの学校のお休みとその３Ｊセールがうまく合わなかったのです。３Ｊセールの時期だと、各売り場で色々な商品が３０～５０％の激安。去年はラヴァージュの下着を４０％オフ、リネン１００％のベッド敷シーツを５０％オフ、掛け布団カバーを４０％オフ、さらにパリ・ヴィジット優待券でそこから１０％オフ、免税で更に１２％オフの価格で購入してます。その旨味を知ってしまった後では、定価販売で優待券＆免税でもたった２０％オフくらいじゃん・・・（しかもシーツなんか去年激安で買ったものとおんなじのが定価販売してるし）。ということで、異様に高く感じてしまい購買意欲が失せました（～＿～；）。結局買ったのは明日の朝のパンだけ。やっぱりパリはセールの時期がいいわ～。赴任期間を考えると、多分これが最後のパリ。そう思うと心残り・・・（～＿～；）。（とか言いながら、帰任前にまた来たりして） ということで、何も購入せず時刻も６時近くになったため、バスでルーブルへ・・・。同じ狙いか、見学者は結構いました。一昨年来た時より混んでたかも。いざ、夜のルーブル美術館へ。

  2008年11月08日

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  パリ旅行２００８（ホテル）

  さあ今年も毎年恒例のパリ旅行のシーズンがやってまいりました（笑）。今年の日程は１０月２９～１１月１日まで。そして今年のお題目は、・３大美術館鑑賞・パリで中華を食べるです。３大美術館とは、ルーブル、オルセー、ポンピドー近代美術館の３つ。去年までにオルセーほぼ全館と、ルーブルのシュリー翼地下と古代エジプト美術部、モナリザ、サモトラケのニケは見ていますので、今年は近代美術館を全館と、ルーブルの３回全部とハンムラビ法典狙い。パリで中華、は、去年帰りにＩｖｒｙの中華街で中華食材を買った時に「なぜここで中華を食べなかったのか？」という悔いが残り、フランス料理はいいから、中華だ！ということで目的にしてみました（＾＾；）。午前７時にジュネーブを出発し、パリには１時前に到着。Ｉｖｒｙの中華街へ直行し、お昼ごはんはタン・フレールスーパーの二階部分をずずいと奥まで進んだところにあった香港式中華の国都大酒楼 （Asiapalace）でラーメン。これが我々の今回のパリ旅行を決してしまいました。子供たちは「明日もまたここで食べたい。」と（＾＾；）（＾＾；）（＾＾；）。結局この店に通うことになりました（笑）。今回もお宿はイタリア広場のアパートメントホテルCitadinesです。で、部屋番号も去年と同じ。去年の写真にちゃんと写ってなかったキッチンをご紹介。シンプルですが、一応大体のものはそろってます。今年は３泊ですし、中華街で食べるつもりなのであまり気合い入れて台所関係は持参しませんでした。ここのホテルのいい所は隣のショッピングモールの駐車場に３日、１週間など長期利用設定があり、駐車場代が割安な事と、地下鉄入り口真ん前、そしてその地下鉄が行きたい所へ大体１本で行けることです。ということで、部屋でしばし休息のあと早速ギャラリーラファイエットへ出かけます。 

  2008年11月07日

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  カンヌで海水浴　～カンヌの公共ビーチ～

  コートダジュール海水浴についての詳しい情報はこちら。モナコの海岸の様子はこちら。ニースの海岸の様子はこちら。で、カンヌのビーチですが、メインストリート沿いのビーチはとても混んでいます。人がどっちゃり・・・。プライベートビーチでも満席のエリアが出ているくらい。公共ビーチは勿論朝早く行かないといい場所取れません。しかし、殆どの人が甲羅干しで来ているだけのため、海の中がイモ洗いってことはありませんが。１日目と２日目は部屋から歩いていけるメインストリート沿いの公共ビーチへ。公共ビーチは左右の端で、去年は海に向かって右側のビーチへ行きましたが今年は宿から近い左側のビーチです。（右側旧港近くのビーチの様子はこちら）左側のビーチは近くにレストランが少ないのと、アンディーブ通りが遠いので海水浴の合間や帰りがけに買い物しにくいという難点はありますが、海沿いのスタンドのサンドイッチが大きくて結構おいしく、隣のエリアに公園やチュロス屋もあるので海水浴目的なら問題ありません。カンヌにはこのメインストリート沿いのビーチ以外にも近くに泳げる場所があります。で、３日目は東のクロワゼット岬の東海岸のパームビーチも行ってみました。パームビーチの様子。波はこっちの方が穏やか。パームビーチはほぼ全域が公共ビーチです。カンヌ正面のメインビーチに比べると人はやや少なく、静かな感じ。シャワーやトイレはありますが脱衣所はありません。難点は、クロワゼット岬で防がれているカンヌメインビーチに比べ、風が結構強いこと。行った日は特に強かったのか、パラソルが倒れるくらいでした。（の割には波は穏やか）まあ、その代わりパラセイリングなど風を使うアトラクション（レンタルあり）は大賑わいです。また、食べられる所が少ないので、サンドイッチなどを用意するか、昼食後に出かけるとよいと思います。最も、子供は砂があればどこでもいいみたいですけど（＾＾；）。パームビーチで砂に埋まる・・・・。海の中に入っているより砂遊びの時間が断然多かったです（笑）。←ブログ村ランキングに参加中です（＾＾）。よろしく。

  2008年09月12日

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  カンヌで海水浴　～短期貸アパートメントに泊まる～

  今年のジュネーブは「プールに入りたい！」と思うほど暑い日が少なく、全く夏っぽくありませんでした。なので、何だかとても夏に餓えた気持ちになり、海水浴へ行ってきました。ジュネーブから一番近い海と言えばコートダジュール  近いっても遠いし・・・。 しかし暑い夏に対する渇望から、遠くても海水浴に出かけることを決意。今回は本当に海水浴だけが目的で観光はなし。行き先は、できれば砂の海ということで、浜が石のニースは速攻脱落。海まで近い宿にファミリールームの空きが見つかったモナコかカンヌかで迷いましたが、子供もいるし、キッチンのあるアパートメント短期貸しのカンヌに決めました。カンヌの海岸で、誰でも短期で借りられるアパートメントですが・・・今回使ってみた結果、イマイチでした。部屋は勿論ホテルより広いので、その点はいいんですが、鍵を中に置いたままオートロックしたとか、洗濯機などの部屋の備品に不具合があったという場合、ホテルと違いアパートメント仲介会社は定時営業のため、夜間は連絡がつきません何か問題があっても、苦情申し立ては翌日まで待たねばなりません。備品修理だと、苦情申し立てから普通に業者を手配して予約、対応という流れなので、早くても申し立ての翌日。遅ければチェックアウト後になります。今回運悪く洗濯機が壊れてたんですが、対応はチェックアウト後の日時を連絡されました。・・・意味ないし。アパートメントはホテルの様にフロントがあるわけではないので、例えばマルシェ（市場）がどこにあるか、一番近いパン屋はどこか、など、自力で近所のお店なんかで聞くしかなく、もちろんフランス語しか通じません。それが判らなければ食材の買い出しに行けませんから、キッチンが使えません（＾＾；）。滞在のアパートメントはバス停や海は近かったですが、マルシェが遠かったです（～＿～；）。カンヌで一番大きいマルシェ。市庁舎から１～２本内陸へ入った辺りにあります。カンヌの地図には駅の近くのマルシェが載ってますが、市庁舎の方のマルシェが断然お勧め。なお、魚屋はマルシェ外の通りに大きい店があります。あと、やっぱり旅行に来てまで家事などしたかありません（～＿～；）。今回予想外だったのは掃除です。まず台所の備品が汚かったです。皿とかコップは前の人がいい加減に洗った感じ。鍋は底が焦げ付いて黒く、ボール類は油が固まってそのまま。まあ、実はバカンスに来てまで本当に料理する人なんかいないのかも。初日に台所で食器類の掃除をしました。それから床掃除。普段なら別に数日滞在で部屋の掃除なんかしなくても平気ですが、カンヌでは砂浜海水浴のせいで荷物やゴムゾーリから落ちた砂で床がザラザラ。仕方なく毎日自分で掃除してました。部屋に掃除機なかったので、箒とモップ。窓とドアを開け放って床を掃き、モップで拭きいてからそのモップを風呂場でザーザー洗うわけですよ。しかも毎日。まあ、料理は紙皿とテイクアウトなんかで済ませればまだ何とかなりますが、旅行に来てまでモップ洗うのは・・・結構イヤかも。「アパートメントで暮すように滞在」って、聞こえはいいけど、実際には旅先にまで日常生活が追いかけて来るだけなんですよね（笑）。慣れない土地で、慣れてない道具を使っての家事では、当然無駄に時間がかかります。旅行中の貴重な時間を動かない洗濯機のために費やすのはバカげているし、ストレスもたまり、何のためのバカンスだか・・・。ということで、もしもアパート形式の所に泊まってみたいなら、citadinesなどアパートメントホテルをお勧めします。citadinesは２か所泊まったことありますが、どちらも食器類やコーヒーメーカーは個人アパートメントより綺麗でした。部屋にちゃんと電気掃除機もあるし、有料で部屋のクリーニングサービスもあり。フロントは２４時間対応で、英語も可。部屋の備品が足らなかったり壊れていたら当日中に替えに来てくれます。コンシェルジュサービスは無理でも、スーパーやバス乗り場くらいは教えてもらえますし。使い勝手はそっちが断然便利です。

  2008年09月11日

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  エジプト　ベドウィンのテント訪問（２）

  パン焼き見学＆味見の後はテントの周りの砂漠を散歩。日が暮れてきたのでもう歩きまわっても暑くはありません。小高い丘に登っても見えるものは岩と砂の山だけ。空には雲一つなく、今夜の星空観測にに期待が高まります。丘の上からは今夜の観測会の用意がされているところが見えました。ちゃんと土台がコンクリートで作ってあります。さて、今夜は何がみえるんでしょうか？ 散歩の後はベドウィン料理＆エジプト料理。手前のがベドウィンパン。真ん中の細長い棒状のものがベドウィンが食べているケバブ。料理はセルフサービスでお代りでき、チキンとケバブは炭火焼でベドウィンの人たちが焼いてくれています。既に焼いて保温されているパサパサのホテルのバイキング料理のチキンと違い、ジューシーで香ばしくておいしいのなんの。食べているうちにどんどん空が暗くなり、テント中央のたき火でベドウィンの歌の演奏が始まりました。子供たちは呼ばれて演奏に参加。でも何気に正坐する日本人（＾＾；）。皆の手拍子で曲が終わるとダンス。お客さんが次々に手を引かれてダンスの輪ができます。子供も見よう見まねで踊ってますが・・・。こういう時になると、必ず異様にノリノリの西洋人のおばさんが必ず出てくるのは何故（笑）？歌ったり踊ったりで時間を過ごすと、空がすっかり暗くなりました。いよいよ天体観測会のはじまりです。この日はラッキーなことに月が既に沈んでおり、空には天の川も見えました。星座を探すも、星が多すぎてなかなか見慣れた形が探せません（＾＾；）。説明役の人が、ＬＥＤストリームライトの光の筋で星空を指示して、まるでプラネタリウムを見るような感じで星座を教えてくれました。う～む・・・。便利なライトがあるものよ・・・。本日の目玉はこと座ε星のダブルダブルスターと、土星と木星。天体観測に使う望遠鏡は、高径のかなり大きな自動導入望遠鏡。自動導入望遠鏡は、基準星をセットすれば見たい天体をコンピュータに入力するだけで望遠鏡が勝手に動いて場所を見つけ、その後もその天体を自動追尾してくれるというスグレモノ。（↓廉価版のものはこんな感じ。安くなったものよ・・・。）【限定特価品！入門向け天体望遠鏡】MEADE ETX-80AT ミード天体望遠鏡ダブルダブルスターは小さくて写真は撮れませんでしたが、土星と木星は何とか。土星。写真はボケボケですが、これはカメラのせい（＾＾；）。望遠鏡で見た土星はリングの縞までハッキリと綺麗に見えてました。 これは木製。リングまで写真に写りました。もちろん、カメラでなく眼で見た時にはハッキリくっきり。薄く細いはかない線状に光る木星のリングの姿は、土星より美しくて感動。写真には移ってませんが、木星の縞模様もハッキリととてもきれいに見えていました。この日は木星の衝（地球と最も近づく日）まで１週間を切っていて、超ラッキーでした。ウチの天体望遠鏡じゃ環までは見えまい（＾＾；）。ということで、子供も大人もすっかり満足して帰ってきました。いや～。遺跡めぐりやショッピングだけでなく、こういう自然観察ＯＰツアーもいいですね。他の場所でもまた機会があったら参加したいです。ということで、盛り盛り沢山なベドウィンツアーはおしまいです。チップの請求やモノの押し売りもなく、ツアー記録のＤＶＤも安くて気持ち良く参加できました。トーマスクック、やるじゃん。次回からは夏に行った山歩きをはじめ、スイス、フランスなどヨーロッパの話題に戻ろうと思います。 

  2008年09月03日

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  紅海リゾート　ベドウィンのテント訪問（１）

  ペトラの他に参加したオプショナルツアーは二つです。一つはイエローサブマリンで海中を見るというありがちなツアー。もう一つはトーマスクックの英語ツアー『ベドウィンテント訪問とスターライト』。このトーマスクックのツアーはとっても良かったのでご紹介したいと思います。 午後遅くに集合し、海沿いのリソートエリアから内陸部へ入り、幹線道路を離れてベドウィンテントへ。観戦道路を離れ砂漠地域に入るため、ツアーは警察の護衛つきです。実はタバでは数年前にヒルトンで爆破テロがおこっています。そのせいで観光客が激減し、各ホテルとリゾートエリア全体で何重もの検問や持ち物検査などのきびしい安全策が取られ、最近やっと欧米からの観光客が戻ってきました。しかし今度また何か問題が起こったらタバのリソート地としての存続にも関わるということで、観光客に間違いが起こらないよう万全を期している様です。ツアーのバス移動中ガイドさんがそのテロやタバの観光産業の現状についても話をしてくれました。エジプトはまだまだ庶民の暮らしは貧しく、国内での良い仕事はあまり門戸が広くない。特に田舎では働き口などない。タバにはリゾートができて良い職場が増え、みんなの生活が豊かになった。タバの人々は観光客の人たちに感謝し、観光客を二度とテロの危険にあわせないために皆で努力している・・・ぜひまたタバに来てください。そんな内容の話でした。さて、１時間近く走るとベドウィンテントに到着。ベドウィンは一般のエジプト人とは生活習慣が違い、子供をあまり学校にやらないそうです。ベドウィンの親は学校教育には興味がなく、家畜の世話や砂漠での生活、現金収入を得る方法などを子供に教える事の方が大事と思っているからだとか（まあ確かにそっちの方が大事かも・・・）。ですが、さすがに最近は彼らも年中遊牧移動生活ではなく、一定期間コンクリートの家にも住んでますし、 砂漠ばかりではなく漁師ベドウィンや、リゾート地での仕事など定住型の人たちも出てきている様です。ここも実際に砂漠を遊牧移動いるベドウィンのテントではありません。トーマスクックがこのベドウィンの長と契約していて、昔ながらのテントを用意して、ベドウィン流もてなしをする、という感じです。テントでは各自好きな場所に陣取って座ると、すぐにお茶がふるまわれます。甘いミントティーで、飲み終わるとまたつぎに来てくれます。ベドウィンの子供たちはコーラなどのサービスをします。ちなみに、ふるまわれるすべての飲食はツアー代に含まれていてお金はかかりませんので安心です。客にお茶が行きわたると次は水煙草がふるまわれます。ちなみに、写真左から二人目の白い人がここの族長さんの様です。 テント前の広場中央にたき火があり、そこで一番上の平らな部分に炭を乗せて準備完了。テントまで運んで来て、使い方は身振り手振りで説明してくれます。タバコは吸わないんですが、ベドウィンの人たちが勧めてくれるし、せっかくなのでチャレンジ。あ・・・冷たいっ！！！ それから・・・甘い？？？？ 何か冷た甘いです。水たばこって（＾＾；）。ラズベリーキャンディー味の冷たい煙・・・に思えるんですけど・・・。本当はもっと煙を濃くして吸わないといけないんですが、濃いのは嫌なんで、薄い煙状態で吸ってしまいました。う～む。面妖なり。子供も形だけ体験。 水たばこの次はパン作り見学です。ベドウィンの伝統的な無発酵パンを中央の焚き火の火で焼くのを見学。 ・・・のはずが、子供たちはやってみるか？と身振りで誘われ体験（＾＾；）。ラッキー。子供は特じゃ・・・。  手で薄く延ばす仕上げはベドウィンのオジサンが・・・。パンはのばしてすぐ焼けるので、その場で試食。ピタパンに似た薄いもので、かみしめるほど小麦の甘さが口の中に広がる味です。 盛りだくさんのベドウィンツアー。長くなったので、今回はここまでにします。

  2008年08月28日

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  ヨルダン　ペトラ遺跡（３）

  ペトラ遺跡の写真の続きです。またまた地図（５）からということで、エル・ハズネの全景（５）です。写真などで見ていたものより大きい、というのが第一印象。紀元前１世紀～後２世紀くらいのもので、高さは４３ｍあるそうです。昔は建物の一番上にある壺に宝物が入っていると信じられていて宝物殿と呼ばれてますが、調査の結果、こちらは霊廟だということです。内部ですが・・・（６）砂岩の模様がとてもきれいです。しかし、中には何もなく、これ以上奥は入れません。地下もあるみたいなんですけど、解説図などはないので、これ以上の事は不明です。このエル・ハズネの前は広場になっていて、飲み物やお土産も売ってます。ラクダや馬車も客待ちしているので、こちらで価格交渉して乗ってこの先に進むなり、戻るなりも可能です。さて、ツアーはここで解散。２時間半後にバスに集合となりました。ここからは自由に遺跡を見学することになります。エル・ハズネの右手からさらにペトラの奥へ。地図では（７）です。ここからが遺跡めぐりの本番。エル・ハズネは遺跡の入口ですから、ここで満足してはいけません（＾＾；）。この辺りには特別に名前も付いていませんが、墓が並んでいます。矢印のところの人を見てもらえばわかる様に結構大きいものです。 近くで写真を撮ってみました。ここも砂岩の模様がとても見事です。実物は写真より赤色が強く綺麗です。この先には両側の崖が開けて広い場所に出ます。円形劇場などもありますから、この広場はペトラの繁華街？だったのかもしれません。地図では（９）です。まわりの崖には住居跡らしい穴が一杯。写真を見てもらえば、山の上の方まで岩が人工的に垂直に削られていることがわかると思います。この広場から左側に山へ登る階段があります。え・・・・？登るの？？？？（＾＝＾；）  ３０分以上登ると祭壇、住居跡、オベリスクなどが並ぶ場所もあるそうですが、そこまではいけません。広場が一望できる高さまで登り、記念撮影。子供たちはもっと登ると言いましたが、もちろん却下（＾＾；）。階段を降り、円形劇場に向かって奥へ進みます。 円形劇場。その先の場所（１１）。崖の上には立派な墓の遺跡が一杯並んでいます。そこまで登って見学に行けます。近そうにみえますが、遺跡が大きいので上まで結構遠いんです。なので、もちろん行きませんが（＾＾；）。（行ったら集合時間までに帰れません）ここの墓の崖の下に茶屋がありますので、遺跡を見ながら休憩する人がたくさん。遺跡の下の崖にはトイレもあります。 更に道を進むと柱廊通りが見える場所まで来ます（１２）。遠すぎでよく見えませんが、拡大すると・・・。奥の方にまだまだ遺跡は続いています。しかしそろそろ集合時間前１時間を切りました。戻らねばなりません。時は２時過ぎで一番暑い時刻。がんばって歩きましたが、シークを抜けたあたりでもうバテバテ。時間も迫ってますのでシーク入口（２）で客待ち馬と交渉して、入口まで馬で戻ることにします。へばっていた子供らも、馬に乗るとなったら急に元気に。馬は引いてもらえるので子供でも大丈夫です。 ということで、無事集合時間ちょうどに戻ることができました。それにしてもペトラは広いです。時間が取れれば宿泊して午前中の涼しいうちに奥まで見学するのがいいと思います。でも、欧米人の中には暑い午後にリュックを背負って山の奥へ登っていく人たちも・・・。チャレンジするにはくれぐれも飲み物と帽子をお忘れなく。次回はペトラ以外のオプショナルツアー体験をご紹介します。

  2008年08月17日

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  ヨルダン　ペトラ遺跡（２）

  ということで、ペトラの写真ですが、前回も掲載した下記の地図上の番号に沿ってゆきたいと思います。まずは（１）。チケットを提示して入場するメインゲートから入って３００ｍほど歩いた地点。あ、前回シークまで８００ｍと書きましたが、調べたところ１．５キロの間違いでした。写真を見るだけで思い出すあまりの暑さに私の頭もゆでられてしまったようです。この道も結構・・・かなり、暑いです（＾＾；）。見ていただければわかる様に、草木もない乾燥した岩の砂漠でございます。あまりの暑さに、既にここでエル・ハズネまでたどり着けるかどうか不安が・・・。ゆるい下り坂なのがせめてもの救い（ということは、帰りは上り坂じゃん！）。で、これも写真でわかる様に既に遺跡は始まっています。ここらで一番有名なのはこちら。オベリスクの墓。この炎天下の道を１．５キロダラダラ行くと、土産物屋が現れシークの入口がみえます。飲み物を買い忘れた方、ぜひここで買ってください。後悔はさせません（＾＾；）。地図での場所は（２）です。この右手に土産物屋あり。まっすぐ奥に続くのがシーク。ここでシークの説明とかありましたが、暑くて聞いているどころでは・・・（＾＾；）。かいつまんで説明すると、この道の奥にペトラの町があり、外敵はこの通路を進むしかなかったためペトラの攻略はとても難しかったとかペトラの歴史とかそんな話。で、シークの中(地図の場所は（３））ですが、こんな風です。両側の崖は６０～１００ｍの高さがあります。これは上に向かった撮った写真。上を向いて歩いてるとクラクラします。このシーク内が、暑いの暑くないの。風通しが良くないんざんす。乾燥しているので日蔭はまだマシなんですが、日なたは熱気がもわあ～～～としていて、足元は白いため照り返しも強烈。足もとで誰かが火でも燃やしてるんじゃないの？って感じ。あまりの暑さで途中でシークに残る遺跡の説明中に頭がガンガンしてきました。水を飲んでもあきまへん。ティッシュに水を含ませ、首やら顔やらを何度か拭いて冷やしました。後で日本にはこういうのがあることを知って、ショックでした。何これ！！見た目も現地の人のかぶりモンそっくりで違和感ないやん！！！ヨルダンで発売したら儲かるんちゃうの？取りあえず、ジュネーブにあったら買ってたわ。ひんやりタオル帽ヘッドタオル保冷材2個入りちなみに現地でのこのスカーフの名前はカフィーヤといいます。カフィーヤをいつもかぶっていた有名人といえば、やっぱりアラファト議長ですかね。・・・ということで、暑さでほどんどくじけそうな体を鞭打ってシークを進み、やっとシークの出口が見えてきました。シークの出口とは、エル・ハズネ。場所は（４）やっぱり記念撮影はここでしなくちゃ。思わず馬でシークを駆け抜けるインディショーンズを思い出しますね～。やっと着きましたが、写真の笑顔とは裏腹に、すでに相当参っています。次回は写真の続きです。

  2008年08月16日

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  ヨルダン　ペトラ遺跡（１）

  程んど砂漠の荒野をバスに２時間揺られ、ペトラに着いたのはお昼前でございます。が、お昼ごはんは遺跡見学の後（３時ごろ）とのこと。この辺りは日本の真夏くらいの暑さがあります。で、紅海近辺もそうですが、砂漠では午後３時～４時くらいが最も暑くなり、その時間にはとても歩けません。なので、まだマシな１２時～３時くらいまで見学し、その後でお昼とのこと。朝が早かったのでひもじいぞ・・・（－＿－；）。 ひもじい場合は、チケット売り場の観光案内所まわりに店がいくつかありますので、ここで水と菓子をゲットしてください。帽子も売ってます。ペトラ見学に帽子など頭にかぶるものは必須。ない人は絶対にここで買ってくださいませ。ということで、一路見学へ・・・。の前に、簡単にペトラの歴史など。（ペトラは勿論世界遺産でございます。）ペトラ遺跡は２０００年以上前にここへやってきたナバテア人の都市。砂岩をくりぬき住居を作り、砂漠の中継都市として栄えました。両側を絶壁に囲まれた細い通路（シーク）の奥にあるため侵入が容易ではなかったおかげで外敵からも守られてきました。しかし、それもやがてはローマ帝国によって支配下に置かれ、それからはローマの闘技場なども作られていきます。しかし、ローマ帝国の支配後、３６３年に大地震が起こり、多くの建物が倒壊。６世紀にはほとんどの人がペトラを捨てました。その後は７世紀のイスラム軍、１２世紀の十字軍が砦を作ったこともありますが、１８１２年、スイスの探検家によって紹介されるまでは、ペトラは忘れられ廃墟と化していました。ペトラ遺跡は広大で、２０００年の段階で、まだ全体の１％しか発掘調査が終わっていないそうです。１００％終わったらどんな大きな町が現れるのか・・・（私が生きている間に終わりそうにないし・・・）。今でも十分大きな遺跡群なんですけど・・・。というような所なんですが、そのような歴史よりも、大抵の人には インディジョーンズ最後の聖戦のロケ地としての方が有名と思います。最後の聖杯が安置されているところがペトラ遺跡のエル・ハズネです。ちなみに今回いんど象一家が足を踏み入れた範囲の地図は下の様になっています。 全部なんか見れませんわ。広い上に何せ１０００以上も遺跡があるそうですから。メインゲートからシークの入口まで約８００ｍ。シークの長さが１．５キロ。エル・ハズネから柱廊通りまで８００ｍ。そこから７００ｍくらい先にレストランがあり、レストランから１時間行くとエル・ハズネより大きな遺跡、エル・ディルがありますが、まさかそんな所までは行けるはずもありません。他にも山の上に続いている遺跡も、下から３０分とか、山道６時間とか・・・。とにかく広いので、お手上げな感じ。ペトラを極めたいなら、ペトラ入口の町、ワディ・ムーサに宿泊し、せめて３日くらいはかけないと無理でんな。でも、暑いのでくれぐれも体調には気をつけてくださいませ。次回は番号のついた地点での写真で、ペトラ遺跡をご案内したします。

  2008年08月11日

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  ヨルダンのペトラへ

  いくら海に行けば熱帯魚がわんさかお出迎えと言っても、１週間もずっとホテルでウダウダしているのも何なので、ホテル発のツアーに参加しました。ホテルには各社、各国語のツアーファイルが用意されていて、自分で好きなツアーを選んでツアー会社にコンタクトし、迎えに来てもらう様になっています。タバからのツアーで目玉になっているのは二つ。１．モーセの十戒シナイ山と聖カトリーナ修道院ツアー２．ペトラ遺跡ツアー１．もなかなか行けないので興味あったんですが、何せホテルのピックアップが夜の１１時で、現地着が午前３時。そっから歩いて（または馬で）シナイ山に登り、ご来光を見てから聖カトリーナ修道院へ向かうという、子連れにはハード過ぎ。しかも、見どころのシナイ山は子供にとってはどうでもいい禿げ山にしか見えないだろうし、聖カトリーナ修道院のモーセの井戸だって、たぶん瓦礫の穴にしか見えないに違いない。２のピックアップも早いけれど、朝５時か６時だし。まだ何とか（笑）。ということで、２の方へ参加することにしました。ツアーはフランス語とドイツ語と英語とロシア語のがあったけど、同じ内容でも英語ツアーは高い！！！なので、安いフランス語ツアーを選択（遺跡の難しい説明になったらどうせ英語でもわからんし・・・）。ということで、早朝ホテルの朝ごはん弁当を受け取って、各ホテルのピックアップバスに乗り込んでタバの港へ。宿泊しているタバはエジプトですが、ペトラはヨルダンにあります。ヨルダンと言えば、今や世界の王族の中で最もファッショナブルで美人と名高いラーニア王妃・・・いや、今回は関係ないか（＾＾；）。 ちなみに下記は周辺の地図。 ヨルダンとエジプトの間にはイスラエルがありますが、何かと問題（テロの危険とか、イスラム教国出身の観光客はどうするんよ？とか）や面倒（入国検査厳しいとかイスラエルの入国スタンプ押されるとイスラム教の国へ入れないとか）も多いので、イスラエルを避け、レバノンへは海からの入国となります。タバの港を出発。タバの港で出国手続きをして船に乗り、ヨルダンのアカバまでは約１時間。アカバ湾は紅海の奥の奥なので、波もなく穏やか。船酔いの心配もありません。やがて左にイスラエルのエイラート、正面にヨルダンのアカバが見えてきます。これは船から見たイスラエルのエイラート。実はアカバよりこっちの方が大きい街で、高層ビルもたくさん見えました。 アカバに着くとヨルダンの入国審査。といってもお迎えの旅行代理店の人にパスポートを渡すと、まとめてぽんぽん判を押してくれるだけで、審査なんかないも同然なんですけど・・・。ヨルダンの入国スタンプはペトラの収入印紙（？）つき。ヨルダンは観光客へのサービシ精神旺盛な国と見た！ 入国審査を済ませたら、待っていたバスに乗り換えて一路ペトラへ向かいます。どれくらい？２時間・・・だそう。結構遠いし（＾＾；）。

  2008年08月07日

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  紅海リゾート　アカバ湾　タバの海

  さて、マイナスポイントはこれくらいにして、ホテルの立地などご説明しましょう。このへんのホテルはエジプトの普通の人の生活エリアから完全に切り離されたリゾートエリアです。イスラム教ではご主人以外の男性に女性の肌見せはご法度。ビキニなどとんでもないことです。しかし、欧州のほとんどの女性はリソート地ではビキニ。イスラム教では未婚者の姦通罪は鞭打ちの刑。既婚者の場合は石で打ち殺しです。しかし、フランスなど事実婚夫婦が既に半数ですし、事実婚の中には離婚協議中の人もいます。ですので、エジプトに限らず、イスラム圏のリゾート地は大抵イスラム教と切り離された特別エリアという扱いになっている様です。ホテルの周りは木も生えていない荒涼とした岩場の山々。そして、山からいきなり海。その山と海との境にあるわずかな平地にホテルが点々と点在しています。ホテル玄関前にて。緑があるのはホテルエリア内のみ。後ろにある禿山の峰が続いているのが本当の景色。日中はとても暑く、吹きつける風はドライヤーの熱風の様（＾＾；）。一番熱くなる３時～４時ごろは、とてもプールで泳いでなどいられません。ですので、午後はクーラーの利いた部屋で昼寝することになります。ちなみにプールはこんな感じ。海ですが、浜辺は人口で砂を入れてあります。内海のため、波はほとんどありません。ちなみに、浜辺。日向の場所には暑すぎてだれも寝てません（＾＾；）。波が殆どないのが写真で見てもわかると思います。海の水は透明度も高いです。魚もいっぱい。しかも色鮮やかな熱帯魚だらけ（魚の写真はデジカメでなく使い捨てカメラで撮ったので、後日アップ）ですが・・・・。浜辺から水深１．５～２ｍくらいまでの範囲は、すべてサンゴ礁です。砂地はそれより沖の部分。いいのか悪いのかって言えば・・・熱帯魚を見たい人にはいいです。でも、子連れには悪いです（～＿～；）。一部サンゴ礁が取り除かれ、その砂の部分まで泳いで出られるようになっているので大人はその砂地の方からサンゴ礁の部分を見ながらシュノーケル・・・できるからいいのですけれど、子供は海では遊べません。海底がサンゴ礁の浅い所で泳いだり、歩いたりすると珊瑚で足を切りますし、珊瑚の陰にウニも一杯います（踏んだら刺さりますよ。もちろん）。危険なんです。ということで、この辺の海は全然子供向きではありません（＾＾；）。ただ、シュノーケルをつけられるお子さんなら、腕にはめる浮き輪をつけて砂地まで連れて行って魚を見せてあげることはできます。レッドバックバタフライフィッシュ、レッドシーバナーフィッシュ、クマノミ、トゲチョウチョウウオなどは喜ぶんですが、魚が多すぎて、でかいの（ブルームテール　ラス、ロービング　グルーパー）や長いの（ヨウジウオ、ダツ(危ない！）、ペッパードモレー）もウジャウジャいるので怖いらしい（～＿～；）。そして、旦那は不幸にも現地で中耳炎になってしまって海に入れなかったし。 結局シュノーケルつけて何度も海に行き、紅海を堪能したのは私だけでした・・・。ああ、勿体ない・・・・。 

  2008年07月30日

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  紅海リゾート　アカバ湾　タバ　ラディソンＳＡＳ　その２

  ラディソンＳＡＳ、マイナスポイントが続きますが・・・。次にダメだったのが食事。ま、一応写真。これで大体本日の料理の８割くらいの種類（デザート除く）。・・・・マズい（－＿－；）。いや、ジュネーブの国連食堂よりはマシかもしれないけど・・・（日々の食事がもっとまずい・・・それもある意味悲しいが）。去年のチュニジアのホテルがおいしかったので、料理に期待しすぎました。マズいと思っても、ホテルのあるエリアは完全なリゾートエリアで、一番近い町まで１０キロだか２０キロだか・・・。近所に普通のレストランはないし、隣のホテルだってタクシーじゃないと行けない遠さなので、外へはなかなか食べに行けない・・・。仕方なく３食ホテル内で食べることになるわけですが・・・。夕食が日替わりで、イタリアン、エジプシャン、フレンチ・・・と、食事内容が変わる方式は大抵のオールインクルーシブホテルでは同じ様なのですが、夜の料理の７割は毎日メニューが同じもの（朝は１００％同じ、昼は９割同じ）。 飽きるって・・・。さすがにエジプシャンの日はご当地料理だけあって、他の日より料理が変わってましたが、その他の日は、スープ１種類、メイン１種類、サラダ１種類、前菜１～２種類がその国を思わせるものに変わるだけ。しかもエジプト料理は本当にエジプシャンの日にしかなくてショック～。（思い返せば、エジプシャンの日のスープとコシャリが一番美味であった・・・）エジプシャンの日のコシャリ。エジプト庶民のファーストフードですが、これが一番美味でしたわ。 その他の日は、例えばイタリアンの日に、パスタがトマトのみで１種類、ピザが１種類ってどうよ？？サラダは野菜の種類が固定で切り方が変わるだけだし、フルーツも毎日２種類だけ（そのうち１種類はリンゴで固定）。＊チュニジアのホテルはイタリアンの日はピザが３種類。パスタは５種類。その他、前菜からメインまで７割がメニューチェンジ。デザートには勿論ティラミスとパンナコッタが登場。　毎日の食事が「今日は何があるかな～ワクワク」でした。毎日ウエイターが衣装変えたり、テーブルセッティング工夫したりはあるんですけど、肝心の食事がねぇ・・・。一応この様な格好でウエイターが雰囲気を盛り上げる。おかげでレギュラー料理は２日で食べつくし、どの料理がおいしく（といってもレベルは・・・）どの料理がまずいか判明。なので３日目からは朝昼夜、食べるものが大体固定。唯一毎日でも本当においしいと思ったのはパンだけ。ここのパンは日本で食べるパンに似た少し甘みのある生地のものがあり、蜂蜜で食べると最高でした。最後の日なんてもう・・・惰性（－＿－；）。パンと蜂蜜とコーヒーさえあればいいですって感じ・・・。悪いことばかり書くのも何なので、まあ、一応フォローしておくと、去年のチュニジアのホテルは、ユーザー評価でレストランがずば抜けてよかったんですよ。レストラン評価で決めた様なホテルでしたから。タバの他のホテル（ハイアットとか、インターコンチとか）も評価を見ましたが、どこも星５つ評価のうち、平均は３つ～３つ半で、同じ。写真見ても、他のホテルもあんまりおいしそうじゃなかったです・・・。ペトラへ行った時に食べたモーベンピックホテルは５つ星なのにここより不味かったし・・・。まわりが砂漠なので近くで食べ物が取れないのかもしれないですし、このへんはどこもこんな感じのレベルなのかもしれません・・・。あと、ホテルの規模の問題もあるのでしょう。チュニジアのホテルは４００室くらいでしたが、ラディソンＳＡＳは１３０室程度。そりゃ４００室もあれば８割稼働でも客は６５０人はいるわけで・・・（その計算だとラディソンＳＡＳは２１０人）、やはり宿泊人数が多ければ、料理の種類も多く、バリエーション豊かにもできるでしょう。宿泊客が少なければ、プールサイドの椅子が取りやすいかも・・・と思ったりしたんですが、食事でそれが不利に働くことまでは考えが至りませんでした。この辺、ホテルを選択する上で失敗したかも・・・。旅行で食事がつまんないのは、本当～～～～に、つまんないということを今回学びました。

  2008年07月25日

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  紅海リゾート　アカバ湾・タバ・ラディソンＳＡＳ

  ということで、アカバ湾のタバ・リゾートエリアにあるラディソンＳＡＳタバへ行ったわけですが・・・。最初に言っておくと、去年のチュニジアの方が良かったです。（去年のホテルにつての話はこちら。）なぜならホテル・・・。部屋は１階でロビーにもプールにも比較的近く、生き来がラクでしたし、一応海が見えましたので、チュニジアの別棟と塩田しか見えなかった部屋よりは良かったですが・・・。まあ、部屋自体は悪かないですけど。最大のダメポイントは水。マズい・・・。廊下の給水機にある水はたぶんホテルで浄水してるんだと思いますが、真夏の東京の水道水の何倍かまずいです。もう塩素臭いのなんの・・・プールの水を飲んでるような・・・。飲めたシロモノではありませんがな。まだ飲めるペットボトル水は最初の日だけに支給で補充はなし。欲しいというと有料で、しかもロビーバー１か所でしか販売していないという返事。え～！！！オールインクルーシブで水有料かよ！！！滅茶苦茶ショック・・・。プールサイドや食事中の水は、塩素臭い方の水です。水がダメなら他の飲み物を・・・っていっても、他の飲み物は・・・。普段飲み慣れていないコーラやスプライト、ファンタは甘すぎで水代わりには飲めず。オレンジジュースやパイナップルジュースなどは、果汁１００％ものではなく、果汁は１５％くらいで砂糖入りのものばかり。これも甘すぎて飲めず。コーヒー紅茶は胃が弱いので食事のときだけでそれ以上は飲めず。ビールやワインは論外。オールインクルーシブなのに、タダで飲める飲み物がなくて辛かったです（；＿；）。仕方ないので購入ペットボトル水をチビチビ飲んでいました。＊＊＊＊　なお、チュニジアはホテル内全ての場所で無料でもらえる水が最初からペットボトル水でした。　ジュースはオレンジ、レモネードなどは、実を絞ってくれてました。素晴らしきかな、チュニジアのワンリゾートホテル。

  2008年07月23日

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  【フランス】先史時代へＧＯ！・・・・・・最後はフォアグラ

  それでは最後に美食材の宝庫、ペリゴール地方での気合いランチのご紹介です。食べたお店はミシュラン「お手頃価格でおいしいマーク(Bib Gourmand)」の Le Metairie（05 53 29 65 32  bourgeade@wanadoo.fr）。余談だけれど、フランス版ミシュランには星のレストランしか案内がないわけではなく、星をつけるほど高級ではないけれど、庶民的でおいしいオススメレストランがたくさん記載されています。子連れなので狙い目は格式張らないこの星なしのレストランたち。ということで、こちらのレストランでは、ランチのセットメニューを頼みました。前菜＋メイン＋デザートの組み合わせで２７ユーロのメニューです。さて、早速参りましょう。まずは前菜。  生サーモンとエビの冷たい前菜です。内陸なので魚はどうかと思ったんですが、美味でした。    旦那の前菜はこちら。エスカルゴの赤ワインビネガー煮。（いや、赤ワイン煮かも。一口食べた感じでビネガーかなと思っただけだから・・・・）エスカルゴはお決まりのハーブバターじゃなくても美味しいのね。量もたっぷりでした。  私のメインはこちら。今回の旅の目玉のフォアグラソテー。  ナイフやフォークの大きさと比べてみてください。すごく大きく厚切りのフォアグラが３切れも・・・（＾＝＾）。ふんわりしたやさしい口当たりの焼き加減で、風味も良く、味はくどずぎす大満足。フォアグラメインのみ、メニューに４ユーロプラスでした。  次は旦那のメイン。  旦那のメインはひな鶏のパイ包みフォアグラ詰め。頂いてませんので味はわかりませんが、旦那曰く美味とのこと。   デザートはコーヒーゼリーとコーヒーケーキ。美味しいけど、フォアグラの後に食べるにはちょっと甘かったかな。もっとあっさりしたデザートを選べば良かったわ（＾＾；）。この他に、メニューを選びながら頂くおつまみと、コーヒーを頂きながらの焼き菓子盛り合わせもついてました。これで２７ユーロは確かにお手頃。このレストラン、子供メニューもあって、ファミリーウエルカム。お酒と子供メニューを入れて、４人で丁度１００ユーロでした。 難点は、車なしじゃ行けないところ。レゼジーから７キロ。街道沿いの、何もない所にポツンと１軒ございます。バスもありませんのであしからず（＾＾；）。 

  2008年06月04日

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  【フランス】先史時代へＧＯ！・・・ラスコー２

  ラスコー２・・・・。写真撮影不可やて・・・（；＿；）。滅茶ショック・・・。ええ、でも私ごときの下手な写真より、紹介ページの方がよろしいでしょう。こちらで見られますのでどうぞご覧ください。３６０度バーチャルツアーや、ビデオもありますよ～。あとはこちらのサイトも。洞窟のどの部分にどんな絵があるのか、あなたのラスコー知識チェックなどあって、楽しい感じです（英語）。でもこのサイト、戻るボタンが利きません（～＿～；）。このサイトは写真がいいです。壁画の実際の大きさは、こちらのサイトの写真が一番実感しやすいかも。でも・・・。実物は、このビデオや写真なんかより、ずっと色も美しく大きくてかなり迫力があり感動的です。洞窟へ入った瞬間、見学者全員が「うわあ・・・。」という感嘆の声。ラスコー２の見学は３０人ほどのグループにまとまって１時間程度。洞窟を見る前に発見のエピソード、ラスコーオリジナルの壁画が公開でいかに劣化したかの説明、ラスコー２制作方法についてのレクチャーがあります。内部では、案内係の人が絵の一つ一つについて、なにが描かれているのか、どの絵が一まとまりなのかなど詳細に説明してくれます。懐中電灯を使って、当時穴の中の炎の光ではどう見えていたのか・・・なども実演してくれたり・・・。勿論質疑応答もオッケー。事前勉強してくるとより楽しめるでしょう。が・・・。  全て英語（＾＾；）。説明、３０％くらいしかわからんかったし・・・・（～＿～；）。英語がわからない子供は退屈します（＾＾；）。たぶん・・・。取りあえず解説すると、ラスコーの洞窟は、１９４０年の９月８日、仲間と犬の散歩をしていた少年（といっても写真を見るとティーンエイジャーですね）が見つけました。犬が穴に落ち、それを助けようとして降りたところ、そこの洞窟一面に壁画が！！！いや～びっくり・・・。犬の散歩・・・というとその辺の森の中？という状況を思い浮かべますが、実際にラスコーがあるのは完全に山の中（＾＾；）。町から結構あって、登ってます。日本人的には、こんな所まで犬の散歩に？？？という感じです（＾＾；）。あ、でも、シャモニでは毎日の犬の散歩でトレッキングコースを平然と上っている人もいますので、フランスではそれも普通なんでしょう（案外健康志向のフランス人）。発見された壁画は、調査の結果、これは１万７０００年前の壁画だということが判明しました。一般に公開されていたのですが、見学者の体温や息に含まれる二酸化炭素などの影響で、絵がはがれたり、色が酸化して緑色に変わってきました。このまま公開を続行すればやがてラスコーの壁画はすべて失われてしまう・・・・ということで、オリジナルを非公開とし、その代り洞窟壁面の凹凸まで再現したラスコー２を作って公開することになりました。精巧なレプリカを作るため、ラスコー２は１１年もかかったそうです。なお、発見した少年は、結局ラスコーの洞窟守の仕事を得て、生涯ラスコー洞窟と共に生きました。いや～人生何が起こるかわからない・・・。次回はいよいよ、レストランでフォアグラを食します（笑）。●インフォメーションラスコー２はモンティニャックの町から山道を２ｋｍ。このラスコー２へ行くには、自家用車が最適です。ですが、もしも公共交通機関でということでしたら、モンティニャック（Montignac）の観光案内所からバスが出ています。お昼時間帯はお休みになると思うので、昼休み直前の見学の場合は帰りのバスの時間を確認しておくことをお勧め。入場料　大人　８．３ユーロ　子供（６～１２才）　５．３ユーロ周りはキャンプ場で、コテージで宿泊もできます。

  2008年06月02日

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  【フランス】先史時代へＧＯ！・・・国立先史博物館

  翌朝は荷物をまとめて車でホテル本館へ向かいます。本館は国立先史博物館の斜め前。フランスでは珍しく、チーズやハムもある朝食を頂き、朝一の開館を待って入場しました。 ２００４年に改装が終わった綺麗な博物館。元お城だったところを利用して作られていて、屋上テラスに修復されたお城があります。中は非公開でしたが、夏期は見学できるのかもしれません。展示物は先史時代の石器が主流。矢じりとか石斧とか腐るほどあります（＾＾；）。  先史時代の骨や骨でできた装飾品の展示も・・・。 単純に展示を見るだけだと多分退屈なんでしょうが、この博物館、展示のどころどころにおかれたビデオ映像が、結構面白かったです。例えば、実際に石を割って土器を作る実演。皮をなめす実演。獣の小さな骨を削って穴を開け、ビーズ状にしてネックレスを作る実演・・・などなど、出土物がどうやって作られたのかを実際に再現している映像です。フランス語の解説が読めなくても、見れば一目瞭然。１本１～２分と短いのですが、思わず２回ずつ見てしまいました。ビデオと展示をざっと見て所要時間３０～４０分。屋上はレゼジーのクロマニョン人の白い像が立っているテラスにつながっています。展望もナイス。なお、博物館の１階にはお土産屋さんもありますが、ここは高いのでお勧めではないです。ここでは１２ユーロで買った壁画を描くキットが、ラスコーでは９ユーロ（＾＾；）。お土産はレゼジーの町のお土産屋さんか、ラスコーでどうぞ（＾＾；）。ところで、博物館向かって左の小道の先には、３万５千年前のクロマニョン人の住居、アブリ・パトー（Abri Pataud）があります。旦那が昨日から、アブリ・パトー、アブリ・パトーと、うなされた様に主張しているのでそちらへ向かいましたが、何と土日休み（＾＝＾；）。え？ここは観光地だったのでは？？？＊アブリ・パトーは９～６月の月、金、土、日はお休みとなっております。　お出かけの際には十分にご注意ください。・・・って、開いとる日の方が少ないやんけ～！！！しかも週末休み～！！！いや、その前に休日くらい調べとかんかい！＞旦那＊今回の旅行プラン立案者は旦那です。私は関与していません（＾＾；）。すごすごと引き返し、レゼジーの町を少し流すとそろそろラスコーの見学時間が近づいて来ました。レゼジーからモンティニャックのラスコーまでは車で２５分程度。レゼジーの町を後にいたします。

  2008年05月29日

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  【フランス】先史時代へＧＯ！・・・フランスの田舎のホテルって・・・。

  ６時近くにホテルへ到着。今回のホテルは、レゼジー（Les Eyzies）にある★★HOTEL DE FRANCE（AUBERGE DU MUSEE）というフランス中に１００軒はありそうなありふれた名前のホテル（笑　ちなみに、ウチから車で１０分のフランスのフェルネにもホテル・ドゥ・フランスがありますが、別にチェーン店ではありません）。 このホテル、本館は国立先史博物館の真ん前にあるのですが、４べッドのファミリールームを希望したら新館での宿泊となりました。こちら、新しくてきれいです。部屋もそこそこ。ですが、新館のフロントは客が到着する予定時間しか人がいません。チェックアウトと朝食は歩いて５分離れた本館で。泊まり逃げとか・・・想定していないのか（＾＾；）？いや、それ以前に、フロントの人がいない夜間、勝手に入り込み（入るとき部屋の鍵しまってなかったし）、勝手に空き部屋に宿泊できそうなんだけど・・・（＾＾；）。人間の良心をこんなに信用してもいいのか？いや、フランスの田舎はこんなもんか・・・（＾＾；）。(自分自身を強引に納得させる）食事はレゼジーの町中へ行ってみました。小さな町で、レストランはそんなに多くはないので、町の広場に面した子連れ安心なテラス席のある所にしました。食べたメニューは、これもこの辺の名物、フォアグラ鴨（Magret）のグリル。 フォアグラ鴨は、もちろんフォアグラ用に肥育された鴨です。フォアグラ目的の鴨だって、フォアグラを取って、身は捨てられるというわけではありません(そんな勿体ない・・・・）。フォアグラというと、無理に太らせて肝臓を肥大させるわけだから、メタボでブクブク・・・。と思うかもしれませんが、違います。フォアグラ鴨は、ブロイラーの様に籠の中に閉じ込められているわけではなく、野外で放し飼いにされていますので、だらしなく太っているわけでもなく、肉質はブロイラーよりしっかりしています。　美味なり。子供も気に入ったようです。デザートのタルトまで食べてゆっくりしていたら、夜も１０時近くになり、日も暮れて参りました。部屋へ戻って眠ることにします。明日は開館と同時に国立先史博物館を見学し、いよいよラスコー２へ。お昼ごはんはミシュラン推薦のお店で食べる予定です。楽しみ～（＾＝＾）。

  2008年05月26日

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  【フランス】先史時代へＧＯ！・・・ラスコー以外の洞窟見学

  ラスコー以外に考えていたのは世界遺産に指定されている、キャップ・ブラン（Cap Blanc ここは壁画ではなく岩壁彫刻）だったんですが・・・。見つけられず（Ｔ＿Ｔ）。標識＆道を聞き、その通りに車を走らせたのですが、次の案内標識で曲がってすぐという所を曲がったものの、どこまで走ってもないし・・・。もう一度注意しながら走ってもやっぱり、ない・・・。仕方ないのでキャップ・ブランは取り合えず置いといて、他の洞窟を見学することにしました。あちこちに一杯『Ｇｒｏｔｔｅ（洞窟）』の看板が出ていてどれを見に行ったらいいのやら・・・。「見ごたえのあるところに人が寄ってくるはず。だから、駐車場に車がたくさんある所だっ！」といういんど象の独断で、良く分からないまま、駐車場に車がそれなりに停まっていた、Gottes du Roc de Cazelle　へ行ってみることにしました（このリンク、開くとビデオ映像があります）。  結構高くて、高署恐怖症の私は怖かった（＾＾；）ここには先史時代から現代まで、人類の洞窟生活の営みが、人形と説明板で展示されています。 割と子供向けの展示洞窟だったようで、子連れ観光客比率多し。先史時代の展示では、普通の家族、獲物の解体作業、シャーマンの占い、出産、埋葬、狩りなど、具体的な展示で見ただけで先史時代の生活が子供にも分かりやすく説明されています。説明板はフランス語ですが、入口で英訳のファイルを貸してもらえます。  こんな洞窟もあり(先史時代のものではありません）。展示を見ていくと、先史時代だけと思っていた洞窟生活ですが、中世には、自然の城塞として、あるいは、野生動物や敵から身を守る住居として生活の場に利用されていました。で、実は近年まで脈々と洞窟生活が営まれていた事が分かり、驚き・・・。クロマニョン人が現れてから近代まで、実は人間のしてきた生活はそう変わっていないという・・・。そう思うと、ちょっと現代の生活について考えちゃいましたねぇ・・・。 何と、５０年くらい前までは、こんな感じで、洞窟や凹んだ岩肌を家に利用し、壁やドアをつけて生活していたようです。天井と壁が岩肌なの、わかります？ クロマニョン人の時代より・・・。たき火が暖炉に。土器が鍋に。石器が鉄の道具に。干し草や獣の皮を敷いて寝ていたのをベッドに。そういう変化はあったけれど、近代まで変化と言えば、田舎の庶民生活はたかだかその程度のレベルだったんですね～。それが最近は・・・。変化のスピードがめちゃくちゃになってるような気がします（＾＾；）。で、それが皆のストレスの原因になってる様な・・・。世界はもう少し緩やかに変化してほしいです。流石に現代ではこの辺りでも、平地に戸建の家が殆どですが、今でもまだ洞窟の一部や岩壁を利用した家が建っています。  レゼジーにて。この左に並ぶ家は、現役住宅。写真では分かりにくいですが、家の奥半分は、屋根部分も含め、岩肌を利用して作られています。こちらの見学が終わっても、まだ時間があったので、他も見学することにしました。でも、また洞窟だと飽きるし、近くの鍾乳洞見学をしました。鍾乳洞も近所にいくつかある様。見学した鍾乳洞は　Gouffre de Proumeyssac。見学範囲は少ないですが、鍾乳石は見事です。しかし、ここは立ち止まって延々説明が続き、英語の説明が見学の主たる部分を占めるので、英語がスラスラわからないと辛いです（；＿；）。ちなみに、写真撮影禁止。なので残念ながら写真はありません。 

  2008年05月22日

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  【フランス】先史時代へＧＯ！・・・ラスコー見学予約

  週末にお泊まりでフランスのペリゴール地方へ行ってきました。ペリゴール地方は、スペインとの国境に近く、ジュネーブからだと車で約６時間。パリへ行くよりちょっと遠いというくらいの距離です。ペリゴール地方は、フランスではかなり田舎の地域ですが、そんなところまで何をしに行ったかというと・・・。一つには遺跡。ペリゴールは先史時代の遺跡で有名なんです。クロマニョン人が発見されたのもこの地方のレゼジー村。そして、教科書でもおなじみの、ラスコーの洞窟があるのもこの地方です。もう一つの目的はフォアグラ。実はペリゴール地方付近はトリュフ、フォアグラの産地で、ロックフォール、ロカマドゥールなどのフランス有名山羊チーズも作っていて、美食食材の産地として有名です。実は私、フォアグラが大好き。ということで、ファアグラ産地でフォアグラを食べるというのも目玉となっています。さて。ジュネーブを７時に出て、お昼過ぎにモンティニャックへ到着。ラスコーの実物は一般公開されていませんので、１１年かけて洞窟の凹凸も、壁画も本物そのままに再現したラスコー２を見学することになります。複製と言えど、ラスコー２には世界中から見学者が訪れ、見学には整理券が必要です。整理券はモンティニャックの観光案内所でもらいます（購入だったか？いや、チケットは現地で買った様な気もする・・・既にうろおぼ）。到着が１時頃になってしまったので、観光案内所はお昼休み（７，８月以外は１２時～２時まで）。まずは腹ごしらえ。川沿いテラス席のあるレストランで、川面を見ながらジロール（キノコの種類）のオムレツ、名物であるセップ茸のオムレツ、ペリゴール珍味のサラダで軽い昼食。セップ茸のオムレツ。でかい・・・。卵４個分くらいある。ちなみに味はおいしいですが、ジロールの方がより美味です。珍味のサラダは、フォアグラのテリーヌ、鴨の燻製がのってました。珍味のサラダはイマイチでしたねぇ・・・。フォアグラのテリーヌは好きじゃない（私が好きなのは生のフォアグラ限定）ってのもありますが（－＿－；）。高級素材を食べるなら、やっぱり観光客向けレストランより、ミシュランお勧めレストランの方がいいです。星付きでなければお値段もほとんど変わりません。食後、観光案内所へ行きましたが、既に今日の英語ツアーは完売。見学は翌日の午前中になりました。まだ時間が早いので、ホテルへチェックインする前に、夕方まで他の洞窟（洞窟は数えきれないほどある）を見学することにします。 

  2008年05月21日

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  パリ旅行２００７（ヴェルサイユ庭園）

  ということで、内部見学はそこそこにして、プチトランでグラントリアノン、プチトリアノン方面へ。最初はまあ、良かったんですが・・・。出発したばかりのドラゴンの泉が・・・。 さ、寒い・・・（＾～＾；）。半端じゃないよ。この寒さ ゆっくり目のスピードでちっとも着かないけれど、風を切る程度には速さがあるという、狙ったかの様な寒々仕様のプチトラン(笑）。乗ってられないぞ・・・（＾～＾；）。時間は昼の１２時。すきっ腹に寒さがこたえます。 ダラダラ走ってやっとプチトリアノンへ着きました。お昼から見学できるということで、丁度見学時間になったところですが、あまりにもの寒さにプチトランから動けない（＾＝＾；）。 途中下車する人もいましたが、我々は見学せずにそのまま出発。途中牧場脇などを通り、次にグラントリアノン到着。しかし、寒さのあまりとっくに見学する気は失せている我々一家（＾＾；）。記念撮影だけでそのまま乗って帰ってきました（笑）。寒さのあまり、「笑って」の声にも応じず表情も硬い子供ら（＾＾；）。で、プチトランで寒い思いをしてグラントリアノンへやってきたのですが、何と！グラントリアノン前に駐車場がっ！！え～～！！！車でここまで来れたん！？ショックゥ～～～！！！ ちなみに・・・。 プチトランは途中下車しても、そこから次回以降のものにまた乗れるので、気候の良い時期は、トリアノンや王妃の家の見学には便利です。ルートは　王宮裏→プチトリアノン→グラントリアノン→グラン・カナルアポロンの泉の近くのレンタサイクル屋前→ノンストップで王宮裏となっています。が、プチトランは王宮正面の王の散歩道、王の庭園などのある中庭を走るわけではないので、景色はあまりよろしくありません。気候がよい時期、小さなお子さん連れのご家族で正面庭を中心に見学したい場合は、４人だとプチトランより少し高いですが、バギーカー(ゴルフ場でお馴染みのもの）を借りた方がいいかもしれません。ヴェルサイユ宮殿を中心にして、ラトナの泉の左の方に小さな小屋があって、その横にバギーが停まっているのが見えると思います。あと、アポロンの泉の少し下に、レンタサイクルもあるので、大運河、小運河などもくまなく見学したい場合はレンタサイクルがオススメ。このレンタサイクル屋さんの所には、飲み物などの販売スタンドとトイレがあります。ベルサイユ宮殿外側の見学者用トイレ(女子）は激混みですので、こちらの方まで足を伸ばしたなら是非トイレも済ませましょう。レンタサイクル屋さんの向かいには、レストランもあるので、ヴェルサイユで一日過ごすつもりなら、こちらで食事をとるものいいと思います。なお、見学料金が必要なのは宮殿内のみで、庭園は出入り自由となっていて、地域の人ジョギングしたり、子ども達が自転車で遊びに来ていたりしています。 

  2007年11月20日

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  パリ旅行２００７（ヴェルサイユ宮殿）

  さて、パリの最後はヴェルサイユ宮殿へ。実は前回行ってなかったので（＾＾；）、今回急遽行ってみることにしたのでした。最初はＲＥＲで行こうかと話していたのですが、カーナビで調べてみるとかかる時間もあまり変わらないし、車で行ってみることに。結果は、ヴェルサイユ宮殿のまん前に駐車場があり、とっても便利でした。↑　　ここが駐車場。宮殿のまん前。駐車場は、正門向って右が観光バス、左が個人観光客となっていました。平日の午前中だったこともあり、満車ということもなくすんなり駐車。で、ヴェルサイユ宮殿に向ったわけですが・・・。第一印象は、でかい。です（＾＾；）。どど～ん！！という感じ。が、残念ながら現在ヴェルサイユは大修復工事中で、正面の建物奥には足場や覆いがかかっていて記念撮影にはイマイチ。で、もう一つの第一印象。人が多い・・・（＾＾；）。何せ入場するのも一苦労。だって、長蛇の列（＾＾；）。入り口が遠い・・・。まあ、そんなことに不満を言っても仕方ないのですが。ガイド付見学だと入り口が違っていて、並ばなくてもいいようです。そんなこんなで、早速内部見学へと進みます。内部でオーディオガイドを借りてスタート（るるぶには、オーディオガイドは保障のためクレジットカードやパスポートを預ける必要があると記述されていましたが、不要です）。したのはいいんですが・・・。結論から言うと、オーストリアのシェーンブルン宮殿の方が良かったです。まず第一に、ヴェルサイユ宮殿、改装工事中なので、見学ルートがとても判りにくいです・・・・（～＿～；）。途中で表示に従う見学は降参し、ガイドブックを購入して見て回りましたが、エリアごとに一旦外へ出たり、ルート通りに見ていくと王の小殿を見逃してしまったり・・・。何度も内部と外部を行ったりきたり（＾＾；）。既に気分は見学どころではありません。きっとロザリーがヴェルサイユ宮殿に忍び込めても、決して親の仇討ちはできなかったろうと思う私でした・・・(何のことか知りたい方は、『ベルサイユのばら』をお読み下さい）。広いのがアダになって、それだけで結構疲れてしまいました。（ちなみに、マリーアントワネットの居室はどこから入ったら？と探した挙句、修復中で見学不可が判明（＾＾；）。）団体見学だったらガイドさんが先導してくれるので、効率よく間違いなく回れるんでしょうけど・・・。ということで、個人で行って、入り口で並ばす、間違いなく見所を網羅して見たいとお考えの場合は、ぜひガイドツアーに参加なさることをおすすめいたします。あと、内部に人が多すぎるのも、見学の混迷に拍車をかけます（＾＾；）。それは世界的に有名な観光名所ですから、人が多いのは当然ですが・・・。人を見に来てるんだか何だか・・・・。鏡の回廊など、床が抜けるんじゃないか？と、不安になるほどの人の入り（＾＾；）。師走の築地か！？正月の雷門か！？ というほどの人ごみ。親の背を持ってしてもこれです。子供は当然他人のお尻しか見えません（＾＾；）。すっかり途中で嫌になってしまいました。う～ん。このヴェルサイユ見学は全く下調べが足りませんでした。家族ガイドとして反省いたします。次回、ベルサイユの庭園で今回のパリ旅行は終わりです。 

  2007年11月19日

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  パリ旅行２００７（ノートルダム大聖堂）

  　ノートルダム大聖堂は、ゴシック建築の傑作で、この地区全体で世界遺産に指定されています。　正面から見ると、鐘楼が四角くて、男性的ですが、後ろ側から見るとアーチや尖塔が美しく女性的。記念写真を撮るならば、後ろ側からも撮ることをおすすめいたします。裏側に公園があるので、我が家はその公園内でパチリ。ノートルダム寺院では鐘楼に登れますが、その時間が１０時からということで、登りたい子ども達のために午後やってきました。が、登りたい人たちはウチの子ども達だけではなかったようで（＾＾；）、上り口は人数制限しており列ができていました。う～む。残念じゃのぅ。今回鐘楼は断念じゃ（＾＾；）。(って、高所恐怖症の私は、最初から自分だけは登るつもりはないが・・・・）ということで、ブーブー言うこともたちをなだめながら、そそくさと教会内部へ（笑）。広い・・・。天井がやたら高い・・・。そして有名なステンドグラスのバラ窓。バラ窓は、入り口の上部、内陣手前の左右の三箇所にあります。あいにく曇りで残念でした。やっぱり晴れの日の方がバラ窓も、教会自体も綺麗かと思います。　さて、ノートルダムとは、Notre Dame　フランス語で「私たちの貴婦人」という意味で、キリスト教の貴婦人、つまり聖母マリアのカトリック大聖堂ということになります。　そう思って見れば、建物の入り口中央の上に掲げられた像も、内陣の脇にある像も、内陣後ろのピエタも、教会の一番奥に据えられている像も、すべて聖母マリアだということに気付きます。　女性を祀る寺院ということで、ちょっと親近感が（笑）。　内陣壁には、外側に彩色の像があり、イエスの誕生、奇跡、最後の晩餐、復活など、旧約聖書の物語の主要な場面が表現されています。　一般の人々が聖書を読めない時代には、人々にわかりやすく説明できるよう、こういう像や絵画を使っていました。　丁度良いので、子ども達に聖書物語を解説しようか・・・と思ったら、白いローブの神父さんが近づいてきました。「日本の方ですか？」　え？日本語？　この神父さん、以前横浜のカトリック山手教会にいらしたそうです。親切に内陣壁の日本語解説書を貸してくださいました（ラッキー）。それをもとに、子供にもわかるよう、簡単にして解説。　解説書を神父さんにお返しし、別料金で宝物殿へ。豪華な聖遺物などを見てから、ここでもお決まりの蝋燭奉納。　盛りだくさんの教会内部見学のおかげで、この頃には鐘楼に登れなかった事はすっかり忘れ去っていた子ども達でありました(笑）。　めでたしめでたし（＾＾；）。

  2007年11月17日

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  パリ旅行２００７（サン・ルイ島の馬警官）

  マレからは徒歩でサン・ルイ島へ。サン・ルイ島の郵便局から日本の祖父母宅へ絵葉書を送りました。別にサン・ルイ島の郵便局に特別な何かがあるわけでありませんが。郵便局で手紙を出し、ふと見ると、今販売中の切手が張り出されていました。ハリーポッターのものが２種類ありましたが、ここはフランスっぽいものがいいな～と思い、ジバンシー(何故？）のハート形の切手シートと、ハリーポッターよりかわいかったタンタンのシートを購入。タンタンのは額に入れて飾れそう旅の記念に・・・と思ったんですが、考えてみればパリスペシャルってわけでもないので、自宅近所のフランス領、フェルネの郵便局でも買えるのでは（＾＝＾；）？と自己ツッコミ（＾＾；）。郵便局の後はそのままノートルダム大聖堂に向かいます。ノートルダム大聖堂の前にはパリの警視庁があるので、このあたりでは警官の姿を良く見かけますが、サン・ルイ島ではパカパカと蹄の音も高らかに、馬に乗った警官の姿が・・・。つやつやと毛艶のよい馬でした。この辺りは道が細く、確かにパトカーじゃ不便かもしれないけど。何故に馬（笑）？この馬警官は何の仕事をしてるのかしらん？と思って、行く方向も同じだったのでついていってみましたが、サン・ルイ橋の上に止まっていた駐車違反のバイクに違反切符を切ってました（＾＾；）。パトカーも来れない道だと安心してはいけません。貴方のバイクも馬警官に狙われているかも（＾＾；）。

  2007年11月16日

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  パリ旅行２００７（マレのカフェと紳士服通り）

  　ピカソ美術館を見終わった後は、近くのカフェでお昼ごはん。　Cafe des Musees でお昼にしました。　ここはカフェですがブノワにいたシェフが独立して始めたお店で、料理自慢なんだそうです。そのためか、丁度１２時で早だったのですが、既に１階席は満席。地下へ案内されりとそちらにも既にお客さんが入っていました。　昼のメニューはチキンのクリームスープとトマト＆牛ひき肉の重ね焼きカレー風味。気取らない家庭料理風。一人１４ユーロで、味も量も満足。付け合せはラッキーなことにライス。子供も大喜び。　　ほかにもマレの辺りはおいしそうなお昼ご飯を出しているカフェや、ユダヤ式サンドイッチのお店があり、他のお店もそれぞれおいしそうでした（＾＾）。　おなかが一杯になったところで、サン・ルイ島方面に向ってマレ地区を流します。　カフェ・デ・ミュゼのあるRue de Turenne　通りですが、実はこの通り、紳士服の宝庫です。　紳士物の衣料品店や、卸しの店が、延々と続いているんです。で、卸の店は小売もしている所も結構あって、　安い！　ストックのお店もあって、Ｙシャツ３枚３０ユーロとか・・・。　で、ふと見ると、旦那のコートの袖口が擦り切れている事に気付きました。そりゃ、もう１０年も着てるもんね。　思わずここでコートを買うということで、旦那と話がまとまりました。　結局ストックの店では、旦那のコートの他、シャツとズボンも買いました。　この通りには、高級品が割安なお店や、冴えたセレクトショップ、一風変わった服を扱うお店も・・・殆んどのお店が紳士物ですけど（笑）。この店は変わったＹシャツの専門店。驚くほどたくさんの種類を扱ってます。ステキなプリントシャツが一杯で、私が着たいかも・・・（＾＾；）。　ということで、観光中なのに何故だか大荷物になって（＾＾；）サン・ルイ島へ向います。

  2007年11月14日

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  パリ旅行２００７（ピカソ美術館）

  　今回パリで見たもう一つの美術館が、マレにあるピカソ美術館（サレ館）。　さて、マレ地区を歩き始めましたが・・・。　むむむ・・・。　迷ったぞ（笑）。　マレ地区はパリでも風情のある古い地区で、１６～１８世紀に貴族の館が立ち並んだ雰囲気もいい所。　もと貴族の家も今は１階や、門を入った中庭に面した部分がお店になっていたりして、つい余所見をしてしまいまうせい？（＾＾；）マレのとある建物奥の中庭に面した手芸屋さん。　途中でピカソ美術館こっちの看板を見つけ、結局大回りして無事到着。　こちらには、ピカソの死後、家族が相続税の代わりとして差し出した生前の作品が収蔵されています。　正直子供にピカソはどうかな～と思っていたんですが、予想に反して何故だか長男には大うけ。　しつこいくらいに作品に見入っていました。ピカソに見入る子ども達　こちらには青の時代から晩年の作品まで。絵画、コラージュ、彫像、工作、陶器など、いろいろな物が展示されていますが、中でも一番心惹かれたのは、彫像と工作だったようです。　最も観点は大人と違っていて、「面白い！自分にも作れそう！」　って事だったんですが（＾＾；）。これは厚紙工作。設計図考案中？　興味を持って大ウケしたのは、子供が親近感を持ったからでしょう。そういえばピカソは晩年に「やっと子供のような絵が描ける様になった」と言ったそうですし、子供が親近感を持つような絵を目指していたのかも知れません。　ジュネーブに帰ったらこういうのを作りたいと息巻いていました（笑）。　

  2007年11月13日

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  パリ旅行２００７（サロン・ド・テ　とらや）

  　オルセー美術館の後は、サロン・ド・テでお茶です。子ども達にとって、実はこれが今日のメインイベント（＾＾；）。　サロン・ド・テ。　ラデュレのマカロンでも、アンジェリーナのモンブランも足元に及ばないほど子供らに強力プッシュされたお店とは・・・？　それは、とらやパリ（＾＾；）。　和菓子です。　いや～日本に丸２年も帰ってないんで、やっぱりここは生和菓子でしょう。　大人も異論はありません。　パリには、源吉兆庵と、とらやの支店があって、両方とも日本から空輸された和菓子が食べられます。　どちらもコンコルド広場からマドレーヌ教会界隈にあるので、両方見ようかと思ってましたが、オルセーからやってこれば当然先に行き着くのは「とらや」。　ウインドーに飾られた和菓子を見た途端、「源吉兆庵も見に行こう」という親の言葉など、子供の耳に入るはずありません。　ということで、とらやでお茶をすることに決まりました（＾＾；）。　饅頭１個４ユーロ・・・（６００円以上）。　高っ！！！　いや、もともととらやの生菓子は４００円だから、ここまで持ってきていることを考えると安いのか・・・。　清水の舞台から飛び降りるつもりで、和菓子＆抹茶（で１５００円くらい？）を頼みました。これは私が頼んだマロングラッセ風味のお饅頭子供はこのお饅頭。色で選んだと見た（＾＾；）。　２年ぶり。　・・・・涙が出るほど美味しかったです（；＿；）。　とらやのお客さんは、私達以外にはこちらにお住まいっぽい日本人が２組、外国人のお客さんの方が多かったです。ふと見ると、一段高くなった奥の席には、女性っぽいデザインの、大きな襟の白いシャツを身につけた白髪の紳士が・・・。　あ、あれは２，３日前、雑誌で見た、シャネルのカール・ラガーフェルド氏でわ？　実はパリに来る前に読んだ「フィガロ」で「サントノレ通り（この近く）のコレットに可能な限り頻繁に行っている」と本人が語っているのを読みました。　こんな所でお会いするとは・・・（って人違いだったりして（笑）。いや、あの年で、あの白のでかい衿のシャツ（というかブラウス？）姿は、本人以外ありえんやろ（＾＾；））　ところで、とらやでは、珍しい和風のマカロンが販売されています。　ラデュレなど、パリの菓子屋のマカロンは、個人的には日本人には甘すぎると思うんですが、日本風のマカロンは甘さ控えめ。　日本人のお口にとても合うと思います。　あまり日持ちしませんが、滞在中、お部屋でお召し上がりになるおやつにいかがでしょうか？

  2007年11月12日

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  パリ旅行２００７（子連れオルセー美術館）

  　去年のパリはルーヴル美術館へ行ったので、今年はオルセー美術館へ。　子供と一緒の美術鑑賞なので、鑑賞する作品は事前に場所をチェックし、ルートを考えます。オルセー美術館はホームページで作品検索や、各展示室の展示中の作品を調べられるので、手間はかかりますが、事前調査できます。　子連れ美術館の場合、作品の解説は、なるべく子ども達も興味を持って楽しめる様、予習をして事前に考えたおくといいです。　今回は子供用に解説をクイズにしてみました。　ということで、今回はオルセーで子供に出したイズ形式で（＾＾；）。１）石造りのオルセー美術館。最初から美術館として作られたわけではありません。　実はこの石造りの外壁部分は、内部の建物がむき出しのままだと、あまりに工業的で周りの景色に馴染まないという批判がおこったから作られたものでした。　では、工業的過ぎて、周りの景色に馴染まないその内部の建物とは、一体何の建物だったのでしょう？・ヒント　中に入るとその建物が何だったかの特徴が見られます。・答え　駅　入り口上の大時計も、その下の、列車の線路のためのアーチ状の構造も、駅の名残です。２）日本でも有名なこのミレーの絵。一体このおばさんたちは何を拾っているのでしょうか？・ヒント　この人たちはとても貧しいのです。ここで作られている作物は何かな？おばさんたちの手に持っているものは？・答え　落穂　昔は麦の刈り入れ後に刈り残したり落ちたりした麦の穂は、貧しい農民が拾い集める権利があり、領主は落穂まですべて拾い集めることは許されませんでした。　後ろには馬に乗って農民達に指示を出す監督の姿も描かれています。３）この絵は２枚ですが、実はつながっていますね。どうしてなんでしょうか？・答え　これはもともと１枚の絵だったから。　　マネの「草上の昼食」に触発されたモネの「草上の昼食」です。展覧会に出展するつもりが、絵が大きすぎで期日までに完成せず、その上家賃を滞納したためこの絵は不幸にも家賃のカタに取られてしまいます。　しかし、取り上げた大家さん（？）は絵自体には全く興味がなかったのか、モネがお金を払って買い戻した時には、絵はカビてしまっていました。　仕方ないので、モネは左部分と中央だけを残して、右側や上下は捨ててしまいました。　なので、こんな形になっているんです。その他に、・ルノアールの「ぶらんこ」に描かれている人が、「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏場」にも登場しています。どこにいる？・ドガの「エトワール、または舞台の踊り子」で舞台の袖に男の人がいますね。彼は一体何者？・ずばり、この女の人の職業は何？（ルソー「蛇使いの女」）　大体有名どころの絵や彫刻だけ見て、大体１時間半くらいでしょうか？（装飾美術と彫刻は省く）　ということで、何とか飽きずにオルセー見学修了。　ちなみに、長男が一番好きな絵は、ゴッホの「昼寝」だったそうです。　ゴッホの絵を直接見たのははじめてでしたが、写真なんかよりずっと綺麗で素晴らしかったです。

  2007年11月10日

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  パリ旅行２００７（サン・ジェルマン・デ・プレ２）

  　さて、サンシュルピス教会の次は、サンジェルマン・デ・プレ教会へ。　こちらの方は見学する人が多く、教会前広場にも多くの観光客が。　８世紀にはベネディクト会修道院の頂点として権威を誇り、１７世紀には城壁、濠なども備えた広い敷地を持つ大きな教会だったようですが、フランス革命の時にかなりの部分を焼失してしまい、今ではパリで一番古いという鐘楼が、当時の威勢を思わせるのみです。　教会内中心部の内陣は鉄格子の柵（？）で囲まれています。内陣の上の装飾が綺麗ですが、トリフォリュム（二階？の小さな柱の並んだ廊下）の柱は、メロヴィンガ時代のバジリカ教会（６世紀）のものが使われているそう。　ということで、　まるでノルマをこなすように（＾＾；）　取り合えず見所の２つの教会を見たら、さあ、後はお買い物　実は今回のパリ旅行、ママ友のＴさん一家と日程、ホテルを示しあわせ、１日子なしパリナイトが計画されています。　第一希望であったオペラバスティーユの『トスカ』は切符が取れず。　なので結局我が家はフランス料理を食べに行くことにしました。　が・・・・、　なんと！　着る服がない・・・・（＾＝＾；）（と気付いたのは１週間ほど前）。　子供が生まれてからというもの、衣類の購入は普段着中心。　その上物価の高いジュネーブに来てからは、更にマトモな服を買っていないので、クローゼットにある冬のお出かけ服といえば、独身時代（いつの話や？）に購入した、バブル日本の歴史を物語るような品ばかり・・・（＾＝＾；）。　ということで、この際、パリで冬のお出かけ服を買っちゃおう！ということにしました。　ジュネーブでは、衣類はたいていピンかキリ（ZARAじゃなければヴァレンチノか？という感じ）で、中間にはろくなものがありませんが、さすがにパリは違いますね～。　様々な価格帯のお店が揃っていてうらやましい限りです。　サンジェルマン・デ・プレ界隈は、超高級品のお店から、フランスやその他のお手ごろ価格のメーカーのお店まであってとても便利。　とは言うものの、お店を一つ一つ見て回っていてはパリ旅行が終わってしまうので、事前にめぼしいお店と場所をピックアップしておきました。　で、結局買ったのは日本でもお馴染み、Diane von Furstenberg　のワンピース。　別に安くはないんですが、品揃えもサイズの在庫も良かったことが災いし、勢いづいて２着買ってしまいました～（＾＝＾；）。　１つは定番の襟付きラップドレスのジミめな柄。　もう一着はダイアンっぽくないものを。ダイアンっぽくないけどこういうの、結構好み（＾＾；）。　う～ん・・・・。　同じ様にフランス語で苦労するならば、ぜひともパリで苦労したいものよ・・・・。　ここならば苦労の甲斐もあろう・・・・。　そんなことをヒシヒシ感じたいんど象でありました・・・。

  2007年11月09日

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  パリ旅行２００７（サン・ジェルマン・デ・プレ１）

  　さて・・・。　朝７時にジュネーブを出て、高速を快調に走り、パリに到着したのはお昼過ぎ。　ホテルから歩き、パリで一番美味いベトナムフォーと噂のＰＨＯ１４（確かに２時半なのに店は一杯で人が並んでいた）でフォーとネムの昼食を食べた後、パリ観光開始。　といっても、既に時間は３時過ぎでしたので、あまり動き回らずサン・ジェルマン・デ・プレ辺りを散策することにしました。　まずはサンシュルピス教会から。　第一印象は・・・でかい。　ガイドブックの写真では、あまり大きそうに見えなかったんですが、大きいんですよ～。これが。実はシテ島のノートルダム寺院とあんまり変わらないサイズなんだそうです。左の塔が現在修復中で残念（息子の顔も影になって写真的に残念なり（＾＾；））。　サンシュルピス教会は、『ダ・ヴィンチ・コード』の上巻で、重要場面となった教会なので、名前だけは聞いたことのある方もいらっしゃる事と思います。　が、教会側によると、ダ・ヴィンチ・コードにでてきた『ローズ・ライン』自体虚構であるそう（あれはタダの日時計の線だとか・・・）。　しかし、ダ・ヴィンチ・コードが大きな話題だった去年辺りは観光客もかなりの数が押しかけたそうです。　私達が行った時にはその熱も冷めたのか、人も少なく教会独特の厳粛な雰囲気が漂っていました。　入り口のすぐ右には懺悔室があり、誰でもその場で申し込んで懺悔できるようです。２０代の人も含め、何人かの人が順番を待っていたのが印象的でした。「これは過去の罪を懺悔するチャンスか！？」 　と思いましたが、懺悔受付はフランス語と英語のみ。　いやあ～、日本語がないのが残念だなぁ～（＾＾；）。　　ということで、懺悔はできないので、ここでは恒例の蝋燭奉納をするに留めました。　あと、ここはフランス最大級のパイプオルガンでも有名です。　パイプオルガンというと、金ピカな感じのものが多いですが、ここのは渋い色合いのものでステキですよ。　教会ではミサでなくてもパイプオルガンの練習をしていることがあったりするので、運が良ければ聞けるかも？　ところで、サンシュルピス教会の近所には、有名なフランス菓子店ジェラール・ミュロがありますので立ち寄ってはいかがでしょうか？　我が家は通りすがりに見つけ、ディスプレイがあまりにもおいしそうだったので、家族全員がケーキの魔力に吸い寄せられるように店に入ってしまいました（＾＾；）。（ケーキに恵まれないジュネーブ・・・）　結局、部屋に戻って食べることにして、各々選んだケーキをお持ち帰り。　ジェラール・ミュロは日本にもお店があるそうですし、ユーロ高でお値段は非常に高価ですが（１個５００円以上してる・・・（；＿；））、このような見栄えの良いおいしそうなケーキに飢えたジュネーブ暮らしのわが家族は、誰一人として購入に異を唱えるものはおりませんでした・・・。

  2007年11月08日

• パリ旅行２００７（パリ・ヴィジット）

  　今回のパリの足は地下鉄＆バス乗り放題の、パリ・ヴィジットを使いました。　５日券だと２６．６５ユーロ、子供は半額。　少しお高いですが、パリの地下鉄では、券売機が故障していることが結構あるんですが、すべての場所に有人の切符売り場があるわけではありません。一々切符を買う手間も、有人窓口はどこ？と探し回る手間もないので、無駄な時間を取られず移動はスイスイ。　それに、このチケットには、クレイジーホースやバトー・パリジャンなどの割引券、ギャラリーラファイエットでの１０％の買い物優待券などの優待チケットがついています。　とくに高額のお買い物の予定があれば、ギャラリーラファイエットの１０％オフは大きいです。　今年も百貨店は丁度セール中でしたが、４０％オフのセール品が、更に１０％オフ！　超有名ブランド品（シャネルやヴィトンなど）は使えない様ですが、ポールカの服、ラヴァージのランジェリー、クリステルの鍋、など、大抵のものはオフしてもらえます。　我が家は、セール中だったラファイエットで、ベッドシーツ（憧れのリネン１００％もの）とフランスの高級ファブリックメーカー、イヴ・ドロームの掛け布団カバーＭｅｄａｌｌｉｏｎを２人分。　それから恒例のランジェリーもラヴァージのをまた買っちゃいました（＾＾；）。　充分パリ・ヴィジットの恩恵を受けさせていただきました（＾＾）。 

  2007年11月07日

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  恒例のパリ旅行２００７（パリのアパートメントホテル）

  　それでは遅れましたが今回のパリ旅行の報告です。　まずはホテルから。　今年我が家が泊まったホテルは、１３区にあるイタリア広場のアパートメントホテル、citadines。　立地はイタリア広場に面していて、隣接ショッピングモールにはパン屋やスーパーもあるし、地下鉄は道路の向かい。ここの駅では６，５，７号線の地下鉄に乗れるので、主な観光地へは１本または乗り換え１回。どこにでも１５～２０分あれば着くのでとても便利。　アパートメントホテルというと、普通のホテルと違ってなんか利用が難しそう・・・。などという心配は無用。citadinesはフランスの大手アパートメントホテルで、大手らしく基本的な利用方法はあまり一般ホテルとかわりません。　到着したらフロントでチェックイン。料金前払いでカードキーを渡され、あとは普通に部屋を使うだけ。　普通のホテルと違う点は、・掃除が毎日入らず、週１回のみということ（当然タオルの交換、アメニティグッズの補充はありません）。・部屋にキッチンがついていること（皿、鍋などはありますが、調味料、洗剤はありません）。・ルームサービスはなく、フロントでのコンシェルジュ業務は期待できない。　ということくらいでしょうか？　そして、以下の点で子連れの我々にとっては、アパートメントホテルというのは普通のホテルより便利でした。・ステューディオタイプだと同じ価格の普通のホテルより広い！　スイートくらいの広さは余裕であります。荷物が多くても余裕。但し、１～２人用の部屋はキッチンの分、返って狭いこともあるのであまりお勧めではありません。以下、部屋の写真。入り口から撮影。右のノブはトイレ。隣がお風呂。奥が居間で、左が寝室。左手前に見えている布はベッド。でも５台目のベッドだったので、入浴後の着替えスペースとして利用。居間。写ってませんが手前にダブルのソファーベッドあり。キッチンも結構大きいです。お風呂も棚がたっぷりで使いやすいです。トイレとセパレートなのも便利。寝室は子供に取られました（笑）。親は居間のソファーベッドで。 ・朝ごはんがパジャマのまま部屋で食べられる（ジュースをこぼしても、途中でトイレ！と言われても平気）。朝食はこんな感じ。・勿論飲食持ち込み可なので、夕飯もデリで買ってきたおかずで部屋で食べられる。この日の夕食はシュークルート。奥の鍋は家から持参したご飯鍋で、主食はもちろんご飯（＾＾；）。　特に夕飯は助かりました。価格的に安くすむという事もありますが、ヨーロッパのレストランでは夕飯は８時くらいから、２時間かけて食べるのが普通。頼んだ料理はなかなか出てこないので長時間待たなくてはいけないし、そもそも時間も遅いので眠いし旅行中の、外での夕食は、子ども達にはかなり苦痛の食事となります。　それが今回は、部屋食なので「ご飯だよ～」の声と共に食べられます！　なので、今回は食事については子ども達から何の苦情も出ませんでした。　

  2007年11月06日

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  パリ、子供なしナイトにはオペラを

  　今年もジュネーブの「ジャガイモ休み」にパリへ行くことにしました。　今回はムフフフ（￣∇￣）。　友達のＴさんご一家とホテル＆日程を合わせ、お互い一晩ずつ子供を預かることにいたしました。　つまり、　パリで子供なしナイト！　が実現するわけです！！！（うれし～）　パリで子供なしの夜・・・。　ああ、何てステキな響き・・・（注：官能的な響きではない）　　　　ということで、私の人生に、もう二度とないであろうと思われるパリ子供なしナイト。何をすべきか検討してみたのでありました。　クレージーホースやムーランルージュへ行く、三つ星レストランで三昧・・・など考えましたが、どっちもイマイチ。 　旦那とあーだこーだ言いながら、最終的に思いついたのが、　オペラ座でオペラを観る！　ということでした。　パリのオペラ座でオペラ（￣∇￣）・・・う～ん・・・・うっとり。　これこそ、「一生に一度のパリ！コブなしナイト！」に最も相応しいイベントではありはしないでしょうか？　日本でもオペラは観られますが、パリのオペラ座は、バスティーユ、ガルニエとも、キャスト、演目、設備など日本ではなかなか体験できない素晴らしさらしいです。　お値段も、一番良い席で１人１３０ユーロ（バスティーユ）か１６０ユーロ（ガルニエ）と丁度よし。　早速オペラ座のホームページで演目調べをすると、丁度パリに行く時期に「椿姫」と「トスカ」が上演予定。ああ、もうどっちもいいわ～（でもどっちかというと好みはトスカか）。すんばらしい！！！さあ！オンライン予約だっ！！！！ 　あれ？ 　うそ！ 　・・・・ガーン・・・・。う、売り切れ。　ヒョォォォォォォォォォォォ・・・・（心の中を風が吹き過ぎて行った音）。　そうよね・・・。　年間チケット買ってる人も結構いるもんね・・・。　・・・１ヶ月前くらいじゃ無理よね・・・（－＿－；）。　人気の公演は、１ヶ月前ではご用意できないこともございます。　オペラ座のご予約はお早めに（英語ページがあるので自力で予約できます）。　なお、オペラ座への直接ご予約については、こちらのページの解説が便利です。　　　　　↓　フランスツーリズム旅行情報局　トップ＞パリ＞オペラ座　でどうぞ。 　う～む・・・。　あとはキャンセルチケットにかけるか？ 

  2007年10月03日

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  【フランス】コートダジュールの料理

  　今回のコートダジュール海水浴のお話の最後に、コートダジュール地方のおいしい食べ物をご紹介いたします。　とにかく是非お試しいただきたいのが「魚スープ（Soupe de Poisson）」。エズのふもとにある、Restaurant le Cheval Blancの魚スープ。前回ここの魚スープが一番美味だったので、今回もこちらで。２人前はありそうな量で８ユーロくらい。　魚スープは、マルセイユの有名な料理「ブイヤベース」のスープだけを料理として出す感じのもの。魚介のエキスが凝縮され、とても美味です。　通常、スープにはバターをつけてカリカリに焼いたパン、アイオリ、チーズがセットで運ばれてきます。アイオリとチーズをお好みで加え、そこにパンを割りいれて食べるように飲みます。　お店によって味に差があるのが難点ですが、おいしいお店のものはトロリと濃厚で、思わず行く先々すべてのレストランで注文したくなる代物。（おいしくないお店のものは、味が薄くて深みがないです。）　もう一つの名物料理はニース風サラダ（Salada Nicoise）ですが、ぶっちゃけツナサラダですが・・・（＾＾；）。　まあ、おいしいのでこれもこっちの方面に行けば必ず食べるんですが、ニースのビーチ沿いのレストランではこれ以外にも色々綺麗な盛り付けのサラダが用意されています。これはアボガドのサラダ。エビもたっぷり。サラダ類は８～１５ユーロ程度。　サラダと言っても、ある程度ボリュームもあるので、お昼だったら、サラダとパンだけを食事にするのもオッケーです。 　ほかには高級店や専門店では海の幸の盛り合わせ（Plateau de Fruits de Mer)も食べられます。夏ですが牡蠣も各種あり。これは１４０ユーロの盛り合わせ。　ニースの近代現代美術館近所のガリバルディ広場には魚屋も兼ねた魚介料理専門店が数軒あります。盛り合わせの他、牡蠣だけ、エビだけなどの注文もできるようです。　人数が多いときはこういうのも豪華で楽しいですね。　そうそう、この辺りはイタリアに近いので、イタメシ屋もおいしいお店があります。　フランスではパスタ（Pate）はぐてぐてに茹でてコシも何もないお店も多いですが（はっきり言って、うまくない。・・・いや、まずい（＾＾；））、この辺りのイタメシ専門店は、コシのあるパスタを出すお店もあります。　ニースでは地元でも人気のLa Voglia　旧市街のサレヤ広場の入り口にあり、お昼、夕飯時は満員なので（冬に行った時は混んでて入れなかった）、少し早めの時間に行くと良いと思います。　おしゃれなお店ですが、子連れもオッケー。　どの料理も１．５人分くらいのボリュームがあり、味も美味です。これは本日の料理。スズキのズッキーニソース。魚の火の通し加減が絶妙で、ジューシーでふっくら。　前菜の盛り合わせはこのボリュームで１４．８ユーロ。シェアも可。オススメです。　　なお、今ニースで一番イケている気鋭のフレンチレストランといえば・・・。　日本人オーナーシェフの「Keisuke Matsusima」です(独断と偏見で断言（＾＾；）旧店名は「Kei's Passion」）。　開店３年目でミシュランの一つ星を獲得。日本はもとより、フランスのグルメ雑誌でも取り上げられている実力シェフ。　冬にコースを頂きましたが、やはりそこらのレストランとは違って、盛り付けや料理方法、使用食材も多彩で美味でした（量は多め。食べ切れなかったです（＾＾；））。　子連れオッケーで、子供用にメニューもアレンジしてもらえますが、フランスではコースだと料理一式が終わるのに２時間～３時間かりますので、その時間に耐えられる大きいお子様向け。　我が家は美味い！美味い！と食べたものの、昼間の疲れか途中で寝てしまいました（－＿－；）(でも、子供にはもったいない料理でした。なお、このお店はフランス料理店であり、ニースの郷土料理店ではありません）。　　予約や注文はもちろん日本語でも受けてもらえます。女性グループやカップルでのここ一番の食事にいかがでしょうか？ 

  2007年08月16日

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  【フランス】カンヌとそのビーチ

  ●カンヌのビーチラグジュアリーなイメージがあるカンヌですが、実は海水浴場には、子ども達もわんさか！カンヌ旧港横のパブリックビーチ　　そうなんです！　ここは海岸が砂なんですよ～～～！！！！　　やっと砂の海登場です（笑）。　カンヌは海岸線も長く、プライベートビーチが多くを占めますが、勿論パブリックビーチもあります。　そして、ここのパブリックビーチには、有料チェアゾーンがあるんです！　パブリックというだけあり、チェア一脚半日３．５ユーロ（パラソル代金価格失念）とプライベートビーチの半額以下。レストランがないだけで、トイレ、シャワー、更衣室完備。椅子はプライベートビーチの様な、寝られるビーチチェアではありませんが、我々はどうせ子連れなので寝ていられませんから関係なし（＾＾；）。（もちろん、子無しだったら落ち着けるプラーべートビーチのビーチチェアも利用価値大。）　プライベートビーチではないので、予約制でもなく、誰でも早く行けば最前列ＧＥＴもできます。パブリックビーチの有料椅子ゾーン。子連れ利用客多し。　　但しカンヌ、海の透明度はよくありません。　波で砂が巻き上げられているからです。　ビーチから３０ｍくらい沖の浮島まで行けば(浮き輪つきの子供らが率先して行っちゃうから同行。私にも浮き輪をくれ（＾＾；））、水も綺麗ですが、そこでもわずかに砂粒が浮いているのか、水中で太陽光を反射してキラキラ光っています。　水中眼鏡をかけて潜れば、ここにも足が着くエリアでも大きな魚がいましたが・・・。　ここの海岸は３時を過ぎる頃から人が増え始め、パブリックビーチは日本の海のような混雑ぶり（＾＾；）。　午前中の方が空いていていいかもしれません。●カンヌの町　　カンヌという町の名前は有名ですが、実はこの町、人口は７万人ほどで、ニースの５分の１程度の人口でしかありません。　カンヌの町と言えば、誰もが思い浮かべるのはカンヌ国際映画祭ですが、レッドカーペットが敷かれるこの会場は港の近くのパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ（Palais des Festivals et des Congres)です。　案外地味な建物で、そのまま通り過ぎそうでしたが（＾＾；）、観光客が赤い階段で写真を撮っていたので気がつきました。一応撮影会。　スターの手形もありますが、本当に単なる敷石の一部という感じで、特に磨かれているとか保護されているとか、そういうものでもありません。　年ごとにまとまっていますので、お目当ての映画人がある場合は、受賞年を確認して行くとよいと思います。　ニース、モナコに続き、カンヌにも海岸沿いにブランド店が並んでいます。　でも個々のお店はやっぱり小さい感じです。　ブランドモノより、フランスの普通の服や靴、水着などを探したい場合、海岸沿いより一本奥のアンティーブ通り（Rue d'Antibes)や、細い歩行者天国でお店が色々あるRue Meynadier（カンヌ旧港から陸に向って程入った道。カンヌ駅まで続いている）なんかが面白いです。●カンヌ近くの別のビーチ　カンヌからニース方面のアンティーブ（Antibes）までの間にも線路沿いに砂の海岸が広がっています。　土地の人の話では、純粋に海水浴であれば、カンヌのビーチよりそちらのほうがオススメとの事（駅名　Golfe Juan Vallauris)。　また、カンヌの辺りへ泊まるならば、アンティーブの方がカンヌより良いのではないか？とのことでした。　アンティーブの町は、規模はカンヌと同じくらいでですが、カンヌより落ち着いていて、子連れにオススメとのことです。私達もバスで通りましたが、雰囲気も結構いい感じでした。●インフォメーション　ニースとカンヌの間には、長距離バスと鉄道があります。　「地球の歩き方」には、ニース、カンヌ間は長距離バスで１時間とありますが、実際には２時間以上かかり、冷房もあまりきいていなくて暑いし停車発車が多いしで、バスに強い私が車酔いしそうでした。　バスよりは高いですが、それを補ってあまりありますから、ニースとカンヌの間の移動は、強く強く、鉄道をオススメします。なお、電車は１時間に３本程度、終電は１２時まであります。

  2007年08月15日

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