みりょくてき男子
「ちょーだい」を「とーたい」と言っていたモモだが、最近は「ちったっ」と言う。なんか遠くなってるんですけど…?着替える時なんかに俺が「はい、あんよ」かなんか言うと「あーんいぇ」と言うようにもなった。しかし俺も俺でまさか「あんよ」なんて言葉使うようになるとはなー。元々子供が苦手だから、子供に幼児語で甘ったるく話し掛けるなんて芸当は恥ずかしくてできなかったんだよ。なのに自分の子が生まれてみると、無意識に言ってる。よその子にも、気付いたら人んちのペットとかにまで、無意識に幼児語で話してる自分が…。かわいいものには甘ったるく接する回路、が出産とともに開通したのかも。逆に出産とともに、いや最初の妊娠とともに閉ざされたと思うのは「感性」、特に言葉と音楽に対する感受性がどーんと鈍くなった。地に足が着いて「生活者」になったとも言える、でもできれば戻ってきて欲しい、俺の感性…。書く文章は本当に味気なくなったし、音楽に体が疼かなくなった。人生の楽しみの1割ぐらいを失ったきもち。まあ、でも妊娠出産授乳と来てまたすぐ妊娠したから、通常の女子の体の状態には一度も戻ってないようなもんだ。二人目の授乳期間が終わったらまた感性も戻るのかも。分からんけど。今日、公園で小学2年の男子たちと話したんだけど、いやー、男子いいね、アホで!ほんっとに笑っちゃうぐらいアホなのなー。女子は何だか生まれた時から色気づいてる感じで結構小賢しいというか、まあ、それもまたかわいいんだけどさ。男子って思春期まで色気の回路が封印されてんのかしら。純朴!まっつぐ!とにかくアホ!な男子の魅力を再確認、男子を産むのが楽しみになってきた。写真は焼肉屋の店頭の壷に入ってみたモモ。