子守歌
眞手は機嫌の悪い時期に突入したみたいで、夜中に起きることがあったり、日中も「抱っこしてよう泣き」が頻発。こういう時期はひたすら忍耐ですな。成長段階で神経の発達する時期だか何だかで、定期的に来るんだよね、こういうの。親がパツパツとかとは関係なしに、赤子独自に機嫌が悪い時期。今日は夕方ギャンギャン泣いて、抱っこしてぐるぐる歩いたら少し落ち着いたものの、俺が歩きながら屁をこいたら「屁をこくとは何事か!」と(思ったかどうかは知らないが)また激怒のギャン泣き。嫌な男だよ。えーと歌でも歌ってごまかすか・・・と歌いだしたら、急に静かになって、そのうち寝てしまいました。歌で寝る赤子・・・なんか普通っぽくて嬉しい。モモは絶対そんなことなかったからなあ。抱っこしてぐるぐる歩くのは結構退屈でこっちも飽きるのだが、歌いながらだとなかなか楽しいので助かるよ。そして俺は子供に歌を歌う時は何故か外国語のを歌いたくなる。母国語だと感情が入ってしまって気恥ずかしい。音の羅列みたいに淡々と歌うのがいい。(つーかいっぺん日本語の歌を感情込めて腹から歌ったら怖がって泣かれたし)昔覚えた中国語とか台湾語、マレー語の歌だとか、あとよく歌うのは「野ばら」ドイツ語バージョン。音楽の授業で習わなかった?ザ・アイン・クナープ・アイン・・・♪ってやつ。意味とか分かんないけどドイツ語ってなんか口が気持ちいいんだよね。ぶるぶる振動する感じで。歌と言えば、モモは保育園で覚えた「チューリップ」を「しゃいた~♪しゃいた~♪ちゅぷぷりぷり・・・むにゃむにゃ」という感じで中途半端に歌っていたのだが、さっき寝かしつけ中に「どのはなみてもー♪きれいだなー♪」とはっきり歌ったので驚いた。「げんこつ山のたぬきさん」の「抱っこしておんぶしてまた明日♪」もよく歌ってるな。寝かしつけ中は俺、横で寝たふりしてるので、モモは聞かれてないと思って(多分)毎日思う存分独り言を言ってから寝ている。その日に覚えた言い回しを寝る前に復習してる感じ。「と」という言葉を覚えた日は「じーじとー、ばーばとー、じーじとー、かかとー、とととー、じーじとー、くっしー(知人)とー、じーじとー、マナテとー、じーじとー、かかとー、じーじ!」とか延々言っていた。何故じーじの登場回数が多い?ところで先日、深夜の静かな部屋でひっそりとパソコンに向かっていたら、背後で突然「どんっ!」という音、続いて「んっきゃ~!」という悲鳴が。死ぬほどびっくりして振り向いたら、眞手がベッドから落ちて目を白黒させてました。ベッドつーても無印の脚つきマットレスの脚を取って使ってるので、高さ20センチ程度、大したことないんだけど。多分あれは本人より俺の方がびっくりしたね。しかし真ん中あたりで寝てた赤子が何故落ちるのか。2回転ぐらい寝返りしたのか。・・・と思っていたら、今日も眞手がぐっすり寝ている間に夕食の支度をしていたところ、遠くから今度は「ふっぎゃ~!」という叫びが。また落ちてました。ほんとに何故落ちるのか。2度目は笑っちゃったよ。あ、眞手今日で3ヶ月になったみたい。モモはこれぐらいの時期には食欲大爆発で、親の食ってるもんくれくれ大騒ぎだったんだけど、彼はそこらへん遅い子みたいで今のところ全然興味なし。ヨダレはここんとこ急激にダラダラ出始めたけど、試しに幾つかの食べ物を口に運んでみたところ、喜びも嫌がりもせず無反応。子によってこんなに違うもんなのね~。まだしばらくパイだけでいいようです。