2004/09/28(火)18:31
ずがいこつ
今日もロルフィング。エネルギーの断裂している場所を繋いでもらうという作業と、クラニオをいつもより念入りにやった。そして最後にはクラニオのやり方を少しだけ教えてもらった。クラニオというのは「やる側」もたいそう楽しそうなワークで、むかし知人のところで受けていた時も「あーやってみたい」と思ったし、何かで偶然こんなところを見つけて読んでみたらますますやりたくなって、ちょっとダンナの体でも借りてやってみようと思いつつ着手してなかったのだった。そんなわけで今日が初・クラニオ「やる側」。ほんの10分ぐらいだけど、相手の頭に軽く軽く手を添えて、頭蓋骨のつくり出すリズムを感じようと頑張ってみた。最初は自分の手の小刻みに震えるのが邪魔で、とてもそんな微細なリズムなど分からなかった。どれぐらいの圧で手を添えるか細かく丁寧に指示されつつ、ちょうどいい圧に落ち着いた頃「あっもしかしてこれ?」しゅわあ、と頭の膨らむのを感じた。しゅう、と戻る。しゅわあとしゅうの2往復を微かに感じたところで、また手に力が入ってしまって分からなくなった。だけど初体験の記念すべき2往復だ。そのリズムは想像していたよりずっと微細で、あんな微妙な世界に焦点を合わせるというのは、もうそれだけで異空間に入り込んでしまうほどの集中を要した。部屋は消え、相手の頭と自分の手の接点だけが世界になる。これは確かに、ちゃんと練習したらものすごい深さのヒーリングができるんだろうと思う。じっさい、以前受け手の立場で、相手の手と自分の体の境界が全く分からなくなるという経験をしたし、セッションが終わって目を開けると、時間も空間も超えて恐ろしく遠いところから帰ってきたような感じがしたものだ。うーん、クラニオ、ちゃんと習ってみたい。