ふ た こ ぶ

スクラッチテストで出た、眞手の食物アレルギーの項目は「米・卵・乳・大豆・蕎麦・エビ・マグロ・ほうれん草」。これ全部除去なんてとてもじゃないけど無理だ～無理だ～、と騒いでましたが、気付いてみたら・・・最近、米以外は全部ちゃんと除去の食生活送ってました。さすがに米はね、食べてますけどね。

蕎麦以降の項目なんて、よく考えたら頻繁に食べるものじゃないし、加工品滅多に買わないから、混入もないしね。卵と乳を避けるのは全然大変じゃないし、大豆も調味料以外なら割と簡単に避けられる。（味噌とか醤油は普通に使ってます）

というわけで、全然意識して「除去食！」なんて思ってなかったんだけど、ふと振り返ったら除去食になってた感じです。むしろ意識して力んじゃうとできないかもしれない。（特に私みたいにガマンがきかない性格の人は！）自然とこういう風になれたのは、砂糖抜きで「加工品を買わない」ことに慣れてたおかげだなー。加工品はかなりの率で卵とか乳とか入ってるもんね。

と、アレルギー問題以前、むしろ子供が生まれる以前から「これはヤバイでしょ」と思ってたのは、私たち夫婦の「動物性タンパク質過剰！」問題。もうねーホントに半端じゃなく食べるんですよ。あればあるだけ食べられる。私は肉魚両刀ラヴ、夫は肉専門ラヴ。これをちょっと何とかするべ、と最近意識して減らしてまして。なんと考えられないことに、今日の夕飯は気付いたらヴィーガン献立でした。ヴィーガン＋アレルゲンも除去。

もうね、こんなの、意識してやるんだとしたら、拷問ですよ。健康のために意識して、あれもこれも全部抜きで！みたいなストイックなの、ほんと苦手です。でも「気付いたら」方式だったら、悪くないね。あんまり毎日続くと夫の機嫌がちょっと心配だけど、私はすごーく満足でした、今日のヴィーガン食卓。体が軽～い！胃がもたれな～い！そして甘いものも欲しくならない！週に何回かは、こんな日があってもいいと思う。（私は肉魚野菜みんな好きだけど、夫は野菜嫌いなので、そこがネック）

何だかんだで、私の生活も否応なしにヘルシー方面に導かれているという感じでしょうか。砂糖抜きから始まり、眞手のアトピーと続いて。「妊娠と同時にマクロビに目覚めました！」とか、「子供には健康的なものを食べさせたくて」的な感じで、子供を持つとヘルシー方面にはまる人多いけど、私の性格上「子供ができた」だけじゃ全然そっちにはなびけませんでした。ごめんね、愛より欲の方が深いの。

助産院の食事指導なんかも、鼻で笑って聞き流してたしね。「そんなこと気にして暮らす方が体に悪いし～」とか言って。本能の赴くまま、好きなもの食べるのが一番！って、それもまー正論なんだけど、今思えば大幅に間違ってた部分はね・・・土台がある程度ヘルシーな人の場合なんですよ、好きなもの食べてていいのは。レパートリーがマトモな中での、本能に従ったチョイス、が一番なんだと思う。チョコパイとかガンガン食べてる人の「本能」は、本能じゃなくて「中毒」です！（はい、私の話）ほんと、よく自宅で産んで無事だったよね。マグレだと思う。

なんかもう、守護霊さんとか守護天使さんとか先祖とか（！？）えーとそういう世界全然分かりませんけど、とにかく各方面の私を見守ってくれてる系メンバーたちが、もーこりゃあの手この手で「これぐらいしとけばコイツも変わるだろ！その食生活じゃアンタ死ぬし！」みたいな感じで色々と仕向けてくれてるんでしょうかねー。世話の焼ける子ですいませんねー。