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カテゴリ:からだ
カラダは生き方、という言葉を方々で聞いたことがあるけど
今までその意味を、浅ーくしか理解していなかった気がする。 エネルギッシュな人はエネルギッシュな体に。 だらけた人はだらけた体に。 繊細な人は繊細な体に。 ストイックな人はストイックな体に。 とにかくその人の心のあり方、生活の仕方が、結果として そのまま体に現れているわけで。 一見当たり前のような、それがどうしたぐらいのことに思えるけど。 ダイエットとか摂食障害とか、そこらへんの世界を振り返ってみると 「やせたい」という気持ち・・・色々思うところがある。 大雑把に分ければ、食べることは受動。 動くことは能動。 そのバランスの、結果であるのが体。 太るということは、受動に偏っているということ。 本当は怠けたい。 だらだらゴロゴロしていたい。 自ら動くなんて億劫で、誰かにかまってもらいたい。 もっともっと欲しい、もっと食べたい、もっと自分を見てほしい。 そういう心理状態なのに、それが体に出るのを許さない。 心の内はそのままで、体だけ痩せて見せたい。 能動的で溌剌とした自分を演出したい。 という無茶な取り組みがダイエットであり摂食障害なんじゃないかな。 体だけ変える、ということは本当はできないんだよね。 心と体のズレは、どこかで絶対帳尻を合わそうとする力が働いて ごまかしが効かなくなってくる。 意志の力だけで外側を変化させようとしても、苦しくなるのがオチ。 ヨロコビを持って能動的に動けるようになれば、 本当に能動的な体になってくる。 * ?* ?* ?* ?* という、ここまでは実は去年書いて、下書き保存していたもの。 ふと開いてみて、最近また似たようなことを考えてたので、載せてみる。 最近よく考えるのは「センター」。 上で書いた、受動とか能動の話と結局は同じなんだけどね。 心にも体にも、センターがある。 心がセンターにある時、体もまたセンターのびしっと通った、いい状態で動くことができる。 外側に起きることに応じて受身で動く時、何かしらの恐怖に反応して、それを避けたいのが動機の時。 体はセンターに力がなく、外側の筋肉をこわばらせて、ハリボテ状態で動いているので、パフォーマンスも悪くとても疲れる。 こういう時の骨盤は前屈または後屈していて、文字通り「逃げ腰」になっている。 心のセンターから動く時、つまり外側への反応でなく内側のヨロコビから動く時、体は中心線がビシッと通り、外側はゆるんでいるのでとても楽。 本当のパワーが発揮できていて、外側の出来事にも柔軟に対応できる。 いわゆる「芯が強い」というやつだよね。 何か問題が起きている時、問題に対処しようとしてどうしようどうしようと考えても、なかなかうまくいかない。 それは外側への「反応」だからね。 起きた問題から「逃げよう」という逃げ腰の状態なので、本当のパワーは発揮できない。 動機が恐怖に基づいていると、どこまでも恐怖が追いかけてくる。 対処を考えるより、センターに戻ってヨロコビから動くとうまく行くんだよねー。 最近もまだまだまーだ試行錯誤中で、ブレたりセンターに戻ったりを繰り返すココロに従って、体も瞬時に変化するので本当におもしろい。 私の場合、体のセンターの感覚がつかめるようになったのは、ベリーダンスがきっかけ。 心身両面からセンターの感覚をつかんでおくのが、いいかもしれない。 女性の場合はセンターの下端に膣があるので、男性よりずっと、センターの感覚がつかみやすいって言うよ。 膣をきゅっと引き上げるように締めて、そこを中心に動く感じ、上半身はふわっと乗ってるだけみたいにゆるくね。 センターが通ることのオマケというかご褒美として、セックスの感度が飛躍的にアップしますよー。 特に「中でイケない」タイプの女子は、センターに注目!よ! センターと言えば、高岡英夫氏の著作がいろいろ出てますねー。
この本は持ってたなー。 月経血コントロールの話と絡めて、センターについて語られていたような記憶。(むせきにん
こちらは読んでないけど、モロそのまんまなタイトルなので、多分良いんじゃないかと、、(かなりむせきにん
これはね、理屈はさておき実践的にセンターの通った体を作りたい、って時にはとてもいい本。 持ってたし、実はワークショップにも一度行ったし、ブログのネタにしたこともあった気が。 ダイエット云々より、センターが通ってくると、とにかく劇的にボディラインが変わります。 んで、バランスのいいラインになると、実はもうそれだけで、肉付きのいい悪いはあまり関係なくナイスバディになるのよねー。 ただね、この本の気になるとこは、著書さんの体型がかなりギスギス気味、個人的には正直あまり美しいと思えないこと。 一つには、この方はお仕事として毎日たくさんエクササイズを教えてるし、多分もう鍛えるのが趣味みたいな境地なので「締めすぎ」になってるんじゃないかと。 著書さんだけでなく、このエクササイズのインストラクターの方々は、ちょっとそれどうなの、、という体型の方が多いです。 このエクササイズはあくまでセンターを意識するためだけ、一日ほんのちょっとだけ、決してそれで痩せようとか鍛えようとかがんばりすぎないことをオススメ。 って一般人は言われなくてもそこまで頑張らないので、大丈夫と思いますが。 あと、締めるのも大事だけど、ゆるめるのも同じくらい大事! という点では、高岡英夫氏の著作がやっぱり参考になるかも。 センターはびしっと通して、外側はふんわりとね☆ なんて、朝からiPhoneでしこしこ入力する、お疲れさまな私w いま愛知県の某・島にある、夫の実家に来てるのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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