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カテゴリ:こころ
長いこと摂食障害だったから、食べることは怖いことで、食べたら太るし、食欲は恥ずかしいものだと思ってた。
自分の貪欲さを恥ずかしいと思ってたの。隠さなきゃいけないって。意地汚いんだ、って。 摂食障害が治ったのが2009年、29歳の時だから、もう8年経つのか。 意識して取り組んだわけじゃないけど、気付いたらいつの間にか変わってたなーと思うのが、私、自分の貪欲さを、食への執着を、すっかり肯定しているなーということ。 あんなに恥ずかしいと思ってたものは、実は長所だった。 私がいかにもおいしそうな肉の写真とかを、いちいちみんなに見せびらかすのは、そんな背景があってなのです。 私の、食べ物への執着、ほとんど変態とも言えるこだわり、ばんざい!って寿ぎたいのです。 かつて呪っていたからこそ、祝福感がものすごい。 同じ頃にそういえば自分の性エネルギーを否定していたことに気付いた、そしてそれが全肯定に転じた出来事があったけど、こっちは劇的だったんだよねー。 性の方は劇的で、食の方はいつの間にかだったけど、 自分の欲全般を美しいものとして肯定できるようになったことが、自分を好きになるカギだったなぁ。 欲を肯定することは、自分の生命を肯定すること。欲を否定することは、無意識だとしても死の方向を向くことなんだ。 そして世の中には、欲を煽るだけ煽る一方で、それを恥ずかしいものと思い込ませようとするメッセージがまだまだ溢れてると思うから、かつてそれに振り回された一人として、私は生命の肯定をしたい。 じまんです!とかいって肉の写真をアップして、ほんとにただの自慢なんだけどwでもね、ふざけてるようで、本当にやりたいのは、欲ばんざい!生命ばんざい!の、肯定のエネルギーを伝えることなの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.05 23:24:46
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