タオ・コードとダンス・イン・ワン(わの舞)
ツイッターを見てくれてる方ならご存知、私が数日前に大騒ぎしていた本「タオ・コード」。これはもう完全に運命の出会い!でした。 幼児の頃から中国、特に雲南省に異様なまでに惹かれていた私。ハタチ頃には老子にはまり、数年前にはヤン・リーピンのシャングリラで雲南の少数民族の歌と踊り、その溢れ出す生命力に衝撃を受け、人類にとって歌と踊りは本来欠かせないものに違いないと確信し、自分自身歌と踊によって元気を取り戻し、これまた数年前に性の抑圧のフタが外れる出来事があり、性=生命力だったと気付き、ここ最近のめり込んでたテーマはタントラ・・・って伏線張られすぎじゃろ! もう、そこらへんのキーワード全部入ってました、的な本なのよ、タオ・コード。全部盛りです、全部盛り。ちょっとでも「おや?」と思った人はゼヒ読んでみることを熱烈おすすめ。 あまりに面白そうすぎて、手にしてからしばらく勿体なくて読み始められなかったくらいなんだけど(って数時間だけどね・・・たったの)読み始めたら案の定、もう、すごい。何がすごいって内容はもちろんなんだけど、言葉を超えて伝わってくるものがあるの。読んでるだけで内側が静かになって、呼吸が深ーくなっちゃうの。 でね、著者の千賀一生さんが気になって検索してみたら、なんと「ダンス・イン・ワン」という踊りの会を主催しているという・・・これはもう行くしかないでしょう。鼻血出ちゃうでしょう。というわけで行ってきました。おともらちの景子ちゃんと。 いやーこれがまたすごかった。最初にまず振付を教わって、いよいよ曲に合わせて輪になって踊・・・踊!? もうね、輪の中心に向かって手を伸ばした瞬間、鳥肌。軽く恍惚。指先からびりびりと背骨にエネルギーが入ってくる。体の上にまっすぐ両手を伸ばせば、その両手の間にもやっぱり、強烈なエネルギー。体の中心線を意識すると、エネルギーの流れはさらに強まって・・・ 何だろうね。何なんだろう。一つ一つの動作もきっとすごく計算されてるんだろうし、輪になるということにも大きな意味がありそう。思い起こせば、ベリーダンスのレッスンでも輪になってシミーの練習をすることがあるんだけど、その時も私は恍惚状態に入ってしまう。一人で踊るのとはまた違う、もう笑いが止まらないみたいな幸福感。輪ってすごいのかも・・・。 人数が多かったので2グループに分かれて踊ったのだけど、もう一つのグループが踊っているのを見たら、自分たちが踊った時よりもさらに鳥肌。何なのこれー!すごすぎる! 感動してるんだけどすごく静かな、楽しいんだけど厳かな、ふしぎな舞いでございました。これはほんと、出会っちゃった!という感じ。通います。通いますともよーー。