genki’s room

2005/04/02(土)00:09

2月24日手術の翌日

しまった!(46)

 2月24日 手術の翌日。 うかうかしていたら、2月の日記は「おわり」だって。  ------------  尿意があるのでナースコールするとやって来て、ベッドの柵に吊り下げた袋をゆり動かし、「だいじょうぶです」と言う。暫くするとまたおしっこに行きたくなる。「管の通りが悪いから、一度空にしてください」 「大丈夫です」  なにが大丈夫なんだ? 六年前は、ナースが尿袋や尿瓶や便器を持って走り回っていた。24時間、ナースコールの「エリーゼのために」が病棟に鳴り響いて、看護婦さんは大忙しだった。それも気の毒だったけど、患者さん達には不満はなかった。今は、あんな仕事させたらナースのなり手がないのだろうか?  3度めに、やっと袋を空にしてくれた。尿管がつまったら、感染症になるおそれがある。そう言えば、よその国の法王さまは尿道感染症だって? あちらもナースさまが仕事イヤがったのかなあ。  早朝、採血。前の時は抗生物質の点滴24時間だったけど、今回は30分のみ。やりかたがだいぶ変わった。  当番のナースは歯ブラシの用意もしない。うがいの水を要求すると、水のコップと容器を持って来た。  朝食。普通に出た。点滴のせいで、少ししか食べられなかった。  yukiセンセイが「いかがですか」と見に来てくれて、布団の裾から手術した脚が置いてあるはずの台の方を覗いた。 「あし、そこにありません」 「あら。ここに無いんですか? あ。こっちに?」あはははと笑った。 5分もしないうちにドクターYが「どうですか?」とやって来て、やっぱり足の置いてない台を見ていた。血抜きの管点検。  ショータンがテレビの上に置いた吸飲みを取ってお茶を少し飲み、元のように置こうとしたら傾いてお茶が零れた。丁度下にテレビのリモコンがあった。しまった! ナースeさんに言う。暫くして売店の人が来て、リモコンを持って行った。  いまのところ、テレビは見たくない。膝裏や脚の横にバスタオルをあてがって、自由に寝返りも出来ないから上を向いたままうとうと。夕食前にeさんが、「リモコン乾いたら使えるようになりました」と持って来てくれた。故障だったら、修理は有料だったのかなあ。   夕方、ナースがブラインドを全部下ろしてしまうので、夜景も見えない。お月さんはまだ大きい筈だけど、廊下の明かりがずっと部屋にさしているので、お月さんの光も洩れ入らない。管が邪魔。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る