2013/05/08(水)23:13
突貫工事
ツバメの巣の2 最初の増築は10日ほど掛かったのに、2つ目の建築は早かった。2羽がかりでせっせせっせと作ったので、金曜日には出来上がった。 なのに、2羽とも壊された巣のあった元の場所で寝ていた。 様子をみているのかなあ。 日曜日の朝、またしても巣が無くなっていた。外へ出て、辺りを探してみた。隣とうちの家の間の道に、コロンと転がっていた。拾ってみたら、5グラムもないほどの軽い巣だった。玄関と違って風の吹き抜ける場所だから、風で飛ばされたのかもしれない。慌てて卵産まなくて良かったね。 納屋に、掌サイズの篭があったから、雨樋に結わえつけてやったらしっかり固定するのではないかと、大きな脚立を出して来て、こわごわ上り、篭をゴムひもできっちり縛りつけて拾って来た巣を乗せた。2羽のツバメは電線に止まって見ていた。「置いてるだけやから、ドロ持って来て補修した方がええよ」 と言ってやった。暫くして見に行くと、2羽が樋に来てチッチチッチ相談している。「入ってみ」と言たら1羽が入って右見、左見してからもう1羽と交代した。いけそうやね。 でも夕方、2羽はやっぱり玄関ドアの上に止まっていた。 翌朝、またまた巣は落ちていた。 「ドロ持って来て補修し、言うたのに」不精なツバメだ。 その後、玄関ドアの前の壁に、土を付け始めた。ポーチの上の天井を囲むような恰好にしてある壁で、巣を作っても外から見たら判らない。その代わり、とっかかりが無いつるっとした壁だけだから、作るのはかなり難しいだろう。この日は午後いっぱい、土だけペタペタつけていた。 火曜日の午後、小さい巣になった。夕方、「チッチャチッチャ」啼きながら一つが入っていた。「もっと大きいのにせんと、また4つしか育てられへんよ」と言ってやった。 水曜日の夕方、割と大きい巣になっていた。