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2006年07月02日
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カテゴリ:健康的に生きる
 悪役として有名な川合伸旺さんが亡くなったというニュースを受けて、関連の記事を書こうとしていたら、昨日橋本龍太郎元首相が亡くなったというニュースが飛び込んできました。

 直接の死因は川合さんが脳梗塞、橋本さんが多臓器不全と敗血症性ショックのようですが、どちらもその前に重大な状況に陥っていたようです。

 わたしはニューを通じてしか原因はわかりませんから、本当のことはわかりません。しかし、こうした病気に関して一般的なことなら書けると思います。

 わたしが思うには、結局お二人とも生活習慣病であったということです。生活習慣病が具体的にどんな病気につながるかは簡単に言うことはできません。ただ、個々の弱いところに出る可能性は高いと思います。

 例として酵素の活性度について考えてみましょう。生体内のおける化学変化のほとんど、例えば生命に直結したガス交換でも、酵素が関わっていることはご存じですね。

 その酵素の活性度は個人差が激しいのです。いつも例に挙げますが、アルコールに弱い・強いは、まさにこの酵素の活性度の個人差に起因するものなのですね。


 話を元に戻します。

 まず川合伸旺さんですが、3年前に腹部大動脈瘤で手術を受けています。動脈瘤は動脈硬化が進み、血圧が高い人に起こりやすい病気です。動脈硬化や高血圧の背後にはほとんどの場合「血栓症」が隠れています。

 さらに、腹部から大腿部にかけての手術を受けた人は血栓ができやすく、それが肺塞栓症につながることもあります。女性の場合なら、帝王切開で子供を産んだ人の数%が肺塞栓症になるとも言われています。もちろん、これは医者の常識ですから、そのための対策をしているので、実際に病気を発症することはほとんどありませんのでご安心下さい。

 川合さんは脳梗塞でお亡くなりになったわけですが、それまでの経緯を考えたとき、どのくらい血栓症対策がなされていたのかが気になります。

 次に橋本さんの場合ですが、2002年3月に急性僧帽弁閉鎖不全症で手術を受けてから健康面の衰えが目立つようになったということです。

 僧帽弁というのは全身に血液を送る左心系の心房と心室の間にある弁のことをいいます。この弁の機能が悪いと、血圧の低下から全身機能の低下が起こります。

 血圧低下に対しては、血液量を上げる、心臓に無理をさせるといったことで症状がでないようにできますが、心臓に無理をかけているので、確実に心臓は弱まっていきます。そしてこの心房の過負荷に耐えられなくなったとき、症状が出てくるのです。その代表が肺水腫です。

 また、弁の機能が悪い場合はそこに血液のよどみができやすく、それは血栓が起きる要因となります。

 橋本さんの今回の腸管虚血も急性僧帽弁閉鎖不全症が遠因になっていることは確かだと思います。

 実際、腸管虚血の原因の一つとして血栓は考えられます。今回の腸管虚血が血栓から来たものかどうかはわかりませんが…。

 橋本さんは多臓器不全敗血症性ショックということです。腸管虚血というのは腸に血液が回らなくなる恐ろしい病気で、死亡率が6~8割にもなると言われています。

 また、腸管虚血により生じたびらん部位からの空気が流入し門脈ガス血症から敗血症性ショックの状態になることは結構あることのようです。橋本さんの場合もそうであった可能性があります。

 重症のショック状態では、血圧が下がり臓器に血液と酸素が行き渡りません。このため細胞が壊れて多臓器不全になります。つまり、腸管虚血からの一連の流れでこうなったわけです。


 お二人には、ご冥福をお祈りします。

 そして、私たちはお二人の例を教訓に、生活習慣病にならないための対策に本当に真剣に取り組む必要があるのではないかと思います。



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最終更新日  2006年07月02日 09時08分27秒
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