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テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖
糖鎖が8種類の単糖の組み合わせでできあがっており、それによってできる情報は天文学的な数になるということを前回書きました。 それではなぜそんなに多くの情報を扱える構造をしているのでしょうか?それは、糖鎖が担っている働きと大きな関係があるからです。 糖鎖の働きの中でも最も重要と思われるのは、自己と他を見分ける働きでしょう。自らの細胞には、自己であるという様々な情報が糖鎖に刻みつけられています。 よく知られたものとしてはABO型の血液型(O型、A型、B型、AB型)が挙げられます。この血液型の違いはごくわずかな単糖の違いです。しかし、そのわずかな違いを私たちの細胞は検知しています。 同じ血液型なら受け入れますが、血液が異なれば他と見なして受け入れません。受け入れないばかりか、それを排斥しようとします。 もちろん、体の中には様々な物質が入ってきますから、それらをすべて排除しているわけではありません。それを受け入れるか受け入れないかは、たぶん長い進化の歴史の中で決定されいったのではないかと思われます。 他を見分ける糖鎖の力があるからこそ、体外から有害な病原体や有毒物質が入り込んできたときに、それをキャッチし適切な対応ができるのです。 実はこの他を見分ける糖鎖の力は、体外から侵入したものだけに働くわけではありません。変質した細胞(例えばガン細胞)をキャッチすることもできるのです。 今日はもう時間がありません。短いですが、ここまでとします。 ★サプリメントアドバイザーが身近にいない方は、ひとみ先生までご連絡下さい。 ★「にほんブログ村ランキング」に参加しました。クリックお願いします! ★このブログの内容をメルマガの形で配信しております。もし、メールの形をご希望の方は読者登録をお願いします。 ⇒ http://blog.mag2.com/m/log/0000184917 ★ひとみ先生のホームページもよろしく! ⇒ http://www.kenko-club.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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はじめてメールします。40歳台の男性です。学生のころに網膜はく離(右目)をわずらった経験があるものです。今年の3月ごろから急に眼がかすみ、見えにくいな・・・と感じていた、8月の上旬、子どもとプールに行った帰りに、突然硝子体はく離をおこしてしまいました。はくりはなかったのですが、それまで経験したことのない、猛烈な硝子体混濁でほとんど右目はかすんでよく見えていません。いろいろ調べてみると、硝子体手術というものがあると聞きました。私のような硝子体混濁でも手術は可能でしょうか、また、有効でしょうか?もし何かご存知であれば、教えていただけると助かります。(2006年08月30日 20時26分58秒)
(2006年08月30日 20時30分24秒)
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