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2006年10月23日
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テーマ:食物繊維(25)
カテゴリ:栄養素を考える

 食物繊維のことを考えてきましたが、今までの記述だけを読むと、食物繊維については良いことばかりあるように感じてしまうでしょう。

 しかし、ものにはやはり限度というものがあります。食物繊維の持つ働きもそれが行き過ぎると問題が出てきます。ただ、現代日本人のほとんどが食物繊維が不足している現状があるので、過剰の場合の問題が浮き彫りにならないだけなのです。

 本来食物繊維が豊富なはずの穀類を精製することによってほとんど食物繊維はなくなります。かつてはおやつとしてもよく食べていたサツマイモを今はあまり食べなくなりました。

 野菜や海草類は食物繊維の宝庫ですが、いずれも現代食のメニューにはあまり載りません。果物類もジュースにすることにより食物繊維がずたずたに切り裂かれ、本来の働きができません。

 あなたがこのような現代日本人として一般的な食生活を送っているのなら、たぶん食物繊維不足になっているでしょう。

 しかし、あなたが意図的に豊富な食物繊維を取るようなダイエット食を食べており、さらにサプリメントで食物繊維を補っていたりすると、食物繊維摂取過多にになっている可能性もあります。


食物繊維摂取過剰の障害

 食物繊維が栄養の吸収を遅らせることによって血糖値の急激な上昇を抑えているということについてはすでに詳しく説明しました。前回はそれに関連してGI値(グリセミック・インデックス)について書いたわけです。

 しかし、食物繊維は炭水化物の吸収のみを邪魔したり遅らせたりするわけではありません。その他の栄養素も同様なのです。

 食物繊維は微量栄養素のビタミンやミネラルの吸収も阻害するのです。もともと微量なものですから、あまりに過度に食物繊維を摂取すると、微量栄養素の不足に陥る可能性もあります。

 栄養素の代謝において微量栄養素の働きはかなり重要です。不足すれば多量栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)を効果的に利用することができなくなります。

 この弊害は、豊富なバランスの取れた栄養素を必要とする成長期の子供や、もともと食物の摂取量の少ない高齢者に多く出てきます。

 さらに、極端なダイエットを行っている人も要注意です。ダイエットというのはもともとはバランスの取れた食事という意味で、「やせる」ということが目的ではありません。ただ、結果としてやせるケースが多いだけです。

 ダイエットをしてやせたと喜んでいる人の多くは、実は栄養素不足でやつれているに過ぎないケースが多いのです。

 十分に食べてダイエットするという方法は食事量を減らすダイエットより人気があります。しかし、食べているのにやせるというのは、結果的には摂取した栄養素が活用されていないからだということです。

 効果のありすぎるダイエットはたいていは何らかの栄養素不足によって実現しています。これが長い目で見て身体に良いとは思われません。

 話が横道に逸れてしまいました。食物繊維の過度の摂取については、一部(成長期の子供、食の細い高齢者)を除けば、日本ではまず心配はいりません。しかしいずれにしても「極端」なことは避けるべきでしょう。

 今回はここまでとします。
 
 
 
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最終更新日  2006年10月23日 16時18分28秒
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