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糖鎖

2006年09月09日
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テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖

前回のまとめ

 糖鎖を構成する8つの単糖のうち、グルコースとガラクトースは通常不足することはありません。しかし、その他6つの単糖は、現代の一般的な食生活では不足しています。しかも必要量の20~30%程度しか摂取できていないのが実際なのです。

 これら6種類の単糖はグルコースから肝臓で作られますが、その製造量は自ずから必要最小限となり、決して満足できる量ではありません。そのため、体に異常があった場合は十分対応できず、これが現代病の進行を早めている可能性があります。

 実際、かつてこれらの単糖類が今よりもしっかりと摂取できていた時代、喘息やアトピー性皮膚炎などの現代病が今ほどなかったことは確かであり、私たちはこれら単糖類を積極的に取り入れる必要があるのです。


単糖類の摂取方法

 単糖類を必要十分なだけ摂取するためにはどうしたらよいのでしょうか?

 最近はこれら不足している単糖類を補う糖鎖栄養素のサプリメントも各種販売されています。しかし、すぐに高価なサプリメントに飛びつかず、まずは身近な素材を充実させるのがよいと思います。

 実はある意味簡単なことなのです。できるだけ多くの食材を利用した食生活を送ることなのです。特に植物系の食材を充実させましょう。

 前回も書きましたが、伝統的な日本食は非常に優れています。中心になっているのは野菜類、海草類です。タンパク質の多くは豆腐や納豆のような大豆食品が中心で、そこに旬の魚(当時庶民が買うことができたイワシ・サンマ・アジ・サバ、等々)が加わっていたのです。

 しかし、かつての日本食の調理方法は多くの方が忘れてしまっていると思いますので、比較的導入しやすいものをご紹介しましょう。

 それが最近かなり知られてきた「マクロビオティック食」です。考え方やレシピが紹介された本もかなり出版されているので、まずここから始めてみてはどうでしょうか?

 実は私もマクロビオティック食に近い食生活をしています。ただ、忙しい生活を送っていますので、毎日時間をかけて料理をするゆとりがないことも事実です。ですから簡単に実行できることは必ず実行するという考え方でやっています。

 まず最も基本的な主食ですが、これは玄米です。圧力釜を使ってだいたい3合程度炊き、いくつかに小分けして冷凍したものがいつも冷凍庫に入っています。圧力釜を使えば、玄米を炊くのも全く難しくありません。

 それからできるだけ複数の野菜類を食べるようにいつも準備しておきます。時間があるときは素材からじっくりと作りますが、毎日というわけにはいかないのでやむを得ません。


サプリメントの利用

 したがって、サプリメントのお世話にもなっています。ただ、いわゆる糖鎖食品はかなり高価ですし、含まれる栄養素も限られているので、様々な植物性栄養素を摂取しながら単糖類も摂取できるようなサプリメントを利用しています。

 といっても、錠剤のようなものではありません。今まで何回もご紹介していますが、他種類の野菜・果物・海草・ハーブ等をブレンドしてパウダー状にしたものを豆乳に入れてシェイクして飲んでいます。

 私個人はその他にもいくつか錠剤状のサプリメントも使っていますが、これらは必ずというものでもなく、他の食材で十分に摂れたなと思ったときはこれら錠剤状のサプリメントは利用しません。ただし、パウダーは毎日欠かすことはありません。

 こうした食生活の注意と、パウダーのサプリという生活はもうかなり長いこと続けています。これが私の健康法の要になっています。栄養に関することを人に話したり、文章に書いたりしている人が、見るからに不健康では信用もされませんし、もし生活習慣病になったらこれも今まで書いてきたことが説得力を失うでしょう。

 そうしたことがないようにしたいという思いは、ずっと持ってきました。そしてそれは今のところかなり成功しているようです。

 健康の維持・増進というのは長い目で見る必要があります目先の効果に飛びつくことのないようにするべきだと思います。

 今回はここまで。次回からはすこしテーマを変えてみようと思っています。
 
 
 
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最終更新日  2006年09月09日 13時03分23秒
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2006年09月08日
テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖

 糖鎖を構成する8つの単糖は次の通りでした。

    1 グルコース(ブドウ糖)
    2 ガラクトース(乳糖)
    3 マンノース
    4 キシロース
    5 フコース
    6 N-アセチルグルコサミン
    7 N-アセチルガラクトサミン
    8 N-アセチルノイラミン酸


 このうち、グルコース(ブドウ糖)が不足するということはほとんど考えられません。また、一部の極めて偏った食生活を送っている人以外、ガラクトース(乳糖)が不足している人もいないでしょう。

 その他6種類の単糖類は、かなりバランスの取れた食生活をしていない限り、不足している人がほとんどだと思います。はっきり言って、必要量のせいぜい20%~30%程度しか摂取していないと思われます。

 それでは大変ではないかと心配される方も多いでしょう。しかし、極端に心配する必要はありません。なぜなら、豊富にあるグルコースを原料として他の6種類の単糖を作り出すことができるからです。

 でも、「なあんだ、心配ないじゃない。」と完全に安心しきることはできません。なぜなら、これら6種類の単糖を合成するためには、非常に多くの酵素を合成し、ビタミンミネラルを使い、多くのエネルギー物質(ATP)を使って作り出さなければならないからです。

 本来食品から摂取できていたはずのものですから、体にとっては余計な仕事です。しかも、その製造場所は肝臓。ただでさえ酷使されている肝臓はヒーヒー言いながら馬車馬のように働いているのです。

 その結果として作られる単糖の量は、まさに必要最小限。とりあえず命を保つのに必要なだけということになります。つまり、多くの現代人の細胞の持つ糖鎖は、決して十分なものではないのです。これは正常な体の状態の場合はなんとか辻褄が合っていますが、いざ緊急事態になったときには、十分な機能を果たせるとは言い難いのです。

 つまり、60兆の細胞のキャパシティ(許容量)がきわめて小さくなっているというのが現代人なのです。昔はほとんどなかった喘息アトピー性皮膚炎のような自己免疫疾患が増加してきた時期と、食生活の欧米化が一般的になってきた時期とはだいたい一致しますが、これは糖鎖という側面からも説明できるのです。

 1977年発表のマクガバン報告で世界で最もすぐれた食事として、日本の伝統的な食生活が紹介されました。このころの食生活を見てみると、やはり野菜を代表とした植物性食品の摂取量が非常に多かったことは明らかです。動物性の食品のほとんどは魚でした。肉はごくたまにしか食べませんでした。

 私事にわたりますが、私が子供時代は、本当に肉を食べるということはほとんどありませんでした。ただし魚はアジ・イワシ・サンマ・サバなどが手頃な値段で頻繁に食べていた記憶があります。魚以外の肉類としてもっともよく食べたのは、たぶんクジラだったと思います。

 いずれにしても、植物性の食材を様々に調理して食べていたのです。そのころ、私の身の回りに喘息の人、アトピー性皮膚炎の人は皆無でした。

 こうした事実だけ見ても、植物性の食材を積極的に摂ることが大切であることがわかると思います。言い方を変えれば、多種多様な植物性の食材を使うことによって、必要十分な単糖類を摂取できるということなのです。

 ただ、同じように見えても、今と昔では素材そのものが相当に変化しています。農薬の大量使用、栄養価の低下等です。これについては、また別の機会に詳しく書くことにします。

 本日はここまでとします。
 
 
 
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最終更新日  2006年09月08日 10時19分52秒
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2006年09月07日
テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖

  ▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く
  ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き
  ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き

 以上が<糖鎖が担う機能の一端>でした。

 つまり、糖鎖は体の中における情報処理の要とも言える機能を担っており、その異常は情報処理を狂わせ、その結果様々な問題を作り出しているということなのです。

 本来ならば異常な糖鎖を持つ細胞は排除される仕組みになっているはずです。しかし、異常とまではいかなくても、体全体の細胞の糖鎖の働きが不十分になっているために、異常な糖鎖を見分ける力が弱まっているということがあり得ます。

 一つの細胞には500~10万程度の糖鎖が林立しています。高倍率の顕微鏡で見れば、まるで羽毛のように細胞膜全体を覆っているのです。


脂肪酸を例のとってみると…

 細胞膜が様々な脂肪酸でできており、摂取する脂肪酸が偏っていたり、過度のダイエット等で脂肪酸そのものの摂取が不足していたりすると、細胞膜の機能が落ちるということはご存じだと思います。

 例えば、DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳細胞の構成要素として非常に重要であることがわかっています。現在の食生活で不足しがちなDHAを補うことで、頭の働きが向上することはすでに常識となっていますね。

 またリノール酸等のオメガ6の脂肪酸ばかり摂取していると、細胞膜の健康度が落ちることもわかっています。やはりオメガ3の脂肪酸は必須なのです(DHAはオメガ3です)。

 このように、食品から脂肪酸をバランス良く摂取するだけでも、60兆の体細胞の元気度が向上します。同様のことが、糖鎖にも言えないでしょうか?


糖鎖原料を補う

 前回も書きましたが、糖鎖はまだ研究が始まったばかりの分野で、基礎研究の段階のものがほとんどです。しかし、もちろん、糖鎖の原料である単糖の摂取と各種疾病との関連も研究されています。

 私の知る限り、現時点でそれによって医薬品が作られるというところまではいっていないのではないかと思います。しかし、単糖の摂取と疾病の改善との関連についてはかなり研究されているのも確かです。

 日本は糖鎖に関しては最先端を行く国ですが、この分野に関してはむしろアメリカの方が進んでいるようです。糖鎖を補う食品の開発に関しては、アメリカの方がずっと進んでいます。もっとも、最近になって日本でもそうした食品を販売する会社が増えているようです。

 さて、このテーマの記事の第一回目(8月29日)に糖鎖を構成する8つの単糖をと紹介しました。再掲します。

    1 グルコース(ブドウ糖)
    2 ガラクトース(乳糖)
    3 マンノース
    4 キシロース
    5 フコース
    6 N-アセチルグルコサミン
    7 N-アセチルガラクトサミン
    8 N-アセチルノイラミン酸


 これらの単糖類は基本的に食品から摂取できますが、中には摂りにくいものもあるのです。もし日常の食生活の中で特定の単糖の摂取が不足したりほとんど摂取できなかったりすると、問題が起きることは十分に考えられますね。

 もし、外食お多いとか、とりあえずカロリー摂取が中心のものとなっていたり、肉食中心で野菜の摂取が不足していたりと、栄養摂取に問題がある場合、あなたの単糖の摂取が偏っている可能性が高いでしょう。

 それによって、体細胞全体の糖鎖の状態が不十分な状態になっていることは十分に考えられます。

 続きは、次回にしましょう。
 
 
 
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最終更新日  2006年09月07日 14時51分00秒
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2006年09月04日
テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖

 <糖鎖が担う機能の一端>をもう一度見てみましょう。

  ▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く
  ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き
  ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き

 3番目に書いた「細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き」について考えてみます。

 体の中では様々な情報が行き交っています。その中でもっとも直接的な情報伝達方法が神経を使う情報伝達であることは間違いありません。神経を利用すると、素早く確実に必要なところに情報を伝達できます。そのスピードは、感覚的には一瞬とも言えるものです。

 この神経の機能は優れてはいますが、これだけでは情報伝達としては不十分です。例えば複数の箇所に一度に情報を伝達したい場合はどうしたら良いのでしょうか?そうした情報伝達方法として最も有効なのがホルモンです。

 食事をすると膵臓からインスリンというホルモンが出てきますね。このインスリンによって、60兆の細胞はグルコース(ブドウ糖)を取り込むドア(チャンネル)を開くことができます。こうしたことは神経では不可能です。

 さて、インスリンが来たことを細胞はどうして検知するのでしょうか?

 そうです。細胞表面にある糖鎖の中にインスリンを検知するアンテナの働きをするものがあるのです。これをインスリンレセプター(受容体)と言います。

 もしこのインスリンレセプターが何らかの理由によって十分に機能しなければ、インスリンがあってもそれを受け入れるチャンネルが開かないことになります。もうおわかりになったと思います。これが糖尿病の原因の一つ(原因は他にもありますが)です。

 さて、ホルモンの他にも重要な働きをしている体内物質があります。それがサイトカインです。サイトカインは一般にはまだあまり知られていませんが、ホルモンと同等以上に重要な機能を持っています。

 ここではサイトカインについて詳しく書くわけにはいきませんが、代表的なものに、インターフェロン(IF)、インターロイキン(IL)、TNF(腫瘍壊死因子)などがあります。

 これ以外にも植物から摂取する様々なファイトケミカル(phyto chemical)も重要な働きをしています。

 そして、これらの情報を一手に引き受けているのが糖鎖で作られた多種多様なレセプター(受容体)なのです。どうでしょう。糖鎖というものが、ある意味体内の情報伝達の要(かなめ)とも言える位置にあることがわかると思います。

 レセプターは体内情報をキャッチするだけではありません。体外から入ってくる多種多様な物質を見分け、受け入れるもの、排除すべきものを判断するという重要な仕事をしています。

 また、体内で作られる有害なもの変異した細胞や寿命の来た細胞を検知します。そしてその情報は免疫細胞等に伝えられ、処理に回されるのです。

 つまり、糖鎖は免疫機能の要ともなっているのです。

 このように、糖鎖はちょっと挙げただけでも恐ろしく重要な機能を担っています。それだけに、糖鎖の異常が体内部の様々な不調に結びついていくであろうことは、容易に想像できると思います。

 今回はここまでとします。




最初に書いた機能ですが、この機能があるからこそ、組織が
一体となって働くことができるのです。つまり単に自己の細胞というだけでなく、自分がどんな組織の細胞なのかということも糖鎖に示されているということですね。

 それではガン細胞はどうなのでしょう。ガン細胞は際限なく増殖するということがまず大きな特徴ですが、もう一つの特徴は転移です。転移して元々の自己の組織とは異なった組織で再び増殖を始めるわけです。

 本来なら異なった組織の細胞は受け入れないはずの他の組織の細胞がガン細胞を受け入れてしまう。なぜ正常細胞が自己とは異なる多細胞を受け入れてしまうのでしょうか?ここに転移の秘密が隠されていそうです。

 ガン化した細胞は当然DNAが変質しているわけですが、この変質したDNAが正常な細胞なら当然持っているはずの糖鎖を変質させてしまうのです。さらに、正常な細胞の糖鎖を変質させる酵素が作られ、その結果転移が可能となるのです。

 DNAの変質→自己細胞の糖鎖の変質+多細胞の糖鎖を変質させる酵素の合成

という糖鎖を中心とした変化が癌の進行と転移を促進しているのです。


 糖鎖は非常に重要な働きをしているわけですが、一面細胞外の環境に影響を受けやすいのです。糖鎖の先端についているわずか一つの単糖によって血液型が決まるように、何らかの酵素の働きで糖鎖が変質させられるということは十分に考えられるのです。

 現在生化学の分野で糖鎖が最も人気のある研究分野である理由は、ガンに限らず多くの病気で糖鎖の異常が見られることがわかってきたからです。


 ところで、糖鎖の異常が様々な病気に関係していることはわかりましたが、その糖鎖異常をどのように正常化していくかという点ではあまり研究されていないのが現状です。まだまだ糖鎖は基礎研究の段階と言えます。

 では私たちはどのように対処したらよいのでしょうか?座して、糖鎖異常を放置するしかないのでしょうか?これについてはこれから少しずつ書いていきたいと思います。

 今回はここまでとします。
 
 
 
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最終更新日  2006年09月04日 16時44分45秒
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2006年09月03日
テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖

 前回<糖鎖が担う機能の一端>をご紹介しました。

  ▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く
  ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き
  ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き

 最初に書いた機能ですが、この機能があるからこそ、組織が一体となって働くことができるのです。つまり単に自己の細胞というだけでなく、自分がどんな組織の細胞なのかということも糖鎖に示されているということですね。

 それではガン細胞はどうなのでしょう。ガン細胞は際限なく増殖するということがまず大きな特徴ですが、もう一つの特徴は転移です。転移して元々の自己の組織とは異なった組織で再び増殖を始めるわけです。

 本来なら異なった組織の細胞は受け入れないはずの他の組織の細胞がガン細胞を受け入れてしまう。なぜ正常細胞が自己とは異なる多細胞を受け入れてしまうのでしょうか?ここに転移の秘密が隠されていそうです。

 ガン化した細胞は当然DNAが変質しているわけですが、この変質したDNAが正常な細胞なら当然持っているはずの糖鎖を変質させてしまうのです。さらに、正常な細胞の糖鎖を変質させる酵素が作られ、その結果転移が可能となるのです。

 DNAの変質→自己細胞の糖鎖の変質+多細胞の糖鎖を変質させる酵素の合成

という糖鎖を中心とした変化が癌の進行と転移を促進しているのです。


 糖鎖は非常に重要な働きをしているわけですが、一面細胞外の環境に影響を受けやすいのです。糖鎖の先端についているわずか一つの単糖によって血液型が決まるように、何らかの酵素の働きで糖鎖が変質させられるということは十分に考えられるのです。

 現在生化学の分野で糖鎖が最も人気のある研究分野である理由は、ガンに限らず多くの病気で糖鎖の異常が見られることがわかってきたからです。


 ところで、糖鎖の異常が様々な病気に関係していることはわかりましたが、その糖鎖異常をどのように正常化していくかという点ではあまり研究されていないのが現状です。まだまだ糖鎖は基礎研究の段階と言えます。

 では私たちはどのように対処したらよいのでしょうか?座して、糖鎖異常を放置するしかないのでしょうか?これについてはこれから少しずつ書いていきたいと思います。

 今回はここまでとします。
 
 
 
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最終更新日  2006年09月03日 14時30分56秒
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2006年09月01日
テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖

 前回はの免疫機構の目を逃れてガンが増殖するケースとして、免疫機構が間に合わないほど多くの変質細胞が生まれた場合を考えました。その原因として考えたのが、持続的かつ強いストレスでした。

 今回は別のケースを考えてみましょう。

 それが糖鎖の異常です。現在生化学の学術論文の半数以上が糖鎖がらみであるということからもわかるように、今までどうしてもわからなかった様々な現象が糖鎖によって解明できることが数多くあり、多くの研究者が注目しているのです。

 まず、現在糖鎖異常が原因あるいは関係していると考えられている疾病は非常に多く、その中には当然ガンも含まれているのです。

 少し前にABO型の血液型も糖鎖によって決定されていると書きましたが、今日はもう少し具体的に説明しましょう。

 まずO型が基本と考えてください。このO型の糖鎖にN-アセチルガラクトサミンが一つついているのがA型ガラクトースが一つついているのがB型です。AB型はN-アセチルガラクトサミンとガラクトースが両方ついています。

 はっきり言って、これだけの違いです。しかしこのわずかな違いで血液型を間違えた場合の輸血は人の生死に関わる問題となってくるのです。

 このように、ある糖鎖のわずか一つの単糖の違いでその働きは全く違ってきてしまうのです。一つの細胞にはその働きによって500個~10万個の糖鎖が羽毛のように細胞膜上に生えています。

 そのわずか一つの糖鎖が異常を起こすことによりその細胞は変質細胞となってしまう可能性があるのです。細胞内の核に守られているDNAはそう易々とは外からの攻撃を受けることはありません。

 しかし糖鎖は細胞の外側をびっしりと被っているのです。当然外からの攻撃に常に曝されているのです。活性酸素はもちろんのこと、バクテリアやウイルス、変成したタンパク質、様々な毒素、有害な金属類などが常に細胞膜上の糖鎖を攻撃します。

 もちろん、こうした異常糖鎖を持つ細胞がすべてガン細胞になるわけではありません。糖鎖には以下のような様々な働きがありますが、これらの働きがきちんと行われないために起きる疾病も非常に多いのです。

       <糖鎖が担う機能の一端>

  ▲同じ組織の細胞同士の連結器として働く
  ▲自己の情報を伝える情報装置としての働き
  ▲細胞外の様々な物質を見分けるアンテナとしての働き


 同一の人の異なる組織をバラバラにして混ぜても、時間が経つと組織ごとにまとまってきます。これも糖鎖の働きです。

 血液型は自己の情報を伝えるものでしょう。

 アンテナが確実に機能していれば、自己と他をきちんと区別できます。そうすれば、いわゆる自己免疫疾患(アトピー性皮膚炎、喘息、膠原病、等々)も起きないはずなのです。

 今回はここまでとします。
 
 
 
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最終更新日  2012年04月11日 15時30分03秒
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2006年08月30日
テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖

 糖鎖が8種類の単糖の組み合わせでできあがっており、それによってできる情報は天文学的な数になるということを前回書きました。

 それではなぜそんなに多くの情報を扱える構造をしているのでしょうか?それは、糖鎖が担っている働きと大きな関係があるからです。

 糖鎖の働きの中でも最も重要と思われるのは、自己と他を見分ける働きでしょう。自らの細胞には、自己であるという様々な情報が糖鎖に刻みつけられています。

 よく知られたものとしてはABO型の血液型(O型、A型、B型、AB型)が挙げられます。この血液型の違いはごくわずかな単糖の違いです。しかし、そのわずかな違いを私たちの細胞は検知しています。

 同じ血液型なら受け入れますが、血液が異なれば他と見なして受け入れません。受け入れないばかりか、それを排斥しようとします。

 もちろん、体の中には様々な物質が入ってきますから、それらをすべて排除しているわけではありません。それを受け入れるか受け入れないかは、たぶん長い進化の歴史の中で決定されいったのではないかと思われます。

 他を見分ける糖鎖の力があるからこそ、体外から有害な病原体や有毒物質が入り込んできたときに、それをキャッチし適切な対応ができるのです。

 実はこの他を見分ける糖鎖の力は、体外から侵入したものだけに働くわけではありません。変質した細胞(例えばガン細胞)をキャッチすることもできるのです。

 今日はもう時間がありません。短いですが、ここまでとします。
 
 
 
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最終更新日  2006年08月30日 15時54分47秒
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2006年08月29日
テーマ:糖鎖(9)
カテゴリ:糖鎖
 前回まで「ガンを発症させないために」というテーマで10回ほど書いてきました。実は、今回のテーマもガンと大いに関係があるのですが、その他の病気との関連も多いので、とりあえず題を変えました。

 さて「糖鎖」については以前かなり詳しく書きましたが、時間も経ったので、もう一度復習しておきましょう。

 「糖鎖」とは細胞膜上に浮かんでいる主にタンパク質の外側の先端についている「単糖が組み合わさったもの」です。糖鎖を構成する単糖は以下のように8種類あります。
    1 グルコース(ブドウ糖)
    2 ガラクトース(乳糖)
    3 マンノース
    4 キシロース
    5 フコース
    6 N-アセチルグルコサミン
    7 N-アセチルガラクトサミン
    8 N-アセチルノイラミン酸

 少し脇道に入ります。DNAリン酸でできている2重らせん構造をしています。そのらせん橋渡しをしているのが4種類の塩基(アデニン=A、チミン=T、グアニン=G、シトシン=C)の4種類、です。4つの塩基はそれぞれ組む相手が決まっていますAとTGとCです。例えばAとGが組むことはありません。

 この塩基対の配列が遺伝情報になるのです。人の塩基対は約30億個あると言われています。そして、あらゆる生命活動で、このDNAのデータが使われているのです。

 様々な生計活動の基本になるのが酵素ですが、この酵素も当然DNAのデータを参照して作られるのです。

 糖鎖の話をしていたはずがいつのまにかDNAの話になっていると感じた方も多いでしょう。実はDNAの話をしたのは、わずか4つの塩基の配列が膨大なデータを作っていることをまず理解していただきたかったからです。

 その上で、8種類の単糖が自由に組み合わさることによってできている糖鎖がいかに天文学的な情報を表しているのかを理解して欲しいのです。

 いわゆる「ヒトゲノム」の解読によって人間の設計図が明らかになりました。この計画が始まった頃は「ヒトゲノム」の解読は様々な病気の原因解明と治療に大きな前進をもたらすであろうとの観測があったのですが、ことはそう簡単ではなかったのです。

 その理由が糖鎖です。糖鎖についての研究が本格化してからまだそれほどの年月は経っていません。ただ糖鎖の解明がなされない限り、様々な病気の原因解明や治療法の確立は難しいということだけははっきりしてきました。

 あのノーベル賞受賞者の田中耕一さんも「次は糖鎖だ!」と言っていますし、今生化学関連の学術論文の半数以上が糖鎖がらみであることも事実です。

 もちろんガン糖鎖との関連で相当研究されています。その意味からも、糖鎖」について正しい知識を持つことは大切だと思います。

 今日はここまでとします。

 このところ私事でかなり忙しく、毎日の更新が難しいことがあります。できる限りは穴を開けないように努力しますが、現実的に難しいときもあります。その際はどうぞご容赦下さい。
 
 
 
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最終更新日  2006年08月29日 19時39分08秒
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