【医療かわらばん】 生体膵島移植 05年1月に実施 京大病院で世界初
糖尿病患者の生体移植が承認された。これがうまくいけば腎臓移植のように、増えていくのかな?臓器提供者が増えない限り、生体移植をするしかない。健康な体にメスを入れるのには抵抗がある。一人の人から臓器提供をして貰えれば、4,5人の命が救われる。そして故人の臓器がまた生き返ることが出来る。きっと、臓器をもらった患者は「感謝」でいっぱいで、その臓器を大切にすると思う。私もそう思うから。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ <生体膵島移植>05年1月に実施 京大病院で世界初 京都大・医の倫理委員会(小杉真司委員長)は20日、体内でインスリンが作れない重い糖尿病の20代女性患者に、50代の母親から外科手術で膵臓(すいぞう)の一部を取り出し、インスリン分泌組織「膵島(ランゲルハンス島)」を分離して点滴の要領で移植する世界初の生体膵島移植を承認した。来年1月にも京都市左京区の京大病院で実施する。 医の倫理委は昨年10月、移植の実施自体は既に承認している。移植を申請した京大病院臓器移植医療部によると、患者は幼児期に病気で膵臓を半分摘出し、膵炎を繰り返した。現在は膵臓が機能せずインスリンを作れない「膵性糖尿病」で、インスリン注射に頼り、頻繁に低血糖発作を起こし意識がもうろうとする重い病状という。 移植手術では、健康な母親から膵臓の約50%を摘出。膵島細胞のみを分離し、門脈から点滴の要領で注入し、肝臓に定着させる。【野上哲】(毎日新聞)