テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:療育と構造化
ある同じ自閉症児をもつ母親に、こういわれました。
「養護学校に行くのは、障害が重い軽いではなく、 集団になじめるか?なじめないか?だよね」 そう~か~。 私もそう思った。 げんは集団に入ると途端に不安になり、 高いところを見つけて、登り始める。 松風園でも最初そうだった。 げんは不安が強い子。集団は苦手。 養護学校が妥当だな。 でも、最近、他の子供と遊ぶようになった。 松風園の中だけだと思いきや、養護の体験に行ったときも お友達と遊ぼうとしていた。 もちろん、他の子もほとんどが自閉症なので、 一緒に遊ぶ事はない。げんがよっていくだけで、 逃げてしまうのだ。 たぶん、実際、養護に入学してからもそうだろう。 いっしょに遊ぶ事はない。 それなら、特学に入れたほうがよかったのか? そしたら、交流でみんなと一緒に遊べたかもしれない? でも、「行事は必ず参加してもらいます。」 という校長先生の言葉が気にかかる。 泣き叫んでも、教室に戻れない。 炎天下で、騒がしい運動会も、最初から最後までじっと 座っていなければならない。私はそれを3年間見ていた。 たぶん、げんにはそれは無理だろう。 養護なら、行事の途中で入退出が可能だし、 カードを持って歩く事も許される。 私たちの選択はあっていたのか? まだ、疑問である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/02/12 07:08:45 PM
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