テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:カテゴリ未分類
げんはとってもいい子です。
私がげんを「自閉症」と知る前から クレーンや具体物などを使って意思表示してくれたし 人の顔を見て、感情を読み取り? 怒っているときは背中をぽんぽんと叩いて 「まあまあ」となだめてくれている様。 泣いているときは、ハンカチを持って 「大丈夫?」という顔をして、涙をふき取ってくれる。 とってもいい子だあ~ 兄弟の中で一番!と思うんだけど・・・ げんは、今でこそ「バイバイ」と手を振ってくれるようになったが 昔は、本当に分離するのが大変で 松風園の中でも、入って1週間はいっしょに給食食べていました。 他のお母さんは分離して、お母さん同士でごはん食べていたのに。 はじめての場所は”不安”が強くて全然入れない。 はじめての道は歩けない。もちろん預けるのだってままならない・・・ しかし、同じ自閉症といわれても (多少の認知の違いがあるが)すんなり分離できる子もいる。 ママなんて、いてもいなくてもいいような。 「げんちゃんは認知が高いのよ」と言われたけど・・・ 「ママはお弁当」というカードを作って何度も言い聞かせた。 TEACCH研に行くときも 「ママはお勉強」と言うカードを作って言い聞かせた。 この夏プールに行くようになると なぜかパパと行くときに限り、家に着くなり号泣! 「なぜ?」と思ったけど 「1.プール 2.おうち」とスケジュールを書いたら 泣かなくなった。 カードつくればいいんじゃん。 スケジュールみせればいいんじゃん。 って思うかもしれないが・・・ わたしではない人間が、そのことを軽く感じて 手間を省くと、すごいパニックになったりする。 でも、そんなことしなくても大丈夫な自閉症児もいる。 「これって・・・損した気分」 「なんでうちだけこんなんなの?」 って思う事もしばしば。 日曜日、子供達といっしょに仮面ライダー響を見ていた。 響さんが少年にこういうのだ。 「なんで自分だけ。って思うかもしれない でも、それが現実なんだ。受け入れなきゃいけないよ。」 って。そうだなあ~これが現実。これが私の日常。 少しの手間で、なんでもない日常が手に入る。 すぐにはできなくても、1年したらできるようになることもたくさんある。 認知が上がると、今までなんでもなかったようなことが できなくなり、大変になったりする。 でも、それは私自身のこと。 げんは、もっといろんなことが見えてきて いろんなことができてきて すごく楽しいのかもしれない。 がんばろう!がんばんなきゃ。 でも・・・ ちょっと愚痴ってもいいかな? 世の中不公平なことばかりだよね? そう思わない? たくさんの不公平、不幸の中に ちょっとでも幸せがあるとすごくハッピーになれる。 そのハッピーを信じて、今日もがんばろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|