げんきはうす

2006/03/03(金)11:18

障害は治らない

療育と構造化(150)

「お母さん、自閉症というのは脳の障害で 障害は一生治らないんですよ。」 私は松風園に入園してこの言葉を言われた。 確かに、最近のげんは発語もして いろいろなことができるようになって いろいろなことがわかるようになってきた。 しかし、自閉症が治ることはない。 発達の遅れは取り戻せない。 だって、脳の作りが違うんだから。 脳が損傷しているのではなく もともとが違う。 しかし、こんなに成長すると まわりは期待をしてしまう。 昨日は校外学習だった。 げんは切り替えが悪く 大変だったようだ。 遊びが終われなくて 無理やりバスに乗せられた。 しかし、そんなことをするとあとでとても引きずる。 1年前はスケジュールを用意してもらっていたようだが 今はあまりカードも使っていないようだ。 げんは成長したのだが げん自体はそのままなんです。 状態が悪いときには 無言でカードやスケジュールを渡さないと やっぱりだめ。 遊びが終われないときには前もって「おわり」カードを 渡しておかなくてはだめ。 ということを先生に伝えました。 先生も大変だよね。 自閉症の子は進むことよりも 戻ることが多い。 1度できるようになったことも できなくなったりする。 そういうもんなんです。 でも、そういうとこを考慮していけば どんどん彼らなりに成長はする。 普通の子とは全然違うけど。 それは親である私がまわりに伝えつづけなくては。 と今日感じました。

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