げんきはうす

2006/04/17(月)13:45

過小評価

療育と構造化(150)

私はたまに、げんを過小評価してしまう・・・ げんは今、ほとんどウエストがゴムのGパンをはいている。 しかし、もうサイズが120cmを超えるので Gパンもウエストが全部ゴムというのは あまりない。 しかし、大人になってもジャージというのが少なくない自閉症の人たち。 げんはまだ練習すればGパンくらいはけるかな?とか いや、探せば全部ゴムのGパンくらいあるかもしれないとか いろいろ考えた。 お店をいろいろ回ったりもした・・・ けど、やっぱり普通のGパンが主流。 ホックとチャックの複合技だが がんばって教えるか。 と決心して とりあえず、げんがどこまでできるか 評価しよう!と思い、 いとこのお古のGパンをはかせた。 しかし、これがびっくり! 普通にはくのです。 ちゃんと手元をみて。 「えっ?なんで?」 げんは、はじめてのことを教えるのは本当に大変で 手順書をつくったりなんだりとしなくてはいけないのに・・・ どうやら、学校でズボンをよく汚すので 学校に何本かズボンを置いておいてください。 と言われた。しかし、ズボンの数があまりなかったので とりあえず普通のズボンを渡し 「まだちゃんとはけないのですが・・・」 と言ったところ 「大丈夫ですよ。これも練習ですから。」 と言われた。 げんは私が知らないところでホックとチャックの練習をして もうクリアーしていたのだ。 なあんだ。取り越し苦労でした。 子供って、知らないところで成長していくのは 定型発達の子だけだと思っていたけど げんのような子もちゃんと成長するんだね。 うれしいなあ。 そして、先生方に感謝感謝です。

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