カテゴリ:療育と構造化
げんは、小さな頃から他の子と全く違う子でした。
大きくなればなるほど・・・ 3歳児くらいまではちょっとおとなしいくらいの子だったんだけど やはり5歳児くらいは超ピーク。 今はだいぶ普通の子っぽいとこもでてきましたが・・・ やはり基本的に脳が違うので普通の子にはなれません。 っていうか?なれなくてもいいんだけど・・・ げんは発語もなかったし 激しいし、奇声も発するし とうてい普通の子とは交われない感じでした。 同じ松風園の中でも 軽度の女の子に「こわい!」「気持ち悪い!」「あっちいって!!」 などは毎日のように言われていました。 まあ、仕方がないよね。 自分も同じ障害で同じ脳だということは 親でさえ受け入れていない人が多かったから げんは影でいろいろ言われていたのかもしれない。 私は、その時に思った。 「やっぱ見た目も大事だよね?」 なんて親だと思うかもしれないけど 大きくなってもいつもジャージ姿で どこでも奇声を発していたら やはり見た目が悪い。 ご飯食べるのだってどこでも手づかみで食べていたら みんな嫌な顔で見るよね? 当然だと思う。 だから、げんにはジーパンなどでこぎれいな格好を (外では)してもらうようにして (帰ってくるとそっこうジャージに履き替える) 食事も外でできるようにと これで練習中。これが結構上手。 いずれはこれ に移行していくつもり。 電車だって、なんで乗りたがらないかというと 「電車の中では静かに」 がやはりちょっとまだ辛いから。 でも、これは最初が肝心! ちゃんとルールは守らなきゃね。 いつか・・・ 「うちの子はこういう子なんです。 それを受け入れてもらわなくては!!」 って学校に訴えているお母さんがいたけど 学校では受け入れてもらえても 社会では受け入れてもらえない。 悲しい現実なのだ。 この前、げんは兄弟の付き添いで 小児科(行き慣れている)に行った。 いつもなら「うーうー」言ったりしているので すぐ障害児とわかるのだけれども 今回は普通にしていたし、ちゃんと待てていた。 でも、帰り際、おもちゃでもっと遊びたかったのだろう 「おうち、かえります」と私がいうと すごい勢いで 「やーだ!やーだ!」 と言って私を突き飛ばそうとした。 そこでやっとまわりがげんの障害に気づいた様子でした。 これはある意味進歩だよね? このままどんどんまわりに溶け込んでほしい母でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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