2007/10/01(月)13:40
げんって結構・・・
げんは養護学校の3年生。
学区の特学にも養護にも合わず
車で往復2時間の養護に通ってはや3年目。
実は松風園の卒園時の母として
進路に悩める今の松風園のママたちに
お話をしにいくことになりました。
私は2回目。
1回目はげんが養護の1年のときに呼ばれました。
私は、何を話そうかな?
とかいろいろ考えていたんだけど・・・
ママたちの学校に対する着眼点と私のとでは
かなりズレを感じました。
確かに学校の雰囲気とか先生とかの話を聞きたがるんだけど
でも・・・
遠いのは論外なのです。
毎日車で往復2時間、つまり子供がいない間の4時間は移動なわけで・・・
みんなこの話をするとげんなりして
それだけでうちの学校を候補から外すのです。
そうだよね~
松風園は私がいたときでも年長では月1回母子通園で
(バスなので)8時半~2時半までは子供は母と別れます。
つまり、6時間は母の時間になるわけです。
今現在と言えば、私は2時間くらい家にいられればいいほうで
半日のときは家に帰れません。
確かに母の負担は大きい。
でも・・・
高校までのスタンスで考えると
何年後とかに変わる学校、環境、先生。
それだけでも辛いのに
クラスメイトも変わる。
通学路だって、優秀な子ならいいですが
うちのげんは中学から駅から歩かせても
通学路を憶えるかどうか?
ちょっと不安。でも12年あれば
もしかして、最終的には電車に乗り、駅で別れて
そこから一人で登校できるかもしれない。
通学は日常なので付き添う方は本当に大変だと思う。
でも、「通学も療育!」と、私の尊敬するお母さんが言っていました。
私も、そう思います。
現にげんは自動改札もひとりで通れるようになったし
途中の買い物もひとりでできるし
歩くのだって早くなったし
普通の傘もさせるようになったし。
障害が重いからと言って
あきらめずに、なんでもやらせていたのは
意味のないことではなかった。
同じ養護に通う、同じクラスのお友達。
言葉もでていてげんよりずっと優秀。
文字だってかける。
私はいつも「すごいね~」「いいなあ~」
といってばかり。
結構凹むけど、今日は違った。
「パジャマのボタン4つをかけるのに1時間かかる」
「傘がさせない」とぼやいていたよ。
げんはボタンは得意だし、Gパンのチャックも上手にできる。
食器も洗えるし、お風呂そうじだった。
なあ~んだ。げんも結構成長しているじゃない?
でも・・・
松風園に行くのちょっと躊躇するなあ。
聞かれたことに素直に答えればいいのかな?
頼んできた先生はげんの担任だった先生だから
がんばって、行って来よう!