保育ソーシャルワーカー(保育相談支援の専門家)岸本元気の『親と子のこころを育てる50の方法』

2007/01/19(金)14:35

そうじ時間の後にこそ こどもたちの関係がみえてくるのです

いじめのシグナルをみつける 17の方法(小学校の先生編) その2  そうじ時間の後にこそ こどもたちの関係がみえてくるのです そうじ時間・・・ そして そうじ当番・・・・ こどもの頃は あんまり好きではありません・・・僕もそうでした(笑) そうじ時間 先生は その掃除をしている風景をみながら注意したり指導したり どの先生もがんばっています そうじ時間 じつは  その時間は 先生は いない方がいいのです 先生が見なくてはならないもの それは そうじの後です そうじの終わったあと  ゆっくりと教室をまわってみるのです ふと 気づくことがあります ある子の机だけ なんだか すごく汚れていたり ある子の机の下に  ゴミが固まっていたり せっかく そうじをしているはずなのに・・・ そうじ当番の子は 必ず 自分の周りや自分の机は きれいにするものです でも そうじ当番以外の子のまわりを よくみると そこには  こども同士の関係が 浮かび上がってくるものです 1回目は 注意する必要は ありません 先生が その子の周りのゴミを拾ってあげればいいのです 指導するのではなく  こころに記憶しておくのです そして また 翌日 のそうじの後  確認してみることです 街でゴミをぽい捨てする人も   それは 自分とは 直接関係がないから できるのです こどもたちの関係も 同じものです ゴミは 関係 です ゴミを見れば  そして その人のゴミの捨て方をみれば きっと 見えてきます そこには その人の気持ちや  他人への思いが隠されているのです                             (げんき)

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