保育ソーシャルワーカー(保育相談支援の専門家)岸本元気の『親と子のこころを育てる50の方法』

2007/06/07(木)08:08

「寄り道」が「新しい世界」を 教えてくれるものです★★

いつもとは違う道 学校の帰り道・・・こどもたちは いつも「新しい道」を探しています 「ちょっと あっちから帰ってみよう」 そう 寄り道です いつもの風景に見飽きてしまって もしかしたら こっちに なんかあるかも・・ 友達と一緒の時などは よく起こりうることです 寄り道   これは 「直感」です もちろん 計画的に寄り道する場合もあります 友達の家に寄るから  あそこでゲームするから  あそこの 子犬 見たいから でも 基本は 「直感」です 寄り道の中心にあるのは 「何かあるかもしれない」 です そこには 期待感とワクワク感  今まで見たことのないものとの出会い 隠れているものです 「昨日 公園の裏道 通ったら こんなにでかい クワガタ見つけた!!」 なんて ときに 宝物に 出会います 新しい道には そんな宝物との出会い  ワクワク感や期待感があふれています でも 最近は 防犯的な問題や 予期せぬ事故など こどもたちを取り巻く環境の変化から 「寄り道」も 難しいものになってしまいました 寄り道したい こどもたち 寄り道は 危ないと唱える 大人たち 方法は ただひとつ 「新しい道」を「ルート化」してあげることです 下校ルート 1、2、3 みたいなもの そんなのがあってもいいのかなあ と僕は思っていますが・・ こどもたちを ゆっくり見つめてみると 動く世界が とても小さく そして 規則的になっています そこから そこまでの往復 こどもと大人の世界は だんだん 同じような世界になっている そんな気がします                         (げんき)

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